2025-09-07

フランスバカンス便り2025


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Bonjour 

地域密着型「マイノリティとして生きる、普段着のフランス」へようこそ

フランスで起業、日本の町工場経営の経験を生かし、リヨン近郊サンテティエンヌでフリーランスのエンジニアとして活動しています !


ボンジュー(ルは言わない♡) 
🇫🇷フランスからこんにちは!

久しぶりの投稿です。
定番のバカンス投稿ですが、2025に過ごしたバカンスと写真を簡単に紹介します。
写真は自分がはまっている一眼レフのアマチュア作品となります!
毎年恒例の海と山にそれぞれ一週間を過ごしたのですが、今年はイレギュラーがありました。
妻がこの夏休みに日本に帰省したため、家族三人で過ごすバカンスとなりました。
高校生の娘と中学生の息子を引き連れてワンオペバカンスです。

何がワンオペって、長期滞在用にレジデンスをまるごと借りる恒例の「節約滞在」なので三度の飯と洗濯は私の仕事となるわけです。

1 海水浴 Le Barcarès


そんな異例のバカンスをこれまた毎年必須の「海」で過ごしたのですが、海は至って快適、地中海独特の白い砂、透明度の高い海水、遠浅で沖の消波堤(人口の島)まで歩いて行けるほど。


そんなバカンス最終日に、フランス過去一レベルの山火事が近隣で発生。空は煙で覆われ、灰は降り注ぐ。レジデンスのプールも灰だらけ。その翌日が帰路だったのですが、朝から高速道路は封鎖、県道は大渋滞。友人の家に寄ってランチをごちそうになってから帰るはずが、その60㎞先の場所まで近づけず。
結局10時間近く車の中で過ごし、60㎞先の友人宅に着いたのは夜9時。
ランチでは無く夕ご飯をごちになり、そこから夜通し500kmを走りきり、早朝に無事帰宅!「異例」と「トラブル」の海バカンスとなりました。
ビーチでの朝日 空に漂うのは山火事の影響の煙
ILCE-6700 10-18mm F2.8 DC DN | Contemporary 023 18mm ƒ/22.0 3.2s ISO 100

望遠での一枚 肉眼では認識できなかった風力発電のプロペラが映り込んでいる
ILCE-6700 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary 020 130.1mm ƒ/18.0 1/1000s ISO 100

2. 友人家族と過ごす山バカンス(Les Alpes)

妻不在の「異例」バカンスなのですが、翌週は山。
こちらもコテージを借りて三食の給仕と洗濯でワンオペ、となるはずが日本から友人家族が来ることになり、ワンオペは避けられてなおかつ、7人という賑やかな所帯となり、これまで経験できなかった楽しい滞在となりました。
モンブランを見ながら過ごすSaint Gervais les Bainsの山奥のコテージに滞在し、色々な方法で山を堪能しました。

コテージ前面の山から登る日の出

・ハイキング

登山鉄道で標高2000㍍まで登り標高1500付近のコテージまで下りながら帰るコース


標高2000㍍を行く
第三軌条が目を引きます

モンブランの永久凍土に向かって登るような山岳鉄道
車両をご覧いただけるであろうか?

Mont Blancを背に、山の尾根を歩く絶景ルート

週末に登る予定の3842㍍の展望台と塔

・Aiguille de midi モンブラン展望台

「Ensemble」
Chamonix 国鉄駅 背後のアルプスの稜線が見事

モンブラン山頂の前面に位置する、その頂き3800㍍に達する展望台までケーブルカーで登ります
短時間で登るため、高山病のリスクがありながら、しかし観光名所の一つ
お値段は可愛くなく(150€/per)、荒天や霧でも予約通り登らなければならないのですがこの日は快晴 朝9時40分から1時間ほどかけて頂上まで登りま
す。

黒い点のケーブルカーと頂上の塔と展望台が一応解像してます

展望台到着 快晴 360°のパノラマが楽しめました
この展望台からモンブラン山頂を目指すアルピニスト達



若干雲がかかっていますが、目の前のこの頂上が Mont-blanc 4300m


きりたつ特徴的な岩盤の稜線が展望台から目の前に望める

3. Paris

友人家族の願いで最終日にパリを訪れるプラニングで1日だけ行ってきました。私の子供達は10年近く住んでいますがパリに行くのは初めて!
エッフェル塔と凱旋門、シャンゼリゼ通りを流すというオボノリサン観光をしてきたのですが、カメラマン目線の写真を紹介します。

エッフェル塔 見上げ 広角ならではの迫力
ILCE-6700 10-18mm F2.8 DC DN | Contemporary 023 18mm ƒ/4.5 1/80s ISO 100

凱旋門の昇降階段
ILCE-6700 10-18mm F2.8 DC DN | Contemporary 023 18mm ƒ/3.2 1/20s ISO 160

こちらは写真評価サイト1x.comでAWARDを頂きました
踏み面の鉄の質感が気に入っている一枚です

「Other side」
凱旋門の展望台から見たシャンゼリゼ通りの反対側
遠くのオフィスビル群と第二凱旋門
手前の建物の形が凱旋門のランナバウトの円形に合わせて四角では無く台形に!



簡単ですが、今年もバカンスの様子を振り返ってみました。
過去バカンスの様子はこちらから!



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2024-11-17

🇫🇷接客の日仏比較 客として尊重すべき事


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接客の違い
Image par Alexa de Pixabay


ボンジュー(ルは言わない♡) 
🇫🇷フランスからこんにちは!



🇫🇷接客の日仏比較 客として尊敬すべき事

海外旅行や海外に住み始めの時期など
レストランや店舗での外国での接客について違和感を覚えた経験のある方は多いと思います。日本のそれとはだいぶ違いますから!
空港や有名観光地は国際色豊かな客層なので、また高級店は今回の主題からは除外して、一般的な規模やレベルの接客について、自分がフランスで経験したこと、感じた感想を交えて日本人的な感性で「その違い」と「客としてどうあるべきか?」お話しします。
AIの模範解答を元に、私の個人的感想を付け加えます!

日本と他の国々の接客文化の違い、いくつかの代表的な違いを挙げてみましょう。
(AI)

1 丁寧さとサービスの質:

日本の接客は、丁寧さと細やかな気配りが重視されます。接客業の方々はお客様に対して謙虚で丁寧な態度を心掛け、細部にまで注意を払います。例えば、レストランでのサービスでは、料理の提供方法や接客の流れが緻密に計画され、お客様の満足度を高めるために工夫されています。
他の国々では、サービスの質やスピードを重視する場合があります。迅速なサービスや効率的な対応が求められることがあり、時には細部まで気を配る日本のような丁寧さよりも、サービスの効率性を重視することもあります。

全てにおいて、丁寧さは日本の真骨頂。
「作り込まれる品質」に似ていて、これは象徴的な文化や価値観の違いです。
なのでそもそも海外で同じ品質を望むのは無理があります。
また接客マニュアルが存在している点もおおきな違いで、その通り完璧にやらないと接客する側も立場が保てなくなるのが日本です。
同じ店でも担当者によって品質やサービスが変わるのが当たり前のフランス。欧州全般で似た傾向だと思います。「個」が主役の価値観です。
なので同じ店に二回行く機会は旅行のシチュエーションでは少ないですが、もし機会があればその差を感じることが出来るかもしれません。
自分は髪の毛を切りに"そこそこのレベル"の美容室に行っていますが、担当者によって全然スタイルが違ったり技術的に上手で無かったりします。自分は気にしませんが、もう行きつけの馴染みでみな気持ちよく接してくれるので、いつも同じ店ですが、やっぱり全然違います。

Image par maraldrin89 de Pixabay

くわえて「役所ので手続きごとなどで経験される方も多いですが、窓口の担当者によって要求資料が違ったりということが普通にあります。「前回言われたのですが……」「これは必要ありません」なら良いのですが、たまに逆パターンもあるので慣れないと困ることがよくあります💦


態度の悪い店員?
Image par Free Fun Art de Pixabay

接客態度が非常に悪い店員もよく見ます。
客と店員は同列なので、店員も疲れているとき、気が乗らないときなど態度や表情に普通に出ます。なので、昭和の大スターが言った「お客様は神様です」という "客が店員の上" という同列では無い考え方は捨てて下さい!!

2 顧客との距離感:

日本の接客では、お客様と接する際に一定の距離を保ちつつも、親しみや温かみを感じさせることが求められます。礼儀正しさや適切な距離感を保ちつつも、お客様がリラックスできるような雰囲気を作り出すことが重視されます。
一部の他の国々では、よりフレンドリーでカジュアルな接客が求められることがあります。お客様との距離感が近く、より親しみやすい雰囲気を作ることが重要視される場合もあります。

接客 客との距離
Image par bruce lam de Pixabay


ここはフランス生活で自分が感じる最大の違いです。
そもそも人と人の距離感が近いんです。いや物理的な距離も近い!(よく同僚のツバを浴びるほど近い!)

なので、さきほど同列という言葉を使いましたが、昔から知っている仲の良い友達的な態度で近寄ってきます。
なので、冗談の一つも言う勢いでお店に立ち寄るとか、もしお店で最終的に買わないときも愛想良く言葉をかけて店を後にすることをお勧めします。
日本でも東京と大阪の接客の違いなど比較されますが、フランスは明らかに「おおさか」よりです。
店では「ボンジュー」と迎えられるので、かならず挨拶を返して、店を後にするときは「さようなら、良い1日を」と一言付け加えましょう。
日本(東京?)のように「黙って入店、黙って退店」は言語道断です!!

「さようなら、良い1日を」(オホボァ ボンジョウルネ)
Au revoir, Bonne journée

3 クレームやトラブルへの対応:

日本の接客では、クレームやトラブルがあった際にも冷静で丁寧な対応が求められます。お客様を不快にさせないような解決策を迅速かつ穏やかに提供することが重要視されます。
他の国々では、クレームに対してより積極的かつ直接的に対応する場合があります。時には議論や交渉が行われることもありますが、お客様の満足度向上に向けた解決策を迅速に提供することが重視されます。
Image par Laurent de Pixabay


レストランやカフェなどで忙しい時間帯や、繁盛店で予約が無いときなど、店員がこっちに来てくれないとか、席についても注文をとりに来ないなんてことはよくありますね。
日本だと、「コールボタン」や「すいませーん」と声を掛けて、来てもらうのが普通ですが、なかなか来てくれないんです!
ただし店員が忙しそうにしていてもこちらに目をやったり気がついてくれているときがあるので、そのときは彼らの仕事の優先順位を尊重してあげる心構えが必要だと思っています。

先述したように「まるっきりやる気無い店員」もたまにいるので、必要に忘じて呼ぶこともあるのですが、ちゃんと出来る人の場合は、「客マウント」ではなく、かれらのプロフェッショナルな仕事ぶりを尊重してあげて下さい。
また食事中に「いかがですか?」なんて声を掛けに来る接客はよくあります。
そのときも「美味しいです」「すばらしい」とコミュニケーションするとお互い気持ちが良いもんです。
たまに日本に帰国して、チェーン店、タブレットで注文、一言も店員と言葉を交わすこと無く食べ終わる時があると"むずむず"とした「違和感」を感じるようになりました。
接客って何だろうと考えさせられます。


(AI)これらの違いは、文化や社会の価値観の違いから生まれるものであり、それぞれの文化が持つ特徴を反映しています。

自分が感じるフランスでの大きな接客の違いは、客と店員である前に人と人という側面が強いです。人と人が接するんですね。
その「人としての基本的なコミュニケーション」が大事なので、そこを尊重しながら客として接する事が出来たら旅行や滞在がもっと楽しくなると思います。
旅行や、現地に慣れるまでは言語の壁はあっても、接客という初めて会う間柄では心の壁を作らず、いつもの日本の生活よりも「受け入れ、受け入れられる関係性」に注力して欲しいと思います。
客も店員も「人としておもてなす」がベストですね!


 UTK42

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