2024-01-12

フランス🇫🇷で交通事故、さてどうする?


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地域密着型「マイノリティとして生きる、普段着のフランス」へようこそ





ボンジュー フランスからこんにちは!

フランスで起業、日本の町工場経営の経験を生かし、リヨン近郊でフリーランスのエンジニアとして活動しています !


さて突然ですが、慣れないフランスで交通事故を起こしたらどうしますか?国や地域によって違いがあるので、フランスで自分も初めてだった経験を元にお話しします。フランス生活やフランス旅行のお役に立てば幸いです!

交通事故って誰もしたくないですよね、例え軽微でも相手がいるとややこしいし、とくに外国で外国人との交渉ごと、利権や正当性を証明するのは肌感で「難しい」と感じますよね。

幸い自分ケースは軽微だったのですが、事の顛末と、事故処理の方法(コツ)を解説します。

事の顛末

我が家は主要都市のサンテティエンヌから車で10分ほどの郊外の別のコミューンに位置しています。
妻の職場はサンテティエンヌ市内なので、バス通勤なのですが、21時にはバスが終わってしまうので、車で迎えに行くことがよくあります。

その日は妻が仕事後に友人と食事をすることになっていたので、迎えに行くことになっていました。
丁度そのタイミングに、自分の車は点検に出しており、ディーラーの代車を借りていました。
代車のC4エレクトリック


金曜日の夜、23時過ぎでした。いつものようになれた道を迎えに行ったのですが、サンテティエンヌ市内で事故は起こりました。

信号のある交差点で右折(🇫🇷右側通行)しかかったところで、横断歩道に歩行者がいたので一旦停止しました。
後ろに後続車がいたのは分かっていたのですが、後ろの車が停車していたかどうかは定かではありませんでした。その右折待ちの後続車が自車に追突、衝撃はごく僅かでしたがおかまを掘られた格好になりました。
当たられた衝撃で内側から押されてついた傷
ディーラー代車のピカピカのシトロエンの電気自動車だったので相手も閑念したか?


交差点を曲がったその先で車を停止、後続車も追突を認識していたので同じく並んで停止しました。

さてここからですが、お互い事故は初めてでどうするかよく分かっていません。
相手は若い男性、現場に近い近所の住人でしたが、免許証を所持していませんでした。
なんかヤン車っぽい古いBMWで、友人が助手席に乗っていました。

自分の車は代車でしたが、バンパーが僅かに変色、変形しているので、借り物ですから見過ごすわけにも行かず事故手続きをすることになるのですが、まぁここで保険屋に連絡すれば事の流れは教えてくれるはずですが、妻に連絡したところ、一緒にいた友人のご主人がすぐ来てくれると言うことになり、待つことに!

そしてフランス人の彼が到着後にアドバイスしてくれたのは「Constatをつくりなさい」とのこと!

事故処理手続き Constatとは?

日本語に直訳すると「事故証明書」となるものです。
当事者間で事故状況を振り返り作る証明書です。
これを元に双方の保険会社が談判して事故割合が決まる仕組みです
人身や大きな物損があれば警察も出ますが、一般的な軽微な事故は当事者間の折衝とこの用紙で解決となります。ここは日本とおおきな違いですね。軽微な事故で警察を呼んでも怒られるだけです💦

下記にあるとおり、左右に分かれた書式に従ってそれぞれが片側を記入、それを承諾するサインが最後にあり、それを受け取った双方の保険会社が判断します。

青と黄色、双方の立場と保険会社などの詳細を記入後、一番下の方眼マス部分に事故状況を図で記します。




カーボン紙で複写になっているのですが、用紙の品質が悪くよく写らなかったり、自分の場合、相手が字が汚くて判別不能だったので、念のため一枚目を写真に撮りました。(これ重要!!!)
事故当時はお互いに用紙を持っていなかったので後日再び会うことに!
分かれる前には以下も写真をしっかりとりました
  • 相手の車の窓ガラスに張ってある「保険の加入書」
  • 車のナンバー
  • 相手の身分証明書(IDカード)
  • 免許証


保険の控えのこの「チケット」をフロントガラスに張るのが義務なので、確認して下さい!


今回の場合は後続車が明らかに過失があったのと、本人も認めていたので難なく記入、双方で合意が出来ました。
相手が免許証を所持していなかったですが、上記の保険証(双方が保険に加入している)が重要です。これが有効であれば事が上手く運びます!
ただし事故後(実働)5日以内が有効期限なので、注意が必要です。フランス国内の事故でも日本と違い、相手が外国籍の場合もあるので、その場ですぐに記入が必要な場合もあります。すぐ書けるようこの用紙を携帯することをお勧めします!
私は用紙を持っていませんでしたが、相手と連絡がついたこと、相手も身分証明など全て提示してくれたので、電話番号を交換、後日再度会ってお互いにこの用紙にサインする運びとなりました。

自分の車は代車だったので、記入後それらの情報はすべてディーラーへ渡しました。
ところがです!!!

ディーラーの受付担当者、いわゆる自分の点検を受け持ってくれている担当者が開口一番「それはそちらの責任なのでそちらで保険会社に連絡して下さい」といわれました。保険はディーラー名義だし、頭にきて文句言ったら、奥の応接間に通されてエライ人が出てきて無事解決できました。
事故という特殊なケースで受付担当者は通常業務以外の仕事をしたくない色が見え見えだったので、カチンときて文句を言ったのですが、こういう人が普通にいる海外なので鵜呑みにせず戦ってください(笑) (ここに想像外の敵がいた💦)



上記(政府HP)にあるように、携帯電話などで電子申告も出来るようなので、用紙がない場合は是非参考にして下さい!
レンタカーの場合はレンタル会社に連絡するのが一番ですね!

自分の事故相手は、事故の日の朝に財布をすられて免許証不携帯だったのと、離婚調停中で車を元奥さんに譲るはずだったのが事故を起こして保険沙汰になったので、色々複雑そうでした💦

事故は起こさないに限りますが、自分が安全運転していても起こる可能性はあるので、心構えは必要ですね!
心構えの参考になれば幸いです!!!

それではまた!
See you !!
À bientôt  !! アビアントゥ!



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2024-01-06

マイノリティとして生きる


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Pixabay (みにくいアヒルの子)



ボンジュー フランスからこんにちは!
2024 Bonne année ! ボナネー 明けましておめでとうございます!

新年一発目の投稿となります!
更新は不定期ですが、今後も続けて参りますので本年もよろしくお願いいたします。

さてこのブログの副題にある「マイノリティとしていきる」についてお話しします。
これはフランスに限らず、海外で生活する上では避けて通れない課題です。
ネガティブなイメージを持ちがちですが、個人的には日本から出ないと絶対出来ない体験なので、この価値を常に考えながら生活しています。
AIに質問したところ、以下のように回答頂きましたので、下記に沿って自分の経験を照らし合わせながらお話しします!




「マイノリティとして生きる」ことには様々な要素があり、ポジティブな側面とネガティブな側面が存在します。以下に、主要な例を挙げてみます。

ポジティブ要素:

1. 文化の豊かさ: 
マイノリティとして生きることは、異なる文化や価値観に触れる機会を提供します。これにより、多様性と包括性に富んだ経験が得られ、個人の視野が広がります。

2. レジリエンスの養成: 
マイノリティとして困難な状況に直面することは、強さやレジリエンスを養う要因となります。適応力が身につくことで、困難な状況にも前向きに対処できるようになります。

3. 共感と連帯:
 同じマイノリティグループに属する人々との共感や連帯が生まれやすくなります。共通の経験や課題に対する理解が深まり、コミュニティが形成されることで、支え合う環境ができます。

ネガティブ要素:

1. 差別と偏見: 
マイノリティとして生きることは、時に差別や偏見に直面することを意味します。これは仕事や日常生活での不平等や不公正な扱いをもたらす可能性があります。

2. 孤立感: 
一般的な社会から異質な存在と見られることが、孤立感を生むことがあります。これは、理解されにくい状況や社会的な孤独感を引き起こす可能性があります。

3. 表現の制約: 
一部のマイノリティは、自らのアイデンティティを表現する際に制約を感じることがあります。社会の期待や偏見に対応する中で、自分自身を抑える必要が生じることがあります。

これらの要素は一般的な傾向であり、個々の経験は多様であることに留意する必要があります。



上記にもとづいて、自分の経験を元に以下をお話しします。

ポジティブ要素

レジリエンス(resilience)とは、困難やストレスに対処し、それに耐え抜く能力や弾力性を指します。

成長過程で、人種の違い、価値観の違いを感じながら成長すると、この能力はそうでない人に比べて大きく伸びる部分だと思います。
日本のような単一民族国家の場合とそうで無い国を比べるとその差は顕著に表れると思います。
日本とは対局のような多民族国家、文化であると、その国に育つことによって、海外経験が無くても、この要素はある程度磨かれます。

暮らす環境内で、国籍がマイノリティー、加えて地域や文化が完全に違う場合(例えば欧州と別の地域の国々、歴史的にも別の地域)、この二つを受け入れるのは本人も難しく、また廻りのメジャーな人々もある程度の困難や違和感を感じるに違いありません。
例えば「同じヨーロッパ内で国籍が違うだけのマイノリティ」の場合と、「欧州にいる"別の地域" 例えばアジア人」、この二つの違いは大きいと思います。

そしてまたこれが地方都市で外国人であることがすでにマイノリティであった場合、大都市の国際感覚がある人々の中で感じる圧とは又違った要素が存在する。例え国が違っても住む場所の国際性と、その国および地域(アフリカ、アジア、米国大陸など)も異なる場合では、この要素の磨かれ方がだいぶ異なるように思います。
パリのような国際都市に住むマイノリティと、地方都市に住むそれとではだいぶ差があるように思います。

逆に共感や連帯は、大都市のマイノリティよりも、地方都市で人数が少ない方がその大きさは大きいかもしれません。前提として同じ国籍地域のマイノリティ同士でも「人と人」との相性が大切ですが!




ネガティブ要素


差別と偏見、これなくしては語れないこの話題です。
差別や偏見はあってはならないことですが、どの世界にも存在し、国籍に限らず「どの分野」にも存在する「だれもが持ちあわせるモノ」であると思っています。
なので、自分がメジャー側だったら何も感じないことが、マイナー側に立ったときそれを強く意識するのですが、これは経験でしか感じられない特別な物であると思っています。

マイナー側(マイノリティ)に立つことは、望んでそうした結果ではないですが、そこで経験できることはプラスマイナス両方の側面を踏まえても「良い経験である」と自分は感じています。
メジャー側にいたときには感じもしなかったことが、立場の変化で目の前で現実に起こっていて、肌でそれを感じる。得てして嫌なことが多いですが、これを経験すると新たにメジャー側に立ったとき、別の視点で物を見ることが出来ます。

AIの回答にある「孤立感」も同様、マイノリティ特有の孤独感は存在します。特に子供達はそういう経験を学校でたくさんしています。
そうなると「ではどうすべきか?」ということを考えます。これも立場が変わらなければ経験しないことですが、経験と時間の経過で又新しい発見や気づき、友情が生まれたりもします。

表現の制約、これに関しては制約を感じる場面はありますが、個人的には「郷に入れば郷に従え」と考えているので、主張よりもまず自分が今いる環境、国に適用しなければ自国の文化や理論を表現する価値はないと思っています。
生活を共にする職場の仲間や友人たち、彼らと腹を割って話が出来るのは、相手の文化や価値感を尊重した先にあるので、これは順番の問題かもしれませんが、まずその国にいるのであればまず第一にその国を尊重する、次に自分の表現をする方がより理解も生まれるし、自然に受け入れてくれるだろうと思います。




いかがだったでしょうか?
今回は具体例など特筆すべき内容が少なく、概論になりました。
こういう違いを受け入れるからこそ海外生活は楽しいし、魅力があると思っています。

「マイノリティとしていきる」というお題は日々、毎日繰り返す自分の生活の中で密接に関係していることなので、今後も取り上げていきます。ポジティブ要素も沢山あるので少しずつ紹介していきますね♡



今年もよろしくお願いいたします。
それでは又お目にかかりましょう
See you !
À bientôt ! アビアントゥ!



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2023-11-15

海外🇫🇷で子育てをする醍醐味!


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ボンジュー 🇫🇷フランスからこんにちは!

さて海外における子育てについて、フランスを例に取り実体験を通して色々感想を持っているので、今回はその話をしようと思っておりますが、その主題をAIに聞いて見たところ、以下のような回答をもらいました……自分の経験を通して以下で ○、△、X で評してみます。


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海外で子育てをすることは、新しい文化や環境で子供たちを育てるという点で、非常に興味深い経験をもたらすことができます。以下に、その醍醐味をいくつか挙げてみましょう:

  1. 異なる文化への理解と尊重
  2. 言語の習得
  3. 多様な友人関係
  4. 広い視野と柔軟性
  5. 世界的な教育
  6. 自己成長と挑戦

1. 異なる文化への理解と尊重: 
海外で子育てをすると、異なる文化や価値観に触れる機会が増えます。子供たちは自然と、異なるバックグラウンドを持つ人々と接することで、共感や尊重の気持ちを学びます。これにより、世界に対する理解が深まり、トレランス(寛容)な考え方を身につけることができます。

2. 言語の習得: 
異なる国で子育てをすると、現地の言語を学ぶ必要があります。子供たちは、複数の言語に触れることで、柔軟性のある思考力を養い、コミュニケーション能力を向上させることができます。

3. 多様な友人関係: 
異なる国で子供たちを育てると、さまざまな国や文化の友人を持つことができます。これにより、子供たちは多様な友人関係を築き、人間関係のスキルを身につけることができます。

4.広い視野と柔軟性: 
異なる環境で生活することで、子供たちは広い視野を持ち、柔軟性のある考え方を身につけます。新しい状況に適応する力や、変化に対する適応力が養われます。

5. 世界的な教育: 
異なる国の学校や教育機関は、独自の教育システムやカリキュラムを持っています。これにより、子供たちは世界的な視野を持った教育を受けることができ、グローバルな市場に適応できるスキルを身につけることができます。

6. 自己成長と挑戦: 
異なる環境で子育てをすることは、親自身にとっても成長と挑戦の機会です。新しい環境に適応し、子供たちをサポートすることで、自己成長を促進することができます。

これらの要素は、海外で子育てをする醍醐味の一部であり、親子ともに貴重な経験を積むことができます。
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という模範的な回答をAIからいただきました💦 概ね素晴らしい回答だと思います!
一つずつ、私見(経験)とぶつけてみようと思います!

1.異なる文化への理解と尊重 AI:「○」
日本に住む日本人家庭の場合、通常子供が持つ文化は一つです。思春期になるとアメリカをはじめとする異文化を意識し始めると思うのですが、海外育ちの場合は幼少期から「自国の文化+在住地の文化」が存在します。
とくにフランスでは移民をはじめとする多国籍な人種が一般的にいるため、幼少期はその文化を知ろうという所までは行かなくても、容認する体制が身につくのはそうだと思います。宗教や習慣の違いは大きいので、学内での交友関係のなかでは、それを受け入れなければならない、受け入れやすいがフランスであり、それが特徴の一つです。




これは大人になったときの異文化の理解のしやすさに繋がるはずです。他文化の「○○ちゃんがそういえばこんなこと言ってたな」という実体験がそこにあるわけですから。
しかしこれは日本育ちでも、海外に興味がある人は自然と受け入れられると思います。ただし興味の範疇だと、海外志向ゆえ、重心がどうしても向こう側よりであったりもすることも散見するので、尊重という部分では自分からポジティブ、ネガティブ要素を均等に学びに行かなければなりませんね!

自分は個人的に、フランスにいると身近にある「アフリカやイスラム文化」に疎かったので、また文化は歴史や社会情勢に紐付いているので、東ヨーロッパの紛争、欧州全般の歴史は分からないことが多く、その本質を知ることがいつも新鮮です。


2. 言語の習得 AI:「○」
これは誰もが一番先にイメージ出来ると思うのですが、大人と比べて吸収が早い、そしてそれを「国語」として学校で学べるのは最大のメリットです。
問題は「親の母国語」の理解の最終ゴールを、子供にどのように設定するか?
100%日本の子供と同じように学ばせる、理解出来るようになるのは難しいので、どこをゴールとするか悩ましいです!

多くの家族内で日本語を使う頻度に関して、

日々家庭(両親日本人)ではおそらく日本語
日仏家庭では片親がフランス語、片親が日本語

というパターンが多いと思います。
日本語も学ばせたいと思うのですが、第一優先がフランス語でないと学校の勉強で困るので、日本語はしゃべれても書けない、または漢字は小中学レベル というパターンが多いです。
赴任の家庭は任期があって帰国しなければならない場合、年数により何処まで比重を置くか判断が難しいと思います。

海外育ちの場合、見た目も会話も日本人ですが、書けない、読めないという事実が存在するので、温かい目で見てやって下さい!日本語を流ちょうにしゃべれるだけでも素晴らしいのです!!
自分の行っていたフランス語学校にも、フランス語を超絶話せるのに「書けない、読めない」という移民系の人が多く、学びに来ていました。これは多国籍国家ならではですね!


3. 多様な友人関係 AI:「○」
この点に関しては、AIがいうように、多様な人間関係のスキルを身につけるというのは醍醐味の一つ、その通りだと思います。
人間関係のスキルとはなんぞや?
自分自身の経験を通してフランス(海外)生活で感じるのは、友人関係を築くスピードや深さは在住年数や人との関わり合いの多さによると思っています。
これを子供の頃から経験できる、友人が出来る、そしてそれが将来自分のジェネレーションの基礎になる、これは時間をかけて築くものなので、かけがえのない経験になると思います。
ガイジン(外/そと)という概念がなくなる、持たない、と言うとわかりやすいかもしれませんね!


しかしこの経験は国をまたいで引っ越しでもしない限り複数経験するのは難しいので、現地の友人がいるのがデフォルト。それに加えて現地の日本人コミュニティで友人関係を作ると、日本とフランスの人間関係の違いを経験、理解出来るので、違いを肌で感じる海外ならではの経験かなぁと「親目線」で見ています。
フランスに関してはいまや多国籍なので、多様性の面では優れていると思います。

最たる例だと「インターナショナルスクール」などではそれがもっと複雑に多国籍に経験できることでしょう!
逆のパターンで、現地にいるのに日本人としか仲良く出来ないとなると現地での対人関係が難しくなり、アドバンテージが得られませんね。


4. 広い視野と柔軟性  AI:「△」
これに関しては家庭内で養える事ではないので、学校における交友関係などから少しずつ吸収するのだろうと想像します。我が家はまだ中学生と小学生なので、まだ際立った要素は見えませんが、おそらく高校以降の進学課程、成人に近づくにつれて養われるんだろうと想像します。
戦争やテロなどの事件が起きると、その背景を説明するのですが、遠くの火事ではない事は肌で理解してくれているようです。



5. 世界的な教育 AI:「X」
「異なる国」と始まるAIの解説ですが、これはある国で教育を受けている前提で、留学などをする場合に適用されることでしょう。我が家に限っては、海外移住で子供たちは日本の幼稚園しか知らない状態で来仏したので、実質フランスの教育しか知らない訳です。その部分では「世界的」ではないですね。
ただしフランス人の大人に幼少期の話を聞く機会では、ヨーロッパという考え方、くくりがあり、世界的では無くとも地続き、大陸ならではの思想感は感じることがあります。
また今後他国へ留学する場合、大陸的な思想は他国でも馴染みやすいかもしれません!


日本は単一国家、しかも国境を接していないので、アジア圏の他の大陸の国々とどうしても物理的以外の距離感が存在するように思います。


6. 自己成長と挑戦  AI:「○」
親に対する意見ですが、大賛成です!まさしく日々挑戦です。しかし残念ながら成長している実感はないです。(^_^;
海外で仕事をする、子育てをする。この二つにはおおきな違いがあって、

仕事は自分自身の努力や行動で自己成長できますが、
子育ては特に学校の学び関する事では教えてあげられない、親の手が及ばない

正確に言うと日本の知識で教えてあげられても、フランスのそれとは違うので、まず始めにその違いを知ることになります。日本のそれの方が優れていると思う部分もあったり、その逆もしかり!
歴史などはまったく初めて触れることが多く、子供をサポートしてあげられない。
こんなジレンマも挑戦と成長に含まれるかな?とにかくハードルは多いです。しかし中学以降になると、直接してあげられることは限りがあるので、学ぶ環境作りで貢献してあげる事しかできていませんね。
親子で手探りしながら進む感じです!


いかがだったでしょうか?
今回は「醍醐味」という観点でポジティブ要素が多かったですが、もちろんネガティブ要素も沢山あります。
日本の教育に比べて海外教育、子育てが特別優れているという実感は持っていません。
このブログを「マイノリティとして生きる」と副題で名題しているのですが、差別や住みにくさも実在します。
ただしそれを経験する、越えることで又一つ大きくなれるとポジティブに捕らえることも一つ大きな要素である、と考える、いや考えないと生きていけないので、そうしてます(^_^;

まだ「マイノリティとして生きる」の答えは出ていませんが、いずれこの話題にも触れたいと思います。またAIの力を借りることにします!!!

それでは又お目にかかりましょう!
See you !
アビアントゥ!à bientôt !



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2023-11-11

EWC世界耐久選手権 日本のプライベートチームの魅力


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Bonjour ボンジュー フランスからこんにちは!

さて前回お伝えしたとおり、ボルドール世界耐久選手権を観戦してきたわけですが
昨年同様、動画にまとめたので、紹介したいのですがその前に……


鈴鹿8時間耐久もその一戦に数えられる大会ですが、欧州ではこの耐久レースが人気があり、文化として根付いています。

昨年が100周年と聞くだけで、その歴史と人気、そして文化として根付いていることを肌で感じます
画像
まさしく老若男女が観戦に来ます!

世界耐久選手権とは??



世界を転戦する"グランプリ"のスプリントレースとは違い、改造範囲が少ないバイクで、長時間走ることでチーム力が問われるレースであり、どんでん返しもあったり、長時間ゆえ、多くのドラマが生まれます。参加者たちにとってはいわゆるチーム総力戦です!


そんな歴史のある大会で、もちろん日本車が歴史的にも強く、名だたる日本の4メーカーや日本のチームが参加してきました。
日本のテクニカルスポーツがチャンピオンになったことも歴史に刻まれています。
2023シーズンはヨシムラが年間チャンピオンに輝きました。
しかし彼らはプロフェッショナルチームであり、多国籍チームです。
チーム名が日本でも、登録国籍が欧州の場合もあります。


そこに歴史上初めて 日本のプライベーターとして、昨年からチャレンジしている「オールNIPPONチーム」があります。

TONE RT SYNCEDGE 4413 BMW
画像
スタート直前のグリッド チームスタッフと関係者、ライダーたち

ご縁があり、そのチーム監督と親しくしていたので、ここフランスで再会できたことも嬉しいのですが、プライベーターいわゆる個人チームなので、スポンサードでまかなえないお金の掛かるスポーツではスタッフの情熱や手弁当で戦いを挑むわけです。
職業ライダー、メーカー、職業メカニックではない、チャレンジ精神で戦っている集団です!!

チーム動画
「チームをいろんな人に知ってもらいたい動画 TONE RT SYNCEDGE4413 BMW」

そこで結果が出れば又新しいスポンサーやライダーと巡り会えることが出来るのですが、日本の全日本ロードレースを主戦場にして、これまで10年間戦ってきた次を見据える目標として、チームが下した挑戦が「世界で戦う」でした。
その心意気、そして手弁当で集まったスタッフの情熱は、現場に行くだけで心動かされます♡!!♡
旅費も自費、会社を休んで来るスタッフやメカニックたち。
この世界挑戦で、失うモノと引き換えに、新しい経験や自信、世界と戦うスキルが身につきます。戦った者にしか分からないかけがえの無いものを人生で手にしたことと思います!!!
それは彼らが何かに守られているのではなく「捨て身」で「本気」で挑戦しているから!!!
画像
24時間レースなので、もちろん観客のいないタイミングでも戦いは続きます!

自分も舞台は違いますが、海外で会社を興し、働き、仕事をする、生活をすると言うことは同じ挑戦であり、彼らに勇気をもらいます!!

さてそんな彼らを二年連続で観戦、応援できたことは嬉しくもあり、多くの感動をもらいました。
何の縁か、フランスという土地が耐久レースが盛んで、ここで再会できたことは個人的にはうれしさMAXです!

現地で微力ながら応援させてもらい、こうして発信することで彼らに貢献したいと思っております。
来年のチームの予定はまだ分かりませんが、きっと大きくなって戻ってくる、またはボルドール24時間以外のレースにも参戦できたらまた応援したいと思ってます!
上記でEWC世界耐久選手権のHPを紹介しましたが、2024は

  • ルマン24時間

  • スパ フランコルシャン24時間、

  • 鈴鹿8時間、

  • ボルドール24時間

の4戦で戦われます!
「グランプリ」や「スーパーバイク選手権」とはひと味違った世界 "耐久" 選手権も是非注目して下さい!!!

さて冒頭でお伝えした2023のチームの戦いを動画にまとめました。スタッフ中心の内容です!!
TONE RT SYNCEDGE 4413 BMWの2年目の挑戦
4分ほどの動画です。


↓スタート前のグリッド上で日本の国旗係のおネェサンと一枚!!!

画像


以下は2022の初挑戦時のチームが作ったドキュメンタリーです。45分と長いですが、臨場感ある動画で、海外あるあるの珍道中が面白い動画になってます 笑
海外で戦うとはこういうことなんです!!!
自分がガタガタ言うより、これを見てもらえばイメージがわくと思います!
(再生速度1,25倍で十分楽しめます)


それでは良い週末を!!!
又お目にかかりましょう、See you !! アビアントゥ!à bientôt !!




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