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地域密着型「マイノリティとして生きる、普段着のフランス」へようこそ
Bonjour
ボンジュー(「ル」は言わない!) フランスからこんにちは!
フランスで起業、日本の町工場経営の経験を生かし、フランスでフリーランスのエンジニアとして活動しています !
娘の中学校のカリキュラムで、ドイツのある中学校の学生を一週間我が家に受け入れることになりました。
9月に受け入れ、無事に?帰っていたのですが、その顛末をお話しします。
彼女が選択している第二外国語(ドイツ語)のカリキュラムの一環で、フランス語を学ぶドイツ人学生が一週間フランス家庭で過ごします。
来年は娘の中学校のフランス人学生が、ドイツに行く予定です。
フランスの中学校は一般的に、英語の他に第二外国語が必須です。日本とは様子が違いますね!
人気の言語はフランス語と同じラテン語の派生である「スペイン語」や「イタリア語」です。
フランス人にとっては比較的簡単と言われています。
ドイツ語は人気が少なく、人数が少ないため、交換留学プログラムが実施しやすいと言う背景があります。
スペイン語やイタリア語はこのカリキュラムがありません。なので私たちはラッキーだったのか?苦労が多いのか? 以下に詳しく共有しますね!
サンテティエンヌ駅 ドイツから列車ではるばるやってきます! |
13才と14才のドイツ人中学生、約30名ほどが地元の駅Saint Etienneに到着します。水曜日の夜9時です。
受け入れ家庭は車で迎えに行きます。
一週間のプログラム
- 学校でフランス人学生と過ごす日
- リヨンやサンテティエンヌをドイツ人学生だけで見学する日
- 週末(土日)は自由
- 最後のお夜にお別れパーティー
ホストファミリーがすることと言えば
- 泊まる準備
- 毎晩の食事
- 外出時のお弁当の用意
- 週末の過ごし方の企画
と言ったところです。
一週間、長いような短いような、ホストファミリーによって感じ方は様々なようです。
一つ問題が……
我が家は100%日本人家庭です。ココにやってくる学生にとって、ラッキーなのか、アンラッキーなのか?
せっかくのフランス語学習者がフランスで過ごす にあたって、我々は「リアル🇫🇷フランス」を与えてあげられるのか?
娘がドイツ語の先生に相談したところ「問題ない。その学生はラッキーじゃないか!」と言われたそうですが、本当にそうなのか???
日本人の私は単一民族的に杓子定規に考えがちだったのですが、欧州は地続き、そして移民や国際結婚が珍しくありません。
フランスの家庭でも、夫婦の国籍が違うとか、親の移民の子でルーツは外国であるとかは普通なので、そんな我々の考え方は一蹴されることとなります。
実際、来仏したドイツ人学生の中にも、アジア系の子供もいたわけで、「フランス人家庭がドイツに住むアジア人のフランス語学習者を受け入れる」という、我々が考えていた逆のようなこともあるわけです。
そう、うちの娘も来年ドイツ人家庭にお邪魔するわけで、「フランスに住むドイツ語を学ぶ日本人」を受け入れるわけです。なんか複雑でこんがらがりますね笑
ようはそんなに難しく考える必要な無かったということです!
画像は本人とは全く関係ありません💦 |
我が家に来たレナちゃん。控えめな気遣いの出来る14才の少女。ご両親は教職、二人姉妹の姉。
そう、フランス語学習者ですが、中学レベルで数年学んだだけなので、会話を巧みに使いこなすというレベルにはありません。「フランス語を話してみて」と頼むと、怖じ気づいてしまいます。
と言ういきさつで、我が家のケースはお互いに「英語でコミュニケーションする」という形になりました。幸い、レナもうちの娘も英語でストレス無くコミュニケーションが出来たのです。
娘の英語レベルがどの程度か実践で確認が出来たよい機会にもなりました。
のちに他のフランス人ホストファミリーの話をいくつか聞きましたが、フランス人であっても英語が上手でない家庭もあるし、ドイツ人学生が英語がしゃべれないケースもあるわけです。
はたまたホストファミリーがドイツ語をしゃべるケースもあったりしたようです。
しかし14才、コミュニケ−ションの問題の前に、一週間無事に過ごせるか?
そう、ホームシックや体調不良などが最優先事項であることを後から知ることとなります。
少し長くなったので、どんな一週間を過ごしたかは、後編でお伝えします!!
それではまたお目に掛かりましょう!
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