2026-10-08

「町」工場を改めて考える


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Bonjour 

地域密着型「マイノリティとして生きる、普段着のフランス」へようこそ

フランスで起業、日本の町工場経営の経験を生かし、リヨン近郊サンテティエンヌでフリーランスのエンジニアとして活動しています !



ボンジュー(ルは言わない♡) 
🇫🇷フランスからこんにちは!




久々の投稿です。
更新を止めたわけではないので、今後も長い目でお付き合い下さいね。

「町工場」という言葉に触れる機会があり、思い立って更新しています。

フランスで活動を始めてから10年が過ぎました。

多くの支え、応援があって今の自分があります。
改めて日々の業務、自分の活動を支えている根幹は何か?と自問自答すると、日本の町工場での多くの失敗の経験が大きな支えであり、これ無くしては現場での生産活動に貢献する今の自分は存在していません。

日本で機械技術知識ゼロから始めた町工場の17年
狭い現場を駆け回り、仲間やお客さんと共有した苦労

その中で多くの失敗をしました。
体育会系みたいな表現ですが、失敗に打ちひしがれて強くなれたし、その中で成長できました。

お金での苦労もたくさんありましたが、納期、価格、品質を両立させなければならない「理不尽を受け入れる態勢」も身につけられた気がしています。

日本の町工場が欧州で生産活動をするという「規格外」の体験の中で、自分が経験から感じた事がたくさんあるので、今後も機会を見つけてAIでは回答できない「体験、思考」を特に今後の日本の製造業を背負う人たちに向けて発信していきます。(不定期ですが長い目でお願いしますね)

さて、
自分は特別な技術や経験があってこちらに来たわけではなく、ご縁とタイミング、ポジティブな思考、すなわち「フランスでもできる」という勝手な自信に近い思いが支えになっていました。

大袈裟に書きましたが、自分は海外で活動する料理人を尊敬しています。
彼らこそ、「包丁一本」すなわち腕とやる気で開業して経営するわけです。
地域や自治体の多少の支えはあるにせよ、多くは大手企業のバックアップなどはなく、単独で「魂」でやってくるわけです。
イエス、自分と同じです、はい。

自分の街でもそういうシェフに会いましたが、自分にとっては彼らの魂は良い手本となる存在です。

「町」工場は海外に出る必要はあるのか?

よく自問自答しましたが、小規模な会社こそ地元に根付いて活動する「単位」だと考えるので、必要はないと思ってます。

しかしながら町工場というジャンル全体で見てみると、将来の町工場の在り方の一つの参考になれたら自分の試みも報われます。

1番伝えたいのは、日本の基礎技術と価値観で品質を作れれば、ぜったい欧州でも通用します。

言葉の壁、確かにあります。
しかし技術って国境がないということもわかりました。
使っている工具も工作機械も多くは共通の道具だし、技術に関する言葉、コミュニケーションには抵抗なく親しめます。

日本品質を生産できるあなたなら不可能ではありません。
欧州でも活動できます、十分通用しますよって話でした。

また機会を見つけてAIでは聞けない「私の体験談」を共有しますね♡
ご質問、コンタクトは各SNSのメッセージからお気軽にどうぞ

それではまた!

⭐︎最後にAIに聞いてみました↓

町工場の欧州進出
零細企業の製造業が欧州で活動している例があったら教えてください。


はい。あります。しかも、「大企業が欧州工場を作る」という話ではなく、日本の町工場にかなり近い規模で欧州に出ている例があります。
特に興味深いのが、神奈川県茅ヶ崎市の精密加工会社「ダイショウ」です。今回のご質問にかなり近い事例です。
1. ダイショウ ― 神奈川の町工場 → フランス・サンテティエンヌ
株式会社ダイショウ
これはかなり面白いケースです。
* 日本:神奈川県茅ヶ崎市
* 業種:精密切削部品の受託加工
* 規模:非常に小規模な町工場
* 2016年、フランスに DYSHOW Industrie SARL を設立
* 場所:サンテティエンヌ近郊
* 現地企業とパートナーシップを組み、フランスで加工・受注
* 試作・小ロットなどをターゲット
* 日本企業だけでなく、フランス企業そのものを顧客にすることを狙った
というものです。
さらに面白いのは、最初から大規模な工場を建設したわけではないことです。
2011年頃から展示会出展や現地企業訪問を行い、その中で知り合ったフランスの加工会社とパートナー関係を構築。その会社の中に事務所を置く形でフランス法人を設立し、現地生産につなげています。
つまり、
日本の町工場
↓
欧州展示会・現地企業訪問
↓
現地の町工場と提携
↓
現地法人
↓
現地で受注・加工
という非常に現実的な進出方法です。


⸻


2. 「茅ヶ崎ものづくりクラスター」の欧州進出
実はダイショウだけではありません。
茅ヶ崎には「CmonoC」という製造業の町工場クラスターがあり、複数の中小製造業が一緒になってフランス市場を開拓しました。
その中には、
* 由紀精密
* ダイショウ
* Qulead
* AS-MECA BERNARD
などが関係しています。
2011年のパリ航空ショーへの出展などをきっかけに、「1社だけでは欧州に行くのが難しいので、複数の町工場がまとまって海外に出る」というモデルを作っています。
これはかなり重要なポイントです。


⸻


3. 志村精機製作所 ― ドイツ市場を狙う小規模加工会社
志村精機製作所
こちらも興味深いです。
最初は2019年にドイツの展示会へ自力で出展。
ところが思うような成果が出ず、
「海外では国内とは違うノウハウが必要」
と判断し、東京都中小企業振興公社の海外販路開拓支援を利用。
展示会で「単に切削精度が高い」という売り方ではなく、海外の顧客にどう価値を伝えるかを見直していった事例です。
これは「欧州に工場を作る」という段階の前に、
日本の町工場が欧州で仕事を取るにはどうするか
という意味で非常に参考になります。


⸻


4. 欧州進出のパターンは大きく4種類あります
町工場・小規模製造業の場合、実際にはいきなり現地工場を作る必要はありません。
方法 初期負担 難易度 特徴
① 欧州へ輸出 ★ ★ 最も簡単
② 現地代理店・販売会社 ★★ ★★ 欧州の顧客を開拓しやすい
③ 現地企業と提携して生産 ★★★ ★★★ ダイショウ型
④ 現地法人+自社工場 ★★★★★ ★★★★★ 本格進出
特に②→③という流れが、小規模製造業にはかなり現実的です。


⸻


そして、今回の質問で私が特に注目したいのは……
もし「町工場が欧州に出て成功するにはどうすればいいのか」という観点で質問されているのであれば、単なる成功事例の羅列より、
「従業員5~20人程度の日本の加工会社が、フランス・ドイツなどで仕事を取る場合、実際にどういう進出方法が現実的なのか」
を調べるとかなり面白いと思います。
特に、
* NC旋盤
* マシニングセンター
* 5軸加工
* 精密切削
* 試作・小ロット
* 航空宇宙・医療・自動車部品
あたりは、欧州の中小製造業との相性が良い分野です。
実際、フランスのオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域だけでも、2025年時点で日系企業の製造業拠点が49社あります。
もしご自身が「町工場が欧州で仕事を取る」という視点で調べているのであれば、次に「フランス・ドイツで実際に日本の小規模加工会社が現地企業から受注している事例」を10社くらい拾って、会社規模・加工内容・進出方法・顧客・成功した理由まで比較してみると、かなり具体的な姿が見えてきます。







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