2021-08-31

フランス「最も美しい村」Olargues ランドック・ルシヨン地方


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「最も美し村」に認定された山間の集落 
Olargues オラァグ村 を紹介します
↓発音です!



  1. 「最も美しい村」とは?
  2. Olargues にたどり着いたきっかけ
  3. 二つのモニュメント「悪魔橋」と「鐘の塔」
  4. アクセス



1,最も美しい村とは?


認定ロゴが掲げられる村の入り口

1982年にフランスで設立された「質のよい遺産を多く持つ田舎の小さな村の観光を促進する」ために作られた協会。以下の3点が守られて、存続されることが条件です。
  • 人口が2000人を超えないこと
  • 最低2つの遺産・遺跡(景観、芸術、科学、歴史の面で)があり土地利用計画で保護のための政策が行われていること
  • コミューン議会で同意が得られていること
認定後にも基準が守られているかどうかの審査が続くそうです。
車でこの地域の田舎の県道を走ると、たびたびこの看板に出くわします。通りすがりに立ち寄るドライブ旅行なんて気ままで楽しいと思います!!!2018時点で158の村が登録されています。

引用wiki

2,Olargues にたどり着いたきっかけ

青の位置が「宿泊場所」 赤が「悪魔橋」と「鐘の塔」


夏真っ盛りの8月の中旬、近所に用事があり、取った宿がココでした。正確には宿ではなく、Air BNBの個人の一軒家です。しかしこの村に溶け込んだ住宅の一部に位置し、小道を散歩する景観の一部に泊まれることはこの上ない喜びです。
ちなみに泊まったところはココ





清潔感のある快適なところでした。大家さんも親切なマダムで安心できました。


3,二つのモニュメント 「鐘の塔」と「悪魔橋」

「鐘の塔」
丘の頂上に立ち、どの方向からでも目にすることが出来るアイコン的存在感のある「鐘の塔」
丘の頂上、廃墟の基礎部分と「鐘の塔」


11世紀に建造された丘の頂上に立つ城が廃墟となり、基礎部分だけが残る中に塔だけが残りました。その塔が17世紀に鐘が吊され、教会として存続し今に至ります。
実際に行くと、建造物はこの鐘の塔だけであり、あたりは廃墟となり、基礎部分だけが残っています。この基礎の下階を覗くと、教会のおそらく礼拝に使われる施設がありました。




悪魔橋 Pont du diable


「悪魔橋」は12世紀に建造、1900年初頭に歴史的遺産として登録されました。神の橋という名の橋なのですが、「悪魔橋」と呼ばれるのはなんとも奇妙ないわれです。



実は「悪魔の橋 Pont du diable」という名前に名付けられた橋は欧州には多く、悪魔が橋を造ったといういわれがあります。


アーチの形をした橋は技術的に難しく、布石の順序や固定の仮設サポートなど建設の工夫が通常の建築などと比べて手間が掛かりました。膨大な手間を考えると、「悪魔じゃ無きゃ出来ない」くらいの言い回しの方が、完成した施工者の技術がたたえられたのかもしれません。この橋は住民が日常生活で使用しており、小型車なら一台ギリギリ通れるサイズです。
我々の家主は、この橋を車で渡って我々の荷物を駐車場まで運んでくれました。


小道を散策


この鐘の塔と悪魔橋を散策するのがこの地の楽しみ方の一つで、観光客がちらほら見受けられました。傾斜地に城下町として家々が連なり、その小道を歩くのは迷路を歩いているようで楽しい瞬間です。思い思いに塗られたカラフルな雨戸や建具はかわしらしさを醸し出します。



二つのアイコンと小道の散歩を動画にまとめました




4.アクセス




山間部の谷間に位置する立地なので、鉄道はありません。公共交通機関ではバス利用が出来るようです。レンタカーでも駐車スペースは沢山あるので気軽に立ち寄れます。

モンペリエからバスで約2時間 



自家用車の旅行だったので、完全自炊でした。近所にはパン屋もあるので、食材を買い込んで自炊もいいもんですよ!


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2021-08-28

「WA SUD」 フランス南部 日本人夫婦が経営するワイナリー訪問

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8月のバカンスを利用して、友人であり、日本人醸造家としてフランス南部でワインの醸造を行う「WA SUD」さんを訪問してきました。






岩(がん)ちゃんこと、Kohki IWATAさん 付き合いは古いのですが、訪問したのは初めてです。

2008年 醸造家として単身フランスに乗り込み、専門知識を習得するため現地の学校に通い、フランスのワイン農家で修行した後、2017年から「WA SUD」(和 南)という自身のドメインを立ち上げました。

本格的な「自然派ワイン」として長い歴史を持つパートナードメイン「Soulié」さんと共に自然派ワイン作りに取り組んでいます。





自ら畑で葡萄を栽培し、収穫、醸造、出荷までをこなすまさに彼の魂のこもったワイン造りに、同じ日本人として誇らしいし、応援したくなります。


※醸造家の奥様

「マダムがんの南仏便りは」こちら 





ラングドックという南部のワイン特産地域に属し、いわゆる高級志向のワインではなく、日常呑まれるテーブルワインとしての親しみがあるワインが多いのが特徴です。

 





「がん」と言う響きと、岩ちゃんのイラストがさらに親近感をアップ!葡萄ジュースもあります


醸造場所のCaveを訪れたあとに畑を見学してきました。収穫前の葡萄がたわわに実をつけた状態で訪れたので、歩きながらその実を食べるという贅沢もさせてもらいました。(最後の動画内で紹介させてもらっています)

素人が見ても畑の外観が綺麗に整っていて、周りの畑とは違うんです。日本人気質と岩ちゃんの思いが伝わってくる畑でした!
 

天候に左右される難しい仕事で、今年は春先に大きな冷害があったのでフランス各地の農家は悲鳴を上げているところなのですが、収穫量は減ったものの、ただ今収穫の真っ盛りだそうです!まさしく訪問したときの葡萄達が収穫されているところです!

 



訪問の様子を簡単に動画にまとめました。

動画中の「ヴェレソン」という言葉は収穫前の完全な色づきの少し手前の状態のことを言います。教えてもらいました(^0^)

こんな感じでドーロンが飛んでいました!



今後も定期的に紹介することになったので、また季節ごとにご案内できると思います。応援よろしくお願いします
我が家から約400km, 道中、世界一の高さを誇る斜張橋「ミヨー橋」も通ります。次回は必ずドローンを飛ばします!!また楽しみがふえました!!

 


 

下記販売サイト オンラインショップです

 

日🇯🇵仏🇫🇷両方で買えるので、日本人醸造家の現地フランス産 魂のこもった「本格自然派ワイン」に是非一度触れていただきたいです

。個人的にはココで紹介できたので、親近感を持ってもらえると嬉しいです!

 

スパークリングワイン、葡萄ジュースもラインアップされています!

日本🇯🇵「小松屋」オンラインショップ 


フランス🇫🇷「Petit caves」 オンラインショップ 





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2021-08-13

イタリア トリノ市 自動車博物館とリンゴット工場

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昨年訪れたイタリア トリノにある「自動車博物館」の紹介です。
友人の勧めで訪れました。
FIAT本社のあるトリノ市、ユベントスというサッカークラブが有名ですが、フィアットの城下町です。

リンゴット工場

フィアットの本社として名高いリンゴットという地名、これはトリノ市のなかの地区の名称です
かつては工場がトリノ市にひしめき合い、多くの労働者が働いて潤った町です。
かつて繁栄を極めた1923年創業のリンゴット工場、ここは会社の上にテストコースがある面白い構成の建物でした。イタリア人建築家によって設計され実現したユニークな建物で、コマーシャルやメディアに度々登場した建築です。この特徴的な工場はレンゾピアノによって改修され、現在は人気のショッピングおよび複合文化施設として再生しています。

建物エントランス部 現在はショッピングモールとなり、華やかな印象

雑貨や食料品、アパレル、何でもそろう

見学出来る屋上のコース トラック形状で、カーブには本格的なバンクが付く

屋上へ車が昇降するためのスロープ、日本のテレビコマーシャルや映画で
幾度となく登場する有名なスロープ

バンクの角度とコースの大きさがおわかりいただけると思う

バンクからの眺め



FIAT

いまや大ホールディングスとなったフィアットグループオートモービル。
近年の拡大でトヨタやVWグループ、GM、ルノーに次ぐ規模のグローバルグループです。
フィアットグループオートモービルズは現在主にフェラーリ、ランチア、アルファロメオ、マセラティなどのイタリアブランドを統合したイタリア最大のグループとなりました。

博物館

オフィシャルサイト⇒トリノ自動車博物館




博物館は3フロア構成 「車とデザイン」「人と車」「車と20世紀」に分かれます。
イタリア車を始めとして欧州各国、アメリカなどの車両の展示があり、イタリアメーカーに縛られた展示ではないので、見所、展示車両は非常に多いです。またフェラーリに代表されるモータースポーツ、F1の歴史も見ることが出来ます。


エントランス部

展示車両

1800年代後半の車両の起源から始まって、現在に至るまでの車両が数多く展示されています。またモータースポーツ、とりわけF1関連の歴史は情報が多く、フェラーリがF1 創設から参加し続けているメーカーとして見応えのある内容です。
エンジン単体の展示なども興味深いです。

▼バーチャル博物館

時代の流れと共に車両の変遷が見て取れます。是非ご覧下さい!



参照
過去記事



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