2021-05-30

フランス 日本に流通していない自動車メーカーたち

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「フランスでよく見るけど、日本には流通していないよなぁ」というメーカーを3つ紹介します。これが全てではないですが、よく売れている車たちです!

  1. DACIA ダチア/ダシア
  2. SKODA  シュコダ・オート
  3. SEAT セアト


1. DACIA ダチア/ダシア



ル−マニアが発祥の自動車メーカー
現在はルノー傘下であり、低価格路線に狙いを定めた販売戦略でフランスで非常によく売れているメーカーです。

またネットで最短15クリックで購入できるシステムも人気となり、このメーカーが発祥で他メーカーも追随しています。
SUVのDASTERダスターは非常によく売れ、頻繁に見かけます。
DASTER2015

「車は移動するための道具」という意識がつよいフランスでは、低価格車、中古車はよく売れます。中古市場は圧倒的に日本より高いです。高いというのは、程度が悪くてもよく売れるという意味も含んでいます。


2021現在 新車価格 12500€〜(メーカーHPによる)
1000cc 3気筒 ガソリン 






▼メーカーHP

2.SKODA シュコダ・オート 


チェコの自動車メーカーです。歴史があり、戦争に翻弄されながら形を変え、現在はフォルクスワーゲン傘下で生産を続けています。
豊富なラインナップで小型車からラグジュアリーカーまで幅広いです。



Fabia
東欧を感じさせるマスクはどことなく質実剛健で、いまの流行のデザインにはない独特の雰囲気を持っています。個人的には好きですし、フランスの多国籍なデザインの車の中で立ち位置をしっかりと持った存在で、フランスの多様性の一つとして溶け込んでいます。

2021現在
1000cc 3気筒 ガソリン














WRCに参加をしていた経緯があり、日本でも知っている方は居ると思います!

▼メーカーHP

3.  SEAT セアト



スペインの自動車メーカーで、イタリアフィアットグループ傘下で長年スペインの自動車メーカーを牽引してきた第一人者でしたが、現在はVWグループ傘下で生産を続けています。

ハッチバックのLEON 、IBIZAをよく見かけます。
LEON 2019

IBIZA 2021

フランス市場の中では低価格路線のメーカーです。レンタカーなどにも多く採用され、この車に触れるこ機会も多いです。
WRCやツーリングカー選手権などにも参加していたので、名前を聞いたことがあるかも知れません!
2000: Seat Cordoba

町中ではよく見かけますが、国際色豊かなフランスの自動車事情のスペイン代表と行ったところです!

現在のラインアップはハッチバック車がメインですね。デザインは、ん〜今時の、で新しさを感じないVWの廉価版的なイメージです。


IBIZA
1000cc 3気筒 ガソリン
16,190 €〜






車は移動の道具として捉えられている傾向が強いので、安くて丈夫な車はよく売れます。VWのエンジンを使っているものも多く、信頼性は高いです。
▼メーカーHP
最後に
韓国車が日本でどのくらい流通しているか把握できていないのですが、フランスでは元気です。
国際色豊かなフランス自動車事情、自分の日常でどの様な車が走っているのか撮影してみました!参考まで。

 


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2021-05-28

近所のスーパーのかわいい車!Renault Estafette

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近所のスーパーの魚屋さん
かわいい車のモチーフが飾られているので調べてみました。
Renault Estafette(エスタフェ)という1960年代に製造されたバン(仏:Camionnette カミオネット)です。1960年昭和35年、最初の東京オリンピックの3年前ですね。東京タワーが完成した年でもあります。

「エンブレム」フォントがなんとも時代を感じさせます!

日本でのダイハツミゼット(オート三輪)と同時期の車になりますね!
wikipediaより

同時期のファット 600 ムルティプラ(1956-69)イタリア
wikipediaより

ボディ構成の変更でトラックタイプもあるようです。


それまでのリヤエンジンからフロントエンジン、フロント駆動という新しい方式を取り入れられたバンです。その後リヤ駆動へと変遷します。

諸元

出展wiki
  • R2130 / 31
    • 生産期間:1959年5月– 1962年5月
    • エンジン:845 cc、32 PS(24 kW)
    • 積載:600 kg
  • R2132 / 33/34/35
    • 生産期間:1962年5月– 1968年11月
    • エンジン: 1,108cc, 45 PS(33 kW)
    • 積載:「Estafette1000」の場合は800 kg、1,000 kg
  • R2136 / 37(2137は「Plateau」および「BaseCarrosable」オープンベッドピックアップです)
    • 生産期間:1968年9月– 1980年6月
    • エンジン:1,289 cc、54 PS(40 kW)
    • 積載:R2136の場合は800 kg、R2137の場合は1,000 kg


当時の日野との関係

が興味深いです
日野コンマース 

コンマースの背景には、ルノーの1959年に発売されたエスタフェット(en:Renault Estafette)同様の構成の商用車があり、当時の4CVのノックダウン生産を通してルノーの技術に理解を深めていた当時の日野が、似通った発想を持ってこの車に行き着いたことは疑う余地はないでしょう。
しかし、日野とルノーの間でエスタフェットに関する技術供与契約は行われなかったばかりか、ルノー側から、「エスタフェットに似せないように」とのクレームを頂戴し、設計を変更した箇所もあるという。
日本の自動車業界の過渡期、少し前の中国を見ているようです。

現代のRenault バン

最新のルノーのバンは色々タイプがありますが、traffic が相当しますかね?
日本でも人気の高い Kanguu

日本では……

フードトラックとして現役で頑張っている例です。どれもかわいいし、味が合って良いですね!

▼国際色豊かなフランス自動車事情▼

 



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