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2022-03-20

フランス町工場が建てた「ゴルドラック像」

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ゴルドラック GOLDORAK (グレンダイザー)

France TV

ここで詳しく説明するまでも無いくらい、フランスでは日本のポップカルチャーが人気です。アニメの中でもフランスでは 
「ゴルドラック」 
日本名 グレンダイザー

がロボットアニメの始祖、シンボルとして君臨しています。

1975年に 日本で放送が開始されてから、1978にフランスで放映が開始されます。
日本では永井豪氏によるマジンガーゼットの三作目にあたる本作が、フランスでは最初に放映されました。
これまでロボットアニメというジャンルが無かったフランスでは、初めてづくしのストーリーやヒーローが受け入れられて人気となります。視聴率70%なんていう情報も流れるくらい流行したようです。
会社の同僚でも、世代が違っても「ゴルドラック」の名前を一度は聞いたことがある人が多く、リアルタイム世代(現在の40、50代)は相当影響されたようです。
ロボットヒーローなので、玩具やカードなど、それぞれ思い入れのある品もあったようで、未だにはまっている人も少なくなく、同僚は日本から「超合金」を購入していました。

ゴルドラック像



そんなグレンダイザーが浸透したお国柄、ある町のシンボルとしてゴルドラックの像があります。今回そこに行ってきました。



Thiersという人口1.3万人の小さな街、ドイツのゾーリンゲンと並んで刃物の生産で有名な街です。ここの街の入り口にある環状交差点の「オブジェ」として立っています。


地元のある町工場によってこの像は2018年に建てられました。7メートル、2㌧の像は、街へのクリスマスプレゼントとしてココに2ヶ月間だけ立つ予定でしたが、そのシンボル性と存在感が感動を呼び、未だに立ち続けています。



製造元の「Fer ou Refer」
板金、製缶がメインの零細企業です。現在は一人で経営されているようです!HPはかっこいい!!



▼フランスは環状交差点が発達しており、欧州の中でも一番多いとされています。


▼環状交差点 町ごとにシンボルや街を紹介するオブジェが置かれているので、車で巡るとこれを見るのもまた楽しみの一つです!
そんな面白いフランス環状交差点「ホンポアン」を少しずつ紹介しています。



▼検索すると多くの情報が手にはいりますが、
ゴルドラックのフランスでの人気ぶりを紹介した記事です



実は……これを見に行った裏話、「男達に強制外出指令」、そのなれの果てです(^_^;



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2021-08-07

ドイツ メルセデスベンツ博物館 シュトゥットガルト

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自動車博物館は各メーカーごとに色々ありますが、今回はシュトゥットガルトに行った際に立ち寄った「メルセデスベンツ博物館」を紹介します。知人から「超お勧め」と言われて行ったのですが、内容が濃くて楽しめたし、子供達も楽しんでいました。
展示の雰囲気、車両の写真は動画で最後に案内しますので、ここではそれ以外を紹介します。(一部参照 ウィキペディア)




  1. 名称の由来
  2. 会社の設立と成り立ち
  3. メルセデスベンツの特徴
  4. 博物館訪問と特徴


1 名称の由来

そもそも「メルセデスベンツ」という名はブランド名です。
このブランドを所有するのは現在はダイムラーという会社なのですが、そもそもダイムラーとベンツは同時代に自動車を開発した別会社でした。


メルセデスという名は当時ダイムラーを販売するオーストリアのディーラーを運営する領事であり富豪であった人物の娘の名前であり、ダイムラーという硬い名前から、フランスチックな「品のある名前」に変更して登録商標したのが原型と言われています。当時扱いのあった船舶や飛行機にも同様に「メルセデス」という名前が使われたそうです。当時ドイツでは自動車禁止法なども一時あり、自動車はフランスでよく売られていたそうです。

2 会社の設立と成り立ち

1883年、エンジニアであり、ガソリンエンジンの開発を手がけていたカール・ベンツは「ベンツ& Cie.」という会社をマンハイムで立ち上げました。1886年には世界で初めて「ガソリンを動力とする車両」に関する特許を取得し、1890年代から自動車を量産しました。
メルセデスが手がけた最初のガソリンエンジン自動車、三輪車

1893年 メルセデスによる最初の4輪量産車 Victoria


一方、ベンツとは一切面識の無かった、ともに内燃機関の技術者であったゴットリープ・ダイムラーとヴィルヘルム・マイバッハは1890年にダイムラー・モトーレン・ゲゼルシャフト(以降、DMG)をシュトゥットガルトに設立。
ダイムラーが最初に手がけたガソリンエンジンを積む世界初のバイク 
サスペンション、ゴムタイヤ無し、シートヒーターがあったそうな(^0^)
バイクを作ったと言うよりは、ガソリンエンジンを載せて動く媒体に
「軽い二輪を選んだ」と言う方が正しいかもしれません


自動車の発明ではベンツに後れを取るものの、オーストリア人企業家エミール・イェリネックの支援を受け、1902年からはメルセデスブランドを使用し、市販車販売を拡大していた。

1926年、戦後のインフレによる経済危機により、両社は合併し、新会社を設立。社名をダイムラー・ベンツとし、本社はDMGの本拠地であるシュトゥットガルトに置かれた。エンブレムはDMGのスリー・ポインテッド・スターの外側にベンツ& Cie.の「BENZ」を刻んだものであった。
また、新会社はすべての自動車をメルセデス・ベンツ(DMGの「メルセデス」とベンツ& Cie.の「ベンツ」をとった)ブランドで製造することも決定し、今に至ります。

3 メルセデスベンツの特徴

・スリーポインテッドスター

メルセデスベンツのロゴですが、設立当時飛行機や船舶にもエンジン供給してたことから陸、空、海への反映を込めて3つの矢がデザインされたそうです。

・総合メーカー
自動車メーカーとして先駆者的な存在のメーカーですが、高級なだけでなく、様々な挑戦とチャレンジ、企業理念が見て取れます。
乗用車だけでなく、スポーツカー、トラック、バス、商用車、レーシングカーまで幅の広いジャンル構成です。
あわせて航空機や重機、戦車に至る車以外も含めた幅の広いジャンルでエンジンの供給をしています。日本の重機メーカー加藤製作所の車両はメルセデス製エンジンを搭載しています。

・安全に対する取り組み
1970年代に自動車死亡数がピークを迎えたとき、エアバッグの開発に取り組むなど安全に関する取り組みも世界の先陣を切って行ってきました。

安全に関する展示も沢山ありました

4 博物館訪問と特徴

訪問時がコロナ渦だったことで、事前予約が必要でした。ネットで予約、大人10€
現地入り口で用紙に情報を記入、受付を済ませると入場できます。手続きがお堅い感じはドイツならでは笑

子供用の工作イベントなどが必ずあるので、参加希望ならネットで事前に時間を調べると良いと思います。



館内は、エレヴェーターで上階まで登り、おりながら見て回るスタイルです。エレベーターの乗り場に受付があり、ここで展示解説の端末が渡されます。日本語があるのでそれを借りると、展示物に近づくだけでヘッドフォンから解説が自動再生されます。

近未来的なエレベーターで最上階へ


エレベーターおりてすぐの最初の展示は「馬」



日本語のガイドブックもあります


「年代別の展示」と、「テーマごとの展示」が各階に配置されます。また各フロアをつなぐ回廊のスロープにはその時代が回想できる写真やメモリアルが展示され、時代背景を理解しながら車の展示が楽しめます。



出口で端末を返却するのですが、ストラップがお土産でもらえます!


ショップやレストランは整備されていますが、いい物が売っている代わりに非常に高いです(^_^;
マニアの方にはいい場所です、はい!!

▼ミュージアムサイト

モータースポーツでもその名をとどろかせているメルセデスベンツ
シルバーアロー(Silver Arrow)と呼ばれるその所以は、あるレースでレギュレーションの重量を1kg越えてしまった解決策で、それまでのチームカラーの白色の車の塗装を全て剥がして銀色の地肌のままレースに挑み、優勝したことからその色が現在まで踏襲されているそうです!動画中に白色のレーシングカーも紹介しています

▼メルセデスフォーミュラ1チーム

▼以下動画にて、館内の様子や展示車両の写真を公開しています。
「著名人のユーザーの展示」で、昭和皇室が愛用した車両も展示されていましたので、写真で紹介しています!

 

近くにポルシェミュージアムもあるのですが、ますはここから見て回るのをお勧めします!

※イタリアの自動車博物館 参照記事です▶イタリア トリノ 自動車博物館



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