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2023-11-15

海外🇫🇷で子育てをする醍醐味!


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Bonjour 

地域密着型「マイノリティとして生きる、普段着のフランス」へようこそ




ボンジュー 🇫🇷フランスからこんにちは!

さて海外における子育てについて、フランスを例に取り実体験を通して色々感想を持っているので、今回はその話をしようと思っておりますが、その主題をAIに聞いて見たところ、以下のような回答をもらいました……自分の経験を通して以下で ○、△、X で評してみます。


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海外で子育てをすることは、新しい文化や環境で子供たちを育てるという点で、非常に興味深い経験をもたらすことができます。以下に、その醍醐味をいくつか挙げてみましょう:

  1. 異なる文化への理解と尊重
  2. 言語の習得
  3. 多様な友人関係
  4. 広い視野と柔軟性
  5. 世界的な教育
  6. 自己成長と挑戦

1. 異なる文化への理解と尊重: 
海外で子育てをすると、異なる文化や価値観に触れる機会が増えます。子供たちは自然と、異なるバックグラウンドを持つ人々と接することで、共感や尊重の気持ちを学びます。これにより、世界に対する理解が深まり、トレランス(寛容)な考え方を身につけることができます。

2. 言語の習得: 
異なる国で子育てをすると、現地の言語を学ぶ必要があります。子供たちは、複数の言語に触れることで、柔軟性のある思考力を養い、コミュニケーション能力を向上させることができます。

3. 多様な友人関係: 
異なる国で子供たちを育てると、さまざまな国や文化の友人を持つことができます。これにより、子供たちは多様な友人関係を築き、人間関係のスキルを身につけることができます。

4.広い視野と柔軟性: 
異なる環境で生活することで、子供たちは広い視野を持ち、柔軟性のある考え方を身につけます。新しい状況に適応する力や、変化に対する適応力が養われます。

5. 世界的な教育: 
異なる国の学校や教育機関は、独自の教育システムやカリキュラムを持っています。これにより、子供たちは世界的な視野を持った教育を受けることができ、グローバルな市場に適応できるスキルを身につけることができます。

6. 自己成長と挑戦: 
異なる環境で子育てをすることは、親自身にとっても成長と挑戦の機会です。新しい環境に適応し、子供たちをサポートすることで、自己成長を促進することができます。

これらの要素は、海外で子育てをする醍醐味の一部であり、親子ともに貴重な経験を積むことができます。
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という模範的な回答をAIからいただきました💦 概ね素晴らしい回答だと思います!
一つずつ、私見(経験)とぶつけてみようと思います!

1.異なる文化への理解と尊重 AI:「○」
日本に住む日本人家庭の場合、通常子供が持つ文化は一つです。思春期になるとアメリカをはじめとする異文化を意識し始めると思うのですが、海外育ちの場合は幼少期から「自国の文化+在住地の文化」が存在します。
とくにフランスでは移民をはじめとする多国籍な人種が一般的にいるため、幼少期はその文化を知ろうという所までは行かなくても、容認する体制が身につくのはそうだと思います。宗教や習慣の違いは大きいので、学内での交友関係のなかでは、それを受け入れなければならない、受け入れやすいがフランスであり、それが特徴の一つです。




これは大人になったときの異文化の理解のしやすさに繋がるはずです。他文化の「○○ちゃんがそういえばこんなこと言ってたな」という実体験がそこにあるわけですから。
しかしこれは日本育ちでも、海外に興味がある人は自然と受け入れられると思います。ただし興味の範疇だと、海外志向ゆえ、重心がどうしても向こう側よりであったりもすることも散見するので、尊重という部分では自分からポジティブ、ネガティブ要素を均等に学びに行かなければなりませんね!

自分は個人的に、フランスにいると身近にある「アフリカやイスラム文化」に疎かったので、また文化は歴史や社会情勢に紐付いているので、東ヨーロッパの紛争、欧州全般の歴史は分からないことが多く、その本質を知ることがいつも新鮮です。


2. 言語の習得 AI:「○」
これは誰もが一番先にイメージ出来ると思うのですが、大人と比べて吸収が早い、そしてそれを「国語」として学校で学べるのは最大のメリットです。
問題は「親の母国語」の理解の最終ゴールを、子供にどのように設定するか?
100%日本の子供と同じように学ばせる、理解出来るようになるのは難しいので、どこをゴールとするか悩ましいです!

多くの家族内で日本語を使う頻度に関して、

日々家庭(両親日本人)ではおそらく日本語
日仏家庭では片親がフランス語、片親が日本語

というパターンが多いと思います。
日本語も学ばせたいと思うのですが、第一優先がフランス語でないと学校の勉強で困るので、日本語はしゃべれても書けない、または漢字は小中学レベル というパターンが多いです。
赴任の家庭は任期があって帰国しなければならない場合、年数により何処まで比重を置くか判断が難しいと思います。

海外育ちの場合、見た目も会話も日本人ですが、書けない、読めないという事実が存在するので、温かい目で見てやって下さい!日本語を流ちょうにしゃべれるだけでも素晴らしいのです!!
自分の行っていたフランス語学校にも、フランス語を超絶話せるのに「書けない、読めない」という移民系の人が多く、学びに来ていました。これは多国籍国家ならではですね!


3. 多様な友人関係 AI:「○」
この点に関しては、AIがいうように、多様な人間関係のスキルを身につけるというのは醍醐味の一つ、その通りだと思います。
人間関係のスキルとはなんぞや?
自分自身の経験を通してフランス(海外)生活で感じるのは、友人関係を築くスピードや深さは在住年数や人との関わり合いの多さによると思っています。
これを子供の頃から経験できる、友人が出来る、そしてそれが将来自分のジェネレーションの基礎になる、これは時間をかけて築くものなので、かけがえのない経験になると思います。
ガイジン(外/そと)という概念がなくなる、持たない、と言うとわかりやすいかもしれませんね!


しかしこの経験は国をまたいで引っ越しでもしない限り複数経験するのは難しいので、現地の友人がいるのがデフォルト。それに加えて現地の日本人コミュニティで友人関係を作ると、日本とフランスの人間関係の違いを経験、理解出来るので、違いを肌で感じる海外ならではの経験かなぁと「親目線」で見ています。
フランスに関してはいまや多国籍なので、多様性の面では優れていると思います。

最たる例だと「インターナショナルスクール」などではそれがもっと複雑に多国籍に経験できることでしょう!
逆のパターンで、現地にいるのに日本人としか仲良く出来ないとなると現地での対人関係が難しくなり、アドバンテージが得られませんね。


4. 広い視野と柔軟性  AI:「△」
これに関しては家庭内で養える事ではないので、学校における交友関係などから少しずつ吸収するのだろうと想像します。我が家はまだ中学生と小学生なので、まだ際立った要素は見えませんが、おそらく高校以降の進学課程、成人に近づくにつれて養われるんだろうと想像します。
戦争やテロなどの事件が起きると、その背景を説明するのですが、遠くの火事ではない事は肌で理解してくれているようです。



5. 世界的な教育 AI:「X」
「異なる国」と始まるAIの解説ですが、これはある国で教育を受けている前提で、留学などをする場合に適用されることでしょう。我が家に限っては、海外移住で子供たちは日本の幼稚園しか知らない状態で来仏したので、実質フランスの教育しか知らない訳です。その部分では「世界的」ではないですね。
ただしフランス人の大人に幼少期の話を聞く機会では、ヨーロッパという考え方、くくりがあり、世界的では無くとも地続き、大陸ならではの思想感は感じることがあります。
また今後他国へ留学する場合、大陸的な思想は他国でも馴染みやすいかもしれません!


日本は単一国家、しかも国境を接していないので、アジア圏の他の大陸の国々とどうしても物理的以外の距離感が存在するように思います。


6. 自己成長と挑戦  AI:「○」
親に対する意見ですが、大賛成です!まさしく日々挑戦です。しかし残念ながら成長している実感はないです。(^_^;
海外で仕事をする、子育てをする。この二つにはおおきな違いがあって、

仕事は自分自身の努力や行動で自己成長できますが、
子育ては特に学校の学び関する事では教えてあげられない、親の手が及ばない

正確に言うと日本の知識で教えてあげられても、フランスのそれとは違うので、まず始めにその違いを知ることになります。日本のそれの方が優れていると思う部分もあったり、その逆もしかり!
歴史などはまったく初めて触れることが多く、子供をサポートしてあげられない。
こんなジレンマも挑戦と成長に含まれるかな?とにかくハードルは多いです。しかし中学以降になると、直接してあげられることは限りがあるので、学ぶ環境作りで貢献してあげる事しかできていませんね。
親子で手探りしながら進む感じです!


いかがだったでしょうか?
今回は「醍醐味」という観点でポジティブ要素が多かったですが、もちろんネガティブ要素も沢山あります。
日本の教育に比べて海外教育、子育てが特別優れているという実感は持っていません。
このブログを「マイノリティとして生きる」と副題で名題しているのですが、差別や住みにくさも実在します。
ただしそれを経験する、越えることで又一つ大きくなれるとポジティブに捕らえることも一つ大きな要素である、と考える、いや考えないと生きていけないので、そうしてます(^_^;

まだ「マイノリティとして生きる」の答えは出ていませんが、いずれこの話題にも触れたいと思います。またAIの力を借りることにします!!!

それでは又お目にかかりましょう!
See you !
アビアントゥ!à bientôt !



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2023-09-24

🇫🇷Bol D'or 24h ボルドール24時間 世界耐久レース選手権 観戦記2023

Bonjour

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Bonjour 

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Bonjour ボンジュー フランスからこんにちは!


スタート前のグリッド上 BMW S 1000 RR 

さて昨年に引き続き、ボルドール24時間レースに参戦する「TONE RT SYNCEDGE 4413 BMW」、歴史上初の日本のプライベートチームが100年以上にわたり歴史を持つ耐久レース世界選手権に参戦したので、その現地リポートを私見をタップリ交えてお伝えします。



土曜日の午後3時スタート、日曜日の同時刻にゴール



通常は、一年を通して最高峰クラスの「全日本ロードレース選手権」に参戦するチームですが、昨年から世界挑戦を始めました。

チーム発足後、10年を架けて成長を遂げてきた実績

鈴鹿8時間耐久でクラス優勝、
マレーシア セパン耐久でクラス3位表彰台

昨年、ついにボルドール世界耐久選手権にスポット参戦を果たしました。
完全なプライベートチーム、日頃の活動も貴重なスポンサーに支えられながら多くのボランティアスタッフの協力で運営するチーム。
スポンサー 工具メーカーのTONE


そんな彼らの活動の集大成「最高峰のタスク」、耐久レースの本場「フランス」へ乗り込み、戦いました。


総勢18名、昨年は初年度と言うこともあり、海外、フランスが初というスタッフもいたり、言葉の壁にも苦しみましたが、今年は私が感じる限り、威風堂々として自信に満ちているように見えました。ピットには昨年知り合った旧友がいたり、彼らを現地サポートするBMW本体チームとの意思疎通、友情も生まれており、誇らしかったです!

ライダー3名とチームスタッフ


さて、レース内容は監督が書く現場のマナの声がブログで配信されているので、そちらをご紹介します。

ここでは、現地在住の目線でレース観戦で感じたことを以下に記します。

結果は見事に24時間を走りきり完走、全体21位、SSTクラス10位という昨年の結果を上回る華々しい成績を勝ち取りました。

独特でカラフルなランオフエリアをもつポールリカールサーキット




小さなトラブルや、不可抗力による転倒、アクシデントもあり、トップチームもリタイヤする中、最後まで目が離せない展開でしたが、二年連続完走しました。まさしくチームワークの勝利です!






仕事は丁寧、ピットは綺麗、チームワークは同じ志をもった同盟なのでピカイチ!女性のフォローが輝かしいほどに充実。さすがオールNIPPONチーム。

24時間後のゴールを迎え、ライダーのホームストレート通過を出迎えるスタッフ



ワークスチームに代表されるような資金力、人的リソースがあるチームですら24時間走るというレースは、トラブルのリスクや事故もありゴールできない状況もあります。ということはプライベートチームにも同じリスクがあるのと等しく、逆に考えればチャンスもあるということです。圧倒的なスピードやマシン性能、ライダースキルだけでは計り知れない結果を左右する要素が沢山あり、勝負が決まる。ここが醍醐味です。
現地で人気がある理由もここにあると感じています。

24時間レース、当たり前ですが、8時間耐久レース3回分です💦


二年連続で24時間を完走出来たことは、上位に食い込む可能性が高いポテンシャルを証明できたのではないか?と思っています!

自分もフランスで仕事と生活を通して、現地の価値観やヨーロピアンに多く感じること。
海外選手やチームは、「ここぞというときに力を発揮する」「ホームで強い」とよく言われます。
自分が感じる印象は、その通りなのですが、反対に「ここぞ」というとき以外はビックリするくらいリラックスしているんです。日本人目線で(悪く)言うと「怠けている」!……と感じるほど。
良く言うと、自分自身を取り繕うこと無くノーストレスで仕事します。なのでここぞというときにスイッチが入るんです!ある意味当然といえば当然です。

観戦スタイルは「スタートとゴール」以外はリラックスタイムです!


日本人のメンタリティーは非常に価値あるレベルにあり、仕事を真面目にする。これは世界的に見ても真似できない芸当です。
基本的なスキル、メンタリティーは高いので、あとはストレスを感じること無く過ごし、戦っている相手がどういうメンタリティーで戦っているかの理解が進むと、チームが何と戦えば良いのかが明確になり、さらにチャンスが広がるという個人的な印象です!

24時間を見つめる達磨


今回の同SSTクラストップとの比較では、レーススピード、スキルは決して劣っていませんでした。一番のおおきな違いは、ピットストップの回数や停車時間が長かったこと、これを差し引くとトップ3の結果にもひけをとらない皮算用が成り立つという事実は、一層上位に食い込む可能性を感じました。



レースをささえるチーム、メカニックたちのモチベーションは高いです。
昨年エンジンを降ろしてまでもバイクを再生させ、24時間を完走した実績は何にも変えがたい自信になったと思います。
作業を見ていたレースコントロールのスタッフも、わざわざ自分の所へ来て、「彼らの仕事は最高だ!」と賞賛していました。
レース中にトラブルがあっても諦めないメンタルが感じられるピットの雰囲気は今後を期待させるモノでした!

予選で大破したバイク 数時間後には復旧完了!



Passion !!


チームコンセプトの「その向こうへ」!
さらなる高みへの挑戦と結果を期待して、新しい景色を見るために来年を待ちたいと思います。

年齢層も広く、性別、国籍も様々なファンに支えられているレース





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2022-12-18

ワールドカップ中継から感じたスポーツのメンタリティーと国民性比較

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Bonjour 

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フランスからこんにちは


フランス代表がワールドカップで決勝まで進みました。非常に盛り上がっていますが、この中継を見て感じるフランス、欧州におけるスポーツでのメンタリティーと価値観の違いについて自分のこれまでの経験からお話しします。



ココにこうやって書こうと思ったのは、自分の子供が通うテニススクールでフランス人の子供がどのようにスポーツに向き合っているか?周りの大人がどのように教えているか?日本人の子供がそこで何を感じるのか?を見ることが出来たからです。良いか悪いかの批評ではなく、違いを感じてもらえたら、またそこから何が生まれるのか考えるきっかけになればうれしいです。


シュミレーション行為

サッカーでシュミレーションという行為(反則)があります。実際にはファールを受けていないのに、わざと転んで審判へ相手のファールを訴える、という行為です。ゴール前で反則がもらえると即ペナルティーキックに繋がるので得点できる可能性が高まります。欧州、南米、アジアでもサッカーではよく見るシーン、勝つために手段選ばず……日本でもそういうプレーの認知は高まったし、日本人選手でもやる場合があると思うのですが、日本選手のそれと比べるとそのあからさまなやり方、スローで見ると誰も触っていないとか、そういう行為を欧米のプロ中のプロがやっていると個人的にはうんざりします。

 

Triche(インチキ)

さて、うちの子供達は娘も息子もテニススクールに通っています。これは日本にいたときから続けています。とは言っても日本の生活は幼稚園以下しか経験が無いので、それがどの程度いまの生活に影響しているか分かりませんが、ことあるごとに感じることは日本人の親から教えられる日本的な精神性(メンタリティー)は今のところ非常に強いです。ただし「郷に入れば郷に従え」、ここフランスで生きる上ではフランス人のメンタリティーを理解することも重要だし、そうなっても良いと思っているし、そうあるべきだと思います。

さてテニススクールでの一コマです。子供達がレッスン内で模擬の試合をします。一般的にテニスの場合、審判がいない場合は、相手のボールが入っているかどうかの判断は打った本人ではなく、相手が判断します。

しかしうちの子供達によると、こちらが打ったボールが明らかに入っているのに「Out」判定される!といって怒って帰ってきます。
うちの子どのたちは小さい頃からテニスの心得があるので、同年代のレベルに比べると少しうまいです。なので対戦相手はうちの子供に勝てないことを悟ると、判定を"しらっ"と改ざんするんです。全員ではありませんが、判定を改ざん(Triche)する場面は私もよく見ます。

  • 負けたくないという意地
  • どんな手段を使っても勝つという欲求

この行為が正しいかどうかはココでは言及しませんが、子供が「勝ちたい」という欲望、意思をはっきり手段を使って表現するという精神性はフランス生活の中ではうなずける部分もあります。高学年や大人がこれをやっていたら??? となりますが!!



日本における子供のスポーツのメンタル


日本では部活やクラブで「スポーツをする」ということはまず「礼や規律」を重んじる、学ぶ。そこが第一歩。スポーツを通して運動技術以外のもの(精神性)を学ぶという「もう一つの目的」がそこにはあります。

自分が印象的だなぁと思う日本でよく見る低学年のテニススクールの光景ですが、まず始めにレッスン開始前に並んでから「こんにちは」というコーチと生徒の「礼」から始まります。

フランスの場合は、レッスン開始前に個人同士がお互いに握手やビズで挨拶を交わします。個人の挨拶が終わったら準備運動もなくいきなりレッスンが始まります。
レッスン中に子供が怒ってボールを蹴飛ばしたり、ラケットを投げる場面もよく見ますが、怒られることはありません。(※フランスには部活はないので、クラブスポーツと部活は単純比較出来ない場合が多いです)

さてここまで書いたのは

  1. トップサッカー選手のシュミレーション行為
  2. 子供のスポーツ現場でインチキをして相手に勝とうとする行為
  3. 日本の場合はスポーツを通して勝ち負けの前に礼や精神性を学ぶ

自分も全ての世界の国を知っているわけではないのですが、1や2は日本や一部の国を除いてこのような考え方は少なくない(一般的な)のではないかと思います。
ただし、全ての世界のトッププロがそうでは無い、全ての子供がそうでは無い、という前提は当たり前ですが、いちおう付け加えておきます。

メジャーリーグでイチロー選手が道具を大事に扱うことが知れ渡ると、アメリカの野球を愛する子供達にそれが浸透したそうです。日本のそういったスポーツにおける「精神性」というのは外から見ただけでは分からない部分が沢山あります。
日本では当たり前の高校球児の丸坊主、試合開始前に一列に並んでお礼をするのは、フランスのテレビでみると自分的には見慣れた光景なのになぜか違和感を覚えます。フランスの「ゆるさ」を日常的に肌で感じているからでしょうか?

しかし両国のパターンを比較したときに、その根底にある「スポーツを通した大事なこと(精神性)」はおそらく共通で、学ぶタイミングが違うだけで、日本の場合は子供の頃から学ぶ(特に部活)のでその考え方が多くの生徒の共通の価値観となる。
諸外国では一部のトップ選手を目指すアスリートが成長と共にそれを次第に学び、結局は大人のプレーヤーになると同じ所にたどり着くのではないかと思っています。ただし欧米の場合、そのような精神性を尊重しないトップ選手も一定数いて、それを非難しないのが国民性であったり文化なのかなぁと、2国の間の経験から、ぼんやりと思っています!




さて、子供がそんな理不尽な行為で負けて怒って帰ってきたときに、親として何と声を掛ければ良いか迷うところですが、コテコテの日本人の親としては

  • 自分は絶対にTricheはするな!
  • 相手に、「Tricheしてもこいつには勝てない」と思わせるように、ルールの中でどんな技を使ってでも相手に勝ってこい!
苦しい言い訳みたい(郷に従っていない?)ですが、まぁこんな感じです 笑


長くなりましたが、子供の教育過程を通して感じる欧州生活は非常にコアで面白いです。精神性を語る上では文化や宗教、歴史も考慮するともっと理解が深まると思いますが、スポーツの一側面で感じたことを表面的に書いてみました。
又別の機会に、こういった内容に触れてみたいと思います!


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2022-08-28

「日本人家庭」的フランスバカンス2022 その②

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Bonjour 

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フランスからこんにちは!
バカンス旅行記です。
その① で「山」編をお届けしました。今回その②では「海」編をお届けします。

今年も日本へ帰れず、そのかわりこれまでフランスで磨かれたバカンス感覚を持って、在仏日本人家庭がどこに行って何をして、何を感じたのか、お伝えします。

そもそも「スペインへ行きたい」からはじまった今回の旅行の計画。
自宅からバルセロナまでは距離にして自動車で650km、6時間半で到着出来ることが改めて分かり、現実味を帯びる。ガウディを一目みたい。
アルプスを経験してトレッキングの魅力に取り憑かれ、フランスの代表的なもう一つの山脈「ピレネー」も経験してみたい……それなら一度で二度、「海」「山」両方美味しい思いをしてしまおうというのが今回の発端でした。
「山」経由だと移動の負担も軽減され、Pyrénées経由でスペイン入り、バルセロナまで350kmです。


これまで「イタリア」「ドイツ」「スイス」と自動車で国境を越えてきましたが、「スペイン」は初めてです。しかしスペイン、フランス側のリゾート地はフランス人の人気のスポットでフランス語が使えるところも多いのです。

一般的に、我々がよく使う長期滞在スタイルの「AIR BnB」(キッチン付きレンタルハウス)。
一週間ほど滞在するのが欧州流で、炊事洗濯をしなければならないのですが、滞在費が安く済む、そして気兼ねなく過ごせる=旅行して疲れに行くのではなく「充電する」という意味でとても有効です。海辺だとMobilhome(モビロム)といわれるロッジがキャンプ場にありこれをよく利用します。

キッチン、バス付きのロッジ、バルコニーでBBQができます


しかしながらこれまでの経験から、今回は曰く
「たまには炊事しない滞在がしたい」
といわれ、まぁそれも一理ある!

とうことで今回選んだ海の滞在スタイルは「家族向けホテル」
一言でいうと「海ちか」のプール付き大衆リゾートホテルです。

ホテル駐車場の車のナンバーを見ると、フランスが約半分、次いでオランダ、ドイツ、ベルギースペイン……


食事はバイキング形式。ココでの滞在はひたすら浜辺で1日を過ごす、時々プール。
この流れだと日光を浴びてほどよく疲れた体にバイキング形式の食事がよく合うんです。一番大きなメリットは移動の必要が無く、全てホテルで完結。
特別美味しい物が出るわけではないですが、安定の食事が気兼ねなく楽しめる。食事の後は、プールサイドで毎晩何かしらのショーやコンサートがあるので、一杯やりながら眺めてゆっくりする。

徒歩数分の海水浴場、地中海、透明度良し、小魚が泳いでいました

多国籍なバイキング、お魚が美味しかった

ココナッツをその場で割って、飲ませてくれるココナッツ売り!我々が命名した「CoCo爺」

家族向け海水浴場なので、アクティビティも豊富、SASUKE 1時間で15€

安くて美味しい!!!

こういうホテルの滞在スタイルをフランスで初めて経験したのですが、空っぽ(vacancesの語源)にするにはもってこいの時間の流れでした。レンタルハウスだと食事の用意、買い出し、……を考えなければならない、時として地元の食材探しも楽しいのですが……
今回は過ごし方をあれこれ考えなくて良い、あくせくしない時間の流れを手に入れることができました。

朝の景色、 ホテルから海へ向かう歩道 ここは夜になると夜店が並び多くの人で賑わいます

砂は粒が大きめで、波がくると「サラサラ」と心地よい音がします

朝の海岸を散歩




結局子供に反対されてバルセロナにはいけませんでした。終始「海」!
バルセロナはトップシーズン以外で又チャレンジします♡

これにて総距離1700kmの旅が終わりました。
高速道路の巡航速度は130㎞、高速道路も無料区間が多く、フランスでの車での移動はストレスが大変少ないです。





いかがだったでしょうか?

多くのフランス家庭は夏バカンス以外に冬、春、秋も2週間休みがあるので家族で旅行に行ったり、触れ合える機会が多いです。
私の仕事上、そこまで染まるのが難しいのですが、子供によると、他の季節の休みにどこにも行かないのはクラスメイトに驚かれるようです。
フランス人の「バカンス上手」は我々にとって未知数な部分がまだ多く、道半ばです。

しかしこうやって夏のバカンスを欧州で経験することは我々日本人家庭にとって、子供達にとって、フランス社会で暮らす上で貴重であり、重要な体験となります。

来年こそは日本に帰国したいのですが情勢がコロナ、戦争以前と同じに戻ることを願ってやみません!

おまけ
車でスペイン国境を越えたときの動画です。普通の県道を走ってあっけなくスペインへ……


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