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昇涙酒造 Les larmes du levant
経緯
写真引用元「Pen」 |
フランスで蔵元になった(グレッグ)が以前日本旅行をした際にはじめて日本酒に巡り会い、惚れ込んで一念発起、日本の酒づくりを情熱と共にフランスではじめました。
その後日本にある蔵元と出会い、日本で技術を習得し、数年前から本格的に日本酒の生産に取り組み、蔵元となり、現在に至ります。
製造に関する器機は日本から持ち込み、持ち込めない物はフランスで代用品を工夫し、日本の米、酵母と技術、杜氏も呼び寄せ、そこにフランスPelussin(ペリューサ)の水と気候風土がミックスした本格日本酒です。
現在の天皇陛下が皇太子のときにリヨンへ訪問された際、日本料理店でご賞味なさったといういわれもある、多くの日本人とフランス人に認められた逸品です。
蔵開き2020
Saint Etienneから車で40分ほどのPilat自然公園内にあるPelussinという町、ここに蔵を構え日仏の杜氏が酒の生産を行っています。これまでイベントやレストランでこのお酒に巡り会う機会があったのですが、今回 来年度の仕込みが始まる前の「蔵開きイベント」があったのではじめてお邪魔してきました。
昇涙酒造のロゴの入ったおちょこ、持ち帰り可です |
入場料5€を払っておちょこが渡されます。そして杜氏と直に話しながら試飲ができます。あわせて蔵の案内、製造に関する説明ツアーもありました。
あわせて今回の目玉で、リヨンのレストラン「En mets fais ce qu'il te plait」とのコラボレーションで食事も味わうことができました。石田シェフによる酒粕を使ったスペシャルメニュー、冷や汁、肉のソテー、デザートなどどれも普段お目にかかれない逸品に舌鼓!
参加者の半分以上がフランス人といった印象で、認知度が向上しているのがよく分かります。試飲ができたので、みな質問しながら味と雰囲気を楽しんでいました。フランスでの”ワインの試飲会”に通ずる雰囲気を感じました。みんなめっちゃ楽しそう!
特別価格での即売会もあり、販売代理店「Osake.fr」によるフランス蔵元の酒、日本から輸入された日本酒、フランスから日本へ輸出する日本酒、梅酒、発泡酒、濁り酒など、豊富な品揃えに、みな箱を抱えながら購入していました。
酒粕の販売もあり、日本以上に日本を味わえる空間でした! |
日本酒の知識や認知に貢献する表示もあり、 ここを一通りみれば「日本酒がなんぞや」がよく分かります。 |
盛りだくさんだった今回の蔵開き、当日は現地からFBでの生配信もありました。非常に楽しめたのでまた来年お邪魔したいと思います。
あれ?テレビでみたことあるような?旅行にいく二人と日本人のお母さんみたいな…。ちがうかな?
返信削除コメントありがとうございます。返信遅くなりすいません。
返信削除この挿絵は昇涙酒造からおかりした物ですが、ご指摘の物かどうか、分かりかねます、ゴメンナサイ。 日本らしさがにじみ出ていますね!