2022-12-18

ワールドカップ中継から感じたスポーツのメンタリティーと国民性比較

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フランスからこんにちは


フランス代表がワールドカップで決勝まで進みました。非常に盛り上がっていますが、この中継を見て感じるフランス、欧州におけるスポーツでのメンタリティーと価値観の違いについて自分のこれまでの経験からお話しします。



ココにこうやって書こうと思ったのは、自分の子供が通うテニススクールでフランス人の子供がどのようにスポーツに向き合っているか?周りの大人がどのように教えているか?日本人の子供がそこで何を感じるのか?を見ることが出来たからです。良いか悪いかの批評ではなく、違いを感じてもらえたら、またそこから何が生まれるのか考えるきっかけになればうれしいです。


シュミレーション行為

サッカーでシュミレーションという行為(反則)があります。実際にはファールを受けていないのに、わざと転んで審判へ相手のファールを訴える、という行為です。ゴール前で反則がもらえると即ペナルティーキックに繋がるので得点できる可能性が高まります。欧州、南米、アジアでもサッカーではよく見るシーン、勝つために手段選ばず……日本でもそういうプレーの認知は高まったし、日本人選手でもやる場合があると思うのですが、日本選手のそれと比べるとそのあからさまなやり方、スローで見ると誰も触っていないとか、そういう行為を欧米のプロ中のプロがやっていると個人的にはうんざりします。

 

Triche(インチキ)

さて、うちの子供達は娘も息子もテニススクールに通っています。これは日本にいたときから続けています。とは言っても日本の生活は幼稚園以下しか経験が無いので、それがどの程度いまの生活に影響しているか分かりませんが、ことあるごとに感じることは日本人の親から教えられる日本的な精神性(メンタリティー)は今のところ非常に強いです。ただし「郷に入れば郷に従え」、ここフランスで生きる上ではフランス人のメンタリティーを理解することも重要だし、そうなっても良いと思っているし、そうあるべきだと思います。

さてテニススクールでの一コマです。子供達がレッスン内で模擬の試合をします。一般的にテニスの場合、審判がいない場合は、相手のボールが入っているかどうかの判断は打った本人ではなく、相手が判断します。

しかしうちの子供達によると、こちらが打ったボールが明らかに入っているのに「Out」判定される!といって怒って帰ってきます。
うちの子どのたちは小さい頃からテニスの心得があるので、同年代のレベルに比べると少しうまいです。なので対戦相手はうちの子供に勝てないことを悟ると、判定を"しらっ"と改ざんするんです。全員ではありませんが、判定を改ざん(Triche)する場面は私もよく見ます。

  • 負けたくないという意地
  • どんな手段を使っても勝つという欲求

この行為が正しいかどうかはココでは言及しませんが、子供が「勝ちたい」という欲望、意思をはっきり手段を使って表現するという精神性はフランス生活の中ではうなずける部分もあります。高学年や大人がこれをやっていたら??? となりますが!!



日本における子供のスポーツのメンタル


日本では部活やクラブで「スポーツをする」ということはまず「礼や規律」を重んじる、学ぶ。そこが第一歩。スポーツを通して運動技術以外のもの(精神性)を学ぶという「もう一つの目的」がそこにはあります。

自分が印象的だなぁと思う日本でよく見る低学年のテニススクールの光景ですが、まず始めにレッスン開始前に並んでから「こんにちは」というコーチと生徒の「礼」から始まります。

フランスの場合は、レッスン開始前に個人同士がお互いに握手やビズで挨拶を交わします。個人の挨拶が終わったら準備運動もなくいきなりレッスンが始まります。
レッスン中に子供が怒ってボールを蹴飛ばしたり、ラケットを投げる場面もよく見ますが、怒られることはありません。(※フランスには部活はないので、クラブスポーツと部活は単純比較出来ない場合が多いです)

さてここまで書いたのは

  1. トップサッカー選手のシュミレーション行為
  2. 子供のスポーツ現場でインチキをして相手に勝とうとする行為
  3. 日本の場合はスポーツを通して勝ち負けの前に礼や精神性を学ぶ

自分も全ての世界の国を知っているわけではないのですが、1や2は日本や一部の国を除いてこのような考え方は少なくない(一般的な)のではないかと思います。
ただし、全ての世界のトッププロがそうでは無い、全ての子供がそうでは無い、という前提は当たり前ですが、いちおう付け加えておきます。

メジャーリーグでイチロー選手が道具を大事に扱うことが知れ渡ると、アメリカの野球を愛する子供達にそれが浸透したそうです。日本のそういったスポーツにおける「精神性」というのは外から見ただけでは分からない部分が沢山あります。
日本では当たり前の高校球児の丸坊主、試合開始前に一列に並んでお礼をするのは、フランスのテレビでみると自分的には見慣れた光景なのになぜか違和感を覚えます。フランスの「ゆるさ」を日常的に肌で感じているからでしょうか?

しかし両国のパターンを比較したときに、その根底にある「スポーツを通した大事なこと(精神性)」はおそらく共通で、学ぶタイミングが違うだけで、日本の場合は子供の頃から学ぶ(特に部活)のでその考え方が多くの生徒の共通の価値観となる。
諸外国では一部のトップ選手を目指すアスリートが成長と共にそれを次第に学び、結局は大人のプレーヤーになると同じ所にたどり着くのではないかと思っています。ただし欧米の場合、そのような精神性を尊重しないトップ選手も一定数いて、それを非難しないのが国民性であったり文化なのかなぁと、2国の間の経験から、ぼんやりと思っています!




さて、子供がそんな理不尽な行為で負けて怒って帰ってきたときに、親として何と声を掛ければ良いか迷うところですが、コテコテの日本人の親としては

  • 自分は絶対にTricheはするな!
  • 相手に、「Tricheしてもこいつには勝てない」と思わせるように、ルールの中でどんな技を使ってでも相手に勝ってこい!
苦しい言い訳みたい(郷に従っていない?)ですが、まぁこんな感じです 笑


長くなりましたが、子供の教育過程を通して感じる欧州生活は非常にコアで面白いです。精神性を語る上では文化や宗教、歴史も考慮するともっと理解が深まると思いますが、スポーツの一側面で感じたことを表面的に書いてみました。
又別の機会に、こういった内容に触れてみたいと思います!


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