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Bonjour
地域密着型「マイノリティとして生きる、普段着のフランス」へようこそ
フランスで起業、日本の町工場経営の経験を生かし、リヨン近郊サンテティエンヌでフリーランスのエンジニアとして活動しています !
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ボンジュー(ルは言わない♡)
🇫🇷フランスからこんにちは!
🇫🇷接客の日仏比較 客として尊敬すべき事
海外旅行や海外に住み始めの時期など
レストランや店舗での外国での接客について違和感を覚えた経験のある方は多いと思います。日本のそれとはだいぶ違いますから!
空港や有名観光地は国際色豊かな客層なので、また高級店は今回の主題からは除外して、一般的な規模やレベルの接客について、自分がフランスで経験したこと、感じた感想を交えて日本人的な感性で「その違い」と「客としてどうあるべきか?」お話しします。
AIの模範解答を元に、私の個人的感想を付け加えます!
日本と他の国々の接客文化の違い、いくつかの代表的な違いを挙げてみましょう。
(AI)
1 丁寧さとサービスの質:
日本の接客は、丁寧さと細やかな気配りが重視されます。接客業の方々はお客様に対して謙虚で丁寧な態度を心掛け、細部にまで注意を払います。例えば、レストランでのサービスでは、料理の提供方法や接客の流れが緻密に計画され、お客様の満足度を高めるために工夫されています。
他の国々では、サービスの質やスピードを重視する場合があります。迅速なサービスや効率的な対応が求められることがあり、時には細部まで気を配る日本のような丁寧さよりも、サービスの効率性を重視することもあります。
全てにおいて、丁寧さは日本の真骨頂。
「作り込まれる品質」に似ていて、これは象徴的な文化や価値観の違いです。
なのでそもそも海外で同じ品質を望むのは無理があります。
また接客マニュアルが存在している点もおおきな違いで、その通り完璧にやらないと接客する側も立場が保てなくなるのが日本です。
同じ店でも担当者によって品質やサービスが変わるのが当たり前のフランス。欧州全般で似た傾向だと思います。「個」が主役の価値観です。
なので同じ店に二回行く機会は旅行のシチュエーションでは少ないですが、もし機会があればその差を感じることが出来るかもしれません。
自分は髪の毛を切りに"そこそこのレベル"の美容室に行っていますが、担当者によって全然スタイルが違ったり技術的に上手で無かったりします。自分は気にしませんが、もう行きつけの馴染みでみな気持ちよく接してくれるので、いつも同じ店ですが、やっぱり全然違います。
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くわえて「役所ので手続きごとなどで経験される方も多いですが、窓口の担当者によって要求資料が違ったりということが普通にあります。「前回言われたのですが……」「これは必要ありません」なら良いのですが、たまに逆パターンもあるので慣れないと困ることがよくあります💦
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接客態度が非常に悪い店員もよく見ます。
客と店員は同列なので、店員も疲れているとき、気が乗らないときなど態度や表情に普通に出ます。なので、昭和の大スターが言った「お客様は神様です」という "客が店員の上" という同列では無い考え方は捨てて下さい!!
2 顧客との距離感:
日本の接客では、お客様と接する際に一定の距離を保ちつつも、親しみや温かみを感じさせることが求められます。礼儀正しさや適切な距離感を保ちつつも、お客様がリラックスできるような雰囲気を作り出すことが重視されます。
一部の他の国々では、よりフレンドリーでカジュアルな接客が求められることがあります。お客様との距離感が近く、より親しみやすい雰囲気を作ることが重要視される場合もあります。
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ここはフランス生活で自分が感じる最大の違いです。
そもそも人と人の距離感が近いんです。いや物理的な距離も近い!(よく同僚のツバを浴びるほど近い!)
なので、さきほど同列という言葉を使いましたが、昔から知っている仲の良い友達的な態度で近寄ってきます。
なので、冗談の一つも言う勢いでお店に立ち寄るとか、もしお店で最終的に買わないときも愛想良く言葉をかけて店を後にすることをお勧めします。
日本でも東京と大阪の接客の違いなど比較されますが、フランスは明らかに「おおさか」よりです。
店では「ボンジュー」と迎えられるので、かならず挨拶を返して、店を後にするときは「さようなら、良い1日を」と一言付け加えましょう。
日本(東京?)のように「黙って入店、黙って退店」は言語道断です!!
「さようなら、良い1日を」(オホボァ ボンジョウルネ)
Au revoir, Bonne journée
3 クレームやトラブルへの対応:
日本の接客では、クレームやトラブルがあった際にも冷静で丁寧な対応が求められます。お客様を不快にさせないような解決策を迅速かつ穏やかに提供することが重要視されます。
他の国々では、クレームに対してより積極的かつ直接的に対応する場合があります。時には議論や交渉が行われることもありますが、お客様の満足度向上に向けた解決策を迅速に提供することが重視されます。
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レストランやカフェなどで忙しい時間帯や、繁盛店で予約が無いときなど、店員がこっちに来てくれないとか、席についても注文をとりに来ないなんてことはよくありますね。
日本だと、「コールボタン」や「すいませーん」と声を掛けて、来てもらうのが普通ですが、なかなか来てくれないんです!
ただし店員が忙しそうにしていてもこちらに目をやったり気がついてくれているときがあるので、そのときは彼らの仕事の優先順位を尊重してあげる心構えが必要だと思っています。
先述したように「まるっきりやる気無い店員」もたまにいるので、必要に忘じて呼ぶこともあるのですが、ちゃんと出来る人の場合は、「客マウント」ではなく、かれらのプロフェッショナルな仕事ぶりを尊重してあげて下さい。
また食事中に「いかがですか?」なんて声を掛けに来る接客はよくあります。
そのときも「美味しいです」「すばらしい」とコミュニケーションするとお互い気持ちが良いもんです。
たまに日本に帰国して、チェーン店、タブレットで注文、一言も店員と言葉を交わすこと無く食べ終わる時があると"むずむず"とした「違和感」を感じるようになりました。
接客って何だろうと考えさせられます。
(AI)これらの違いは、文化や社会の価値観の違いから生まれるものであり、それぞれの文化が持つ特徴を反映しています。
自分が感じるフランスでの大きな接客の違いは、「客と店員」である前に「人と人」という側面が強いです。人と人が接するんですね。
その「人としての基本的なコミュニケーション」が大事なので、そこを尊重しながら客として接する事が出来たら旅行や滞在がもっと楽しくなると思います。
旅行や、現地に慣れるまでは言語の壁はあっても、接客という初めて会う間柄では心の壁を作らず、いつもの日本の生活よりも「受け入れ、受け入れられる関係性」に注力して欲しいと思います。
客も店員も「人としておもてなす」がベストですね!
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