フランスで移動制限がかけられてから3週間が経ちました。日本も昨晩から主要7都市で緊急事態宣言が発令されました。(生活目線で解説 フランス移動制限)
フランスでは3週間が経過してようやく感染者数、死亡者数の増加傾向が減少し始めました。しかしパリではこれまで許されていた「1時間の散歩や運動」が10h-19hまで禁止になりました。まだ大都市では予断を許さない状況で有ることが伺われます。人が多いところではそれだけルールが守られていないということになるのでしょうか。
France3から
この人の動きをGoogleがデータ化し、視覚化できるフーマットが公開されています。
自宅に待機して頑張っていても、全体の動きは見えにくいですが、これを平常時と比較した数値で見えるので、どれだけ移動が減ったかの指針になり得ます。世界中のデータが確認出来ます!
COVID-19 Community Mobility Reports→世界中の最新データ
これまでの日常の移動データを基準として、多い場合は「+」プラス、少ない場合は「−」マイナス表示されます。
以下は3月29日の各種データです。
🇫🇷フランス全国 最新の詳細レポートはこちら
- レクレーション 88%減少
- 購買 72%減少
- 公園 82%減少
- 公共交通機関 87%減少
- 仕事場 56%減少
- 自宅付近 18%増加
全体的にだいぶ移動が抑えられている印象です。
職場付近の移動数から会社のおおよその稼働率が伺えますね。
フランスは公園など市が管轄する場所は全て閉鎖されています。その効果が出ています。
自宅付近 18%増加→🇫🇷政府の指定した外出条件「一日1時間一キロ以内の散歩が可」が効いていると思われます!
🇫🇷レクレーションの移動は88%減少、購買の移動が72%減少、公園へは82%減少 |
🇫🇷公共交通機関87%減少、仕事場への移動56%減少、自宅付近の移動は18%増加 |
次に
🇯🇵日本全国 最新の詳細レポート各都道府県データはこちら
- レクレーション 26%減少
- 購買 7%減少
- 公園 25%減少
- 公共交通機関 41%減少
- 仕事場 9%減少
- 自宅付近 7%増加
全体的に減ってはいますが、フランスのそれまでにはまだ至ってません。
職場付近の減少率が少ないのは稼働率、テレワークが少ないと言われる報道の通りです。
レクレーションはこれからぐっと減ることになるでしょう!
🇯🇵 レクレーション 26%減少 、購買 7%減少、公園 25%減少
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🇯🇵 公共交通機関 41%減少、仕事場 9%減少、自宅付近 7%増加
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日本は”フランスの罰金などにみるような強制力”はないですが、本格的な移動制限がこれから行われるので、欧州の数値が目安になるはずです。
フランスは陽気が良くなって、ミニバカンスも始まっています。どうか今までの頑張りが水に流れないよう、もう一息頑張ってほしいものです。
各国、各都市ごとのデータも見られるので、詳しく知りたい方はサイトを訪問してみて下さい。
それでは。 À bientôt ! あ びあんとぅ!
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