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opinel.com |
「Opinel」
世界的に有名なフランスの折りたたみナイフの老舗メーカーです。日本でもよく知られていると思います。キャンプやアウトドアのショップで見かけたことのあるロゴではないでしょうか?持ち手の柄の部分が木製で、刃が折りたためるのがオーソドックスなOpinelのスタイルです。シンプルでかっこいいです。
博物館のある町 St-Jean-de-Maurienne の ホンポアン に飾られた Opinelのナイフのモチーフ |
St-Jean-de-Maurienne
1850年にジョセフ・オピネルによって創業されたOPINELの発祥の地Savoie。
昨年、Savoie県の Saint-Jean-de-Maurienne を訪れたときにホンポアンの中心に飾られたモチーフに出会ったことがきっかけでした。そしてお土産屋さんに入って見かけるナイフの陳列、そうココはスイスにも国境を接するナイフ老舗メーカー発祥の隣接地でした。
Savoie サボア県
wiki.com |
自分が訪れたこの町には「Opinel」の博物館とショップがあります。
ナイフ側面の刻印 INOXとはフランス語で「ステンレス」の意 詳しくはコチラ |
Made in Franceが刻印されています。 個人的にはフランス語がよいなぁ(^_^; |
品番が刻印されています Opinelの代表作「N°08」 このリングを廻すとストッパー機能が働き、刃が収納された 刃が開かない構造になっています |
自分の職場のフランス人は、昼食の食後に果物やクルミなどを食べる人が多くて、いわゆるデザート代わりなんですが、そのときにそれぞれ自前のナイフで皮をむいたりクルミを割ったりしています。そんな機会を想定して買ったわけですが、日本で30年前に買ったWengerの十徳ナイフを持っていたので、多機能はそちらに任せ、純粋に切る用途として使うためにこれを選びました。
ウェブサイト
たかがナイフなんだけど、ウェブサイトがかっこよくて、用もないのについポチってしまいそうです。国内でも販売サイトが沢山あります。でも日本では買えないセット物とか限定版などは現地ならではですね!料理用とかチーズ用、子供用、牡蠣用、キノコ用など日本では手に入らなさそうなモノも沢山有ります!1998サッカーフランスワールドカップ開催時にはオリジナルモデルなどがあったようなので、今度の2023ラグビーワールドカップフランス大会でも出るでしょうね、期待したいですね!
※配送が世界中可能でした、日本への配送は約2000円〜 詳しい情報は下記サイトにて
製造に関する詳細情報や |
ショップ案内など |
とにかく情報が満載でサイト内を散歩するのが楽しいです。
フランス全土に取扱店とオフィシャルショップがあるので、もし近所を通るなら寄ってみても良いですね!
最後に
1890年の創業、家族経営からはじまり、一つのスタイルにこだわり作り続け、その難しさを乗り越え、世界的なメーカーに成長した歴史と息吹に触れるのは感動します。性能だけでなく、そのデザインも評価されて、ここで紹介した「N°08」はニューヨーク近代美術館へも所蔵されました。またその技術と経験、デザインが詰まった製品が安く買えるのは素晴らしいですね。その創業者魂と文化が生き続けていることの価値は計り知れないです。自分も製造に関わる人間としてフランスで働いているわけで、そういう文化や価値を感じながら、仕事に向かいたいと思います!またお目にかかりましょう!
下の「筆者バナー」 および
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