2021-07-04

フランスでドローン(Drone)

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Bonjour 

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今回はドローンについてお届けします
自分はフランスの雄大な自然や景色を、臨場感ある写真や動画で取りたくて購入しました
今回購入したのは一般的に認知されているドローンの老舗DJIの入門モデル 「MINI2」です

ドローンという言葉はすでに一般化していますが、いわゆる飛ばして遊ぶものと撮影する目的、業務で使用する目的など用途が多様化されつつあります
アマゾンの配達がドローン化されるなんて話も来て久しいですが、今回は購入を通して得たドローンの情報と日仏の取り巻く環境の違いについてお届けします

  1. ドローンの分類の大別
  2. 日本との取り巻く環境の違い
  3. ドローンとは
  4. 機能
  5. 楽しみ方

1.ドローンの分類の大別

いわゆるアマチュアが使う物か、プロが使う物か?境界線はどこ?
ドローンは航空法に規制される物なので、その区分が明確化されています
アマチュアが使う最下層のドローンは「トイドローン」としてカテゴライズされます
大きく分けると、アマチュアの部類の境界線が本体重量250㌘以下であること!
これを超える物はしかるべき認可や,講習、免許などが必要になります

2,日本とのとりまく環境の違い

この重量は国ごとに異なるようで、一般的には250㌘以下とされているところが多いのですが、日本は200㌘でした。なぜ過去形かというと、今後、その規制がさらに厳格化され100㌘以下に規制される予定です
販売メーカーはトイドローンを国際的に同一規格を販売しているのですが、これまで日本用には重量規制をクリヤするようにバッテリーなどを軽量化していました
しかし200⇒100というのは変化が大きく、今後どのような販売形態になるのか、また日本ではアマチュア用のドローンが発展しないのか、注目が集まるところです

3,ドローンとは?

そもそもドローンって何するの?
アマチュアが使う物は主に空撮を行うための物です
これまで空撮は航空機やヘリコプターでしか「なし得なかった物」ですが、航空機を利用せず費用を掛けずに撮影ができるというのは大きな技術革新です
家の中で飛ばして遊ぶというラジコン飛行機の延長の子供用のオモチャもありあますが、ここでは大人が扱う物を対象に説明します
業務用としては専門業者のプロの空撮はもちろんですが、農業用の農薬散布、電気架線の敷設、橋梁などの危険箇所の無人点検、防犯、など用途は様々です
また高度を取らなくても動く無人カメラマンとしてスポーツの撮影などで活躍しています
カメラにジンバル(スタビライザー)が装着されるので、ブレのない画像が簡単に撮れます
農業用 ドローン



4,機能

今回購入して発見した機能を紹介します
まず「本体」と「コントローラー」とに大きく分かれるのですが、コントローラーにはスマートフォンを接続する仕組みです


ドローン自体は常にGPS衛星信号をキャッチしながら飛びます
ここは単なるオモチャとして飛ぶ物とは大きく異なる点です

GPS信号があってはじめて高度や位置を認識でき、これを元に飛行許可が下ります
この信号がない場合は飛行に制限が掛かるか飛行できません
この位置情報は例えば飛行場の近くであるとか、法律的に飛行禁止エリア内で飛ばすことができない仕組みも含まれます
刑務所の上空や政府官庁機能の上空などは禁止区域として指定されているのでエラーが出るか起動できません


このトイドローンですが、今回自分が購入した「DJI MINI2」いわゆる一番最下層のドローンですが、技術の進歩と共に信じられないほど性能がアップされています


制御できる飛行距離はなんと10km、以前のモデルは2kmだったのですが、通信機能が格段にアップしました
実質2kmでも十分ですが!
飛行時間は250㌘規制のバッテリーで約20分、飛行状態によって電池の消耗が変わるのであくまで目安です

GPSのおかげで飛行が始まると飛行データは携帯電話のアプリで監視できます
10kmというのは携帯端末とドローン本体が通信できる距離であり、電波干渉や天候によりその距離は逐一変化します
万が一通信が途絶えると、ドローンはRTH(Return to Home)という機能によって自動的に発着ポイントに戻ります
バッテリー残量も常に監視されていて、帰還できない距離に達すると自動的に戻ってきてしまいます
なのでバッテリー切れで墜落する可能性は極めて低いのです

ただしこのトイドローンには障害物を回避する機能は搭載されていないので、ぶつかって墜落、または紛失する可能性はあります

5,楽しみ方

おもに撮影をして楽しむのですが、景色や空間、迫力と臨場感のある映像が立体的に撮れるのはドローンの醍醐味ですね
自分はこのフランスの自然豊かな土地の空気感を伝えたくて購入しました


飛ばして撮影するのが一般的ですが、撮影用の機能が豊富にあるのでその機能を使えばプロが撮影しているような画像を撮ることが可能です

クイックショット機能

例: ヘリックス
対象物を中心に指定の半径と高度を保ちながら勝手に撮影してくれます
素人でも大助かりの機能です。そのほかにもあと4種類の機能があります

また写真も、迫力ある物が撮れることが魅力の一つです
ドローン自体が姿勢変化して、用途に合わせたカット割りの撮影を行い、あとで合成して目的の用途に編集する機能です
パノラマ⇒一般のカメラのパノラマと同じで横旋回を行い、6枚の写真を合成します




広角⇒上下左右のワイドレンジの撮影のことで9枚(真ん中と、左右上下それぞれ3枚)を撮影します



360°撮影⇒機体外周360°撮影を29のカット割りで撮影します。撮影後のアプリによる合成で360°写真に変換され、臨場感ある撮影になります
マウスでぐりぐり回してみて下さい!
360°写真 Theta

Post from RICOH THETA. #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

FBは360°写真の表示が出来る機能を備えていて、投稿をサイトで共有出来ます。個人アカウントの投稿は共有出来ないため、公開アカウントを作る必要があります。



以上、簡単ですが、導入に当たっての自分が持つ情報を元に解説しました
価格は490€から購入できます。バッテリーが3つ付属されるコンボパッケージは600€です
まぁ安くはないですね

携帯電話のスペックなども古いのもだと機能しなかったりするので注意が必要です
 
墜落や事故に関する本体補償があり、別途で一年間50€で水没や墜落の保証を無料で2回まで行ってくれます

また詳しい使用感やレビューなどがあったら別途記事にしたいと思います!

近所の湖の映像 ダム建設により水没した村の一部が孤島として湖に浮かぶ島となったGrangent 湖とダムと城が織りなす景色



近所のロワール川の憩いのスポットで撮影してみました
 


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