2025-09-19

「フランスで味わう日本のウィスキーは旨いっ」て話を製造業的に語る!


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Bonjour 

地域密着型「マイノリティとして生きる、普段着のフランス」へようこそ

フランスで起業、日本の町工場経営の経験を生かし、リヨン近郊サンテティエンヌでフリーランスのエンジニアとして活動しています !


ボンジュー(ルは言わない♡) 
🇫🇷フランスからこんにちは!

自分は製造業でメシを食っています。どちらかというと大企業の製造のマネージメントではなく、大手の下請けで造る最前線に近いところで仕事をしているので、日本とフランス(欧州)の「造る」違いを肌で感じながら仕事をしています。

製造業における「日本の生産性は世界と比較して悪い」と言われて久しいですが、その違いも肌で日々感じています。

1. 労働時間が長いのに付加価値が伸びない
2. 自動化・デジタル化の遅れ
3. 中小企業の構造問題
4. 人材の活用不足
5. 付加価値製品より「コスト削減型競争」

上記のように一般的に色々言われていますが、私が肌で感じる大きな要素は「いい加減さ」の度合いが明らかに違う点です。
「いい加減」、書き換えると「良い加減」と書けます。悪く言うと手の抜き方(決して欧州の現場が手を抜いているわけではないのですが私から見ると手を抜いている様に見えてしまう💦)
要求精度、品質を満たしていればそれで良いという一般的な考え方。

日本も基本的には同じですが、
「他社に勝つために」
「顧客に喜んでもらうために」
「自社の株を上げるために」
様々な要素が介在して "もう一手間" 加わるのです。

自分もそういった日本的なモチベーション(抜けきらない)でフランスで仕事をしていますが、自分のポリシーは他の同僚と比べると生産性を落としているのでは?と肌で感じることがあります。
普遍的な品質管理を目指すのですが、こちらの感覚は簡単に言うと「今この瞬間の生産を優先する」といった製造現場の感覚です。

私が両方の生産を経験して一番強く感じることは、日本の思想は確かに生産性を落としているのですが、将来に向けた技術向上、ユーザーへ与える信頼感、安定した品質を造る、といった計れない、目に見えない価値に対して大きく寄与しています。
一方、欧州はそのときその瞬間、上手くまとめられる最低限の労力で乗り切ります。それを受け取る顧客やユーザーもその最低基準を満たしていればクレームにはなりません。

ただし、
欧州は日本の品質を歓迎します。喜びます。
日本は欧州の品質には満足しませんが、その歴史やブランドを感じることを価値をする傾向があります。

私が強く感じる、日本のウィスキーをフランスで味わうと、一層その日本人の品質に対する作り込みや繊細さを感じて嬉しくなる、
という「肌感」の経験上の雑感のお話しでした!!!(^_-)-☆
奥が深い話なのでこの主題はまた別の機会に取り上げます。

 UTK42

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