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2021-06-08

フランスで数字!(^_^;

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生活のどんな場面でも使われる数字

お金、時間、電話番号、手続きごと、仕事……

ありとあらゆる場所で使ってますよね

今回は初歩の数字の読み方「フランスルール」

をお届けします。よく知れ渡っていますけれどもう一度!

70(ななじゅう)を60 10(ろくじゅう じゅう) ⇒足しちゃう

80(はちじゅう)を4 20(よん にじゅう)  ⇒掛けちゃう

90(きゅうじゅう)を 4 20 10(よん にじゅう じゅう)  ⇒掛けて足しちゃう

 

と読みます、書きます、

なんでやねん!??!

 

4(キャトゥ)

 

20(ヴァン)

 

80(キャトゥ ヴァン) 4、20

 

10(ディス)

 

90(キャトゥ ヴァン ディス) 4,20,10

 

 

 

71は(ろくじゅう じゅういち)

85は(よん にじゅう ご)

93は(よん にじゅう じゅう さん)

 

勘弁してくれ(^_^;(^_^;(^_^;

そう決まっているので、そう読むしかありません!

写真 lingodeerから引用

 

こちらの電話番号って二桁ずつ読むので、早口で言われると

06 ○○ 93 ○○ ……

なんて時は

06 ○○ 80 13 ○○……

なんて聞き間違えます、俺の能力不足、でもややこしい。。。

 

 

しかーし、日本の数字も大概にしろやって言われそうです

 

我々は

万(ゼロ4つ)

と言う単位で大きい数字を数えますが、フランスふくめ欧米は

千(ゼロ3つ)

で単位が繰り上がりますね

これって合理的ですよね、なんでかってゼロ三つをカンマで区切るので、それごとに単位が上がるので、視覚的に理解しやすいです

 

1,000は 🇫🇷「みる」⇒せん ここまでは日仏同じ

10,000は 🇫🇷「10 みる」⇒🇯🇵1まん

100,000は 🇫🇷「100 みる」⇒🇯🇵10まん

1,000,000は 🇫🇷「みりやぁど」⇒🇯🇵100まん

10,000,000は 🇫🇷「10みりやぁど」⇒🇯🇵1000まん

100,000,000は 🇫🇷「100みりやぁど」⇒1億 >ゼロ四つずつでまんからへ呼び方が変わる(^_^; ややこしい!

 

日本にいる外国人はこの日本の独特の読み方に苦労すると思います!

 

頭の中で「万」に置き換えて、これを円換算にしようとすると、もう理解不能です!!!メモメモ……


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2021-01-08

フランスで見る「取扱説明書!」

Bonjour 町工場社長の地域密着型ブログへようこそ

当ブログへお越しいただきありがとうございます!
今回はフランスから「取扱説明書ネタ」です(笑)
なんじゃそりゃ?ですが、これが実は面白いんです。
取説は「読む派」ですか?「読まない派」ですか?自分は「読む派」だったんですが、フランスに来てからは『見る派』になりました(^_^; 理由はのちほど!

日本のそれと大きく違う「取説」、何が違うかというと言語の数です!IKEAで買い物をしたかたなら想像がつくと思うのですが、多言語で取扱説明が解説されています。IKEAの製品は国際的に販売されているので、取説が多言語対応なんですね!
よくある日本で購入の製品についている取説は、日本メーカーならもちろん日本語のみ、海外メーカーでも日本語が必ずあってからの、英語だけ!  とかそんな感じだと思います。日本の最近の取説(グローバル化)の動向が分からないので、コメントいただけると嬉しいです。

さて、フランスはどうかというと、もちろん製品によって違うのですが、基本多言語です。製造場所、フランス国内 外製、または製品により仕様が他国共通のもの、ワールドワイドな企業の製品、それらの様々な背景により、取扱説明書の言語の充実数が違うんですね。
今回は

日本ではお目にかかれない「取扱説明書」

を言語数と共に紹介します!!!

  1. IKEA
  2. ボイスレコーダー
  3. カラープリンタ
  4. ガスレンジ
  5. 楽器
  6. 掃除機
  7. 白物家電(食洗機)
  8. ワイヤレスヘッドフォン
  9. 3Dプリンタ
  10. おまけ


IKEA 38言語

日本ではご存じの方が多い多言語の「IKEAの取説」
家具という製品要素は地域が変わっても共通項が多いんでしょうね。また電気製品のような電圧規格に左右されないし、国をまたいでも共通のシンプルな目的と価値観が存在するのでしょう!製品の価値観は地域ごとに「欧米」「アジア」「その他」なんて括りがよくありますが、ここまで共通な価値観で購入されるカテゴリーもそう多くないのではないでしょうか?
異国の地、現地に慣れるまでは物を買いに行くという作業は難儀なもんですが、気軽に買いに行ける敷居の低さがありました。
 
IKEA 取扱説明書

IKEA 取扱説明書
基本多言語ですが、国際色豊かな「取説」ほど言語説明ではなく、わかりやすい図解が多いです!


ボイスレコーダー 24言語

これは自分が買った「ボイスレコーダー」
言語がままならない新参者にとって、電話や人との会話を録音してあとから聞き直すことができるこいつは必携です。携帯電話でも機能はありますが、頻度からすると現地生活に一台欲しくなる製品です。以前は役所での手続きごとや仕事の会議など、聞き間違いが許されないときに必携していましたが、いまは語学の授業で録音して「聞き直し」に使っています。
日本のメーカーですが、日本語の解説はありません。見ての通り中国語はあるのですが、日本語は無いんです。この商品は日本でも売られているのですが、おそらく日本の取説は日本語だけの独立した説明書になっているものと思います!
24言語、一番最後のアラブ語?は左右逆の表示でページ数が表記されています。面白いですね。
オリンパス 取扱説明書




カラープリンタ(家庭用) 29言語

こちらで仕事を始めるときに一番最初に買った家電製品、プリンターです。役所への滞在許可証など提出書類のコピーや印刷に必要でした。プリンターは日本でもおなじみの「EPSON」「CANON」が強いですね。「HP」や「Brother」も多いです。

ドライバをインストールしなければならないのですが、これは共通のことが多く、フランスのサイトでインストールしても言語が選択できることが多いです。なので日本語で使用できます。製品が必ず日本と同じというわけではないので、あしからず!

エプソン 取扱説明書

アフターサービスを解説したガイドページ、29言語で書かれています。これも日本語は無し。中国語も無く、欧州と北アフリカを網羅するガイドとなっています。
エプソン 取扱説明書

プリンタ購入時のあったかいおっさんの話!

ガスレンジ 1言語

これも日本から引っ越してすぐに購入しました。家電量販店で一番安いモノを選んだのですが、これはフランス国内の家電量販店「BUT」が販売する廉価版メーカーでフランス語のみです(製造はおそらくフランス国外)。器機的に国内ガス規格 に適合した物でないと販売出来ないので、こう言った製品は地域色が強いですね。全てフランス語です。

AYA 取扱説明書

子供用に電子ピアノを買ったのですが、世界のヤマハです。こちらも日本メーカーですが、取説は欧州仕様でした。アジア仕様、北米仕様、南米仕様なんて仕様があるんですかね?誰か教えてください!!!日本メーカーといえども製造は第三国だったりすることも多いので、もはやグローバルメーカーとして認識しないといけないのですが、やはり何を買おうか迷ったときには日本メーカーを選んじゃいます!
ヤマハ Digitalキーボード 取扱説明書

掃除機  9言語

おなじみのダイソン、こちらもグローバルメーカーですね。地域メーカーから育ってグローバルになったと言うよりは最初から市場がグローバルな会社ですね。たかが掃除機なのにグローバルってすごい!わかりやすい図解の解説が目を引きます!

日本の取説をサイトからダウンロードしましたが、日本語のみの掲載です。「ガラパゴス」ですね。別の意味で「すごい!」

ダイソンV7 取扱説明書

ダイソンV7 取扱説明書

いつも感じる「ギリシャ語」の取説、読めないですが 数学の授業 をしているみたいで見てるだけで面白い!
ダイソンV7 取扱説明書 ギリシャ語



白物家電、食洗機 約100言語 (^_^;

食洗機、フランスはほぼ全ての家庭に備え付けの標準家電。共働き世帯がほとんどのフランスには欠かせない必需品です。そもそも台所とか日本に比べてでかいので(パリは別)でかい家電は置き放題です!日本でもおなじみのBOSCHですが、自分は日曜大工の家電のようなイメージでした。白物家電のイメージは無かったのですが、こちらは一般的です。全価格帯のラインナップで高品質なイメージです。うちは洗濯機と冷蔵庫もBOSCHです。日本の量販店での白物の取り扱いはあるんでしょうか?
食器洗い洗浄機 取扱説明書

ダイソンV7 取扱説明書

何カ国語でしょうか?数えきれません(^_^; ちなみにグーグル翻訳の対応言語が約100カ国語でした。
アジアの国(韓国、中国、台湾)は掲載されていますが、日本語はありませんでした。ガラパゴスの威厳を保っています 笑

ダイソンV7 取扱説明書

日本でのBOSCH 白物 販売サイト
↑日本で一般的なBOSCHのイメージ(amazon)がこちらです


ワイヤレスヘッドフォン

日本が誇る世界のソニー!ヘッドフォンを「amazonフランス」でポチりました。こちらはよくあるタイプで、取説が言語のグループごとに分かれているタイプです。一冊は西ヨーロッパ(ドイツ、フランス、スペイン、イタリアなど)、もう一冊はその他ヨーロッパ(チェコ、ポーランド、ギリシャなど)

ちなみにフランス語では「Casque stéréo sans fil」と書かれています。

ソニーワイヤレスヘッドフォン 取扱説明書

相変わらずギリシャ語はイカシテいます!!!



おまけ

最後は「IBANEZ」という楽器メーカー、電子ベースを購入したときのモノです。ホシノ楽器が母体で、世界の著名プレーヤーも数多く愛用するワールドワイドメーカーです。
なぜこの取説を選んだかというと、非常に珍しい「日本語併記」の取説だったんです。「英語、日本語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語、中国語」
製品自体はほぼ全世界を網羅していると思うのですが、どうなんでしょうか?

IBANEZ 取扱説明書

IBANEZ 取扱説明書
星野楽器の名前が記載されている裏表紙

IBANEZ 取扱説明書
日本語ページ

IBANEZ 取扱説明書
フランス語ページ

IBANEZ 取扱説明書
英語ページ

いかがだったでしょうか?

ステレオタイプのイメージだと、日本メーカーの場合、最後のおまけのように「主要欧州言語+中国語、日本語」が記載されているようにイメージしますが、これまで見てきたように日本語だけが余りにも無いことに驚きました。日本メーカといえどもグローバルメーカーは日本語に関して扱いが違うことと、日本向けの取説は日本語限定という潮流があるように感じます!

また取説に触れると国の多さと言語の多さを実感します。
多言語の国も多く、たとえば欧州のスイス、ベルギー、オランダなど隣接する国々と歴史の関係から複数の言語が公用語であったり、東欧などは紛争などで分裂した国々がその国独自の言語を復活させる、または中国のように一国であるが地域によって言語が異なるなど事情は様々です。フランスはもちろんフランス語ですが、職場には親が他国からの移民や入国者で母国語の仏語と共に「ポルトガル語、イタリア語、アラブ語など」を話せる人も少なくありません。大陸の特徴というか、まぁ見方を変えればそれがワールドスタンダードで、日本のように独立した環境は非常に珍しいと思います。ガラパゴスと言われる所以が、外国にいるとよく感じる部分の一つです!

そう、冒頭で取説は「読む派」から『見る派』へ変わった、と言いましたが多言語取説は図解が優れているので読めなくても分かるんですっ、はい!

最後にフランスのサイトですが、取説をダウンロードできる専門サイトがあったので共有します。フランス生活で帰国買いや中古購入で取説が無い場合など、お困りの方必見です!また興味本位で多言語の取説を探してみるのも面白いと思いますのでよろしければご覧下さい。
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2020-12-07

フランス語キー配列 キーボードでフランス語特殊文字(é, œ, à)を打とう!2020



Bonjour 町工場社長の
地域密着型ブログへようこそ


今回は日常の生活や仕事で必須の

PC操作に関する「キー配列」

についてお届けします。海外生活ではまずはじめにこの壁にぶつかるので皆さん色々試行錯誤して解決されていると思うのですが、私の場合は5年の間にWindowsのフランス語キー配列、そして最近Macのフランス語キー配列に触れることになったので共通点や違いを簡単にまとめてみます。
非常に奥が深いので、詳細についてはそれぞれ目的に合った情報を収集いただくとして、ここでは導入にまつわる初歩的な概略と、とりあえず使えるようになるための基礎知識を自分の経験を元にお届けします。

  1. 大原則 入力言語設定とキーボードの関係
  2. 日本のPCでフランス語を打つ!
  3. 日本語キーボードとフランス語キーボードの違い
  4. MacとWindowsによる違い
  5. フランス語特有の合字やアクサン記号などの打ち方
  6. 個人的な総括


1.大原則 入力言語設定とキーボードの関係

  • フランス語に限らず、外国語を入力するに当たり、PCの言語設定を追加する必要があります。日本で買ったPCにはあらかじめ日本語と英語が標準で装備されていますが、その他の外国語を入力する場合は言語設定を追加しなければなりません。
  • フランス語の場合、言語設定は「フランス フランス語」「カナダ フランス語」「スイス フランス語」「その他」 から選べます。ここでは「フランス フランス語」を標準として説明します。
  • 追加された言語とPCのキーボードは必ずしも一致しません。一致しないものをどうやって入力するか、その導入やコツをここでは解説します。
言語設定 

2.日本のPCでフランス語を打つ

すぐに「フランスPC」を現地で購入出来れば良いですが、この章では日本から持ち込んだPCを使う場合の参考にして下さい。出張者や日本で使用される方などはココに該当すると思います。私もPCを買い換えるまで数年間このやり方で過ごしていました。
(MacPCはAppleのネット購入では「国別のキーボード選択」ができるので、日本でもフランス語キーボードのPCが簡単に買えるはずです 調べた結果、フランス語はありませんでした。スペイン語はあるのに残念! Appleストアに直接電話して手に入れた方が居たので、最寄りのストアで聞いてみて下さい!)

●まずはじめにフランス語の言語設定を追加する
フランス語に関しては
  • フランス フランス語
  • カナダ フランス語
  • スイス フランス語
  • etc
があるので必要に合わせてインストール、フランス本土なら「フランスフランス語」を選択ください。
「フランスフランス語」と「カナダ、スイス」の一番の大きな違いは、
  • アルファベの並びがカナダ、スイスは日本と同じアルファベット配列である(QWERTY、QWERTZ)
  • 特殊文字の位置がそれぞれ違う(é,à,è,ù,ç)
  • テンキーが無い場合、数字入力が「フランス フランス語」の場合、いちいちSHIFTを伴う。

●日本のPCでフランス語を打つ場合、一番の大きな問題はフランス語特有の合字やアクサン記号(é,à,è,ê,ï,œ)などの文字を打つ方法です。
  • まずはじめに入力モードを「フランス語」に変える(日本語⇆英語の切り替えのようなもの)
  • フランス語の特殊文字を打つ場合、キーボードの表示にないので、別途キーボードの対応表を印刷するとか参考になる物を用意する。
  • Macの場合、英語入力モードで入力可能な方法があるので、その方法をマスターして問題を乗り越える➡一文字打つのに複数キーの使用⇒後述します!
  • フランス語キーボードを購入し、必要に応じて二つのキーボードを使い分ける
●Mac、Winそれぞれのキーボード、アルファベット(abc)位置は同じです。
ただし「記号(? ! @ ¥ $ € φ #...)」の位置が違います。覚えきれないので一覧表を持ち歩くとか、デスクトップに貼り付けておいて参照することで自分は対応しました。詳しい入力方法と参照表は後述します。

●キーボードビューア機能を使うと、言語設定による文字や記号の配列位置が画面に表示されるので、確認することもできるし、クリックすれば直接入力できます。

フランス語 キーボード 変換
例 Macのキーボードビューア表示



3.日本語キーボードとフランス語キーボードの違い

私は日本からノートPCをフランスに持ちこみました。(Mac、Windows)
まずはじめに日本のPCへフランス語の言語設定を追加して使用するわけですが、大きな違いの一つにキー配列が異なります。日本語で使われる配列はJIS配列で、皆さんが馴染んでいる物です。英語を打つ場合には入力切り替えを行い、キーボードのアルファベットを追いかければ入力することができるのですが、フランス語を打とうとすると下記のAZERTY配列(フランス フランス語設定)に準じてキーを打つ必要があります。
JIS配列とAZERTY配列の大きな違いは
  • a ⇄ q 
  • z ⇄ w
  • m ⇄ , 
が異なる点です。

フランス フランス語設定 配列キーボード(AZERTY配列) JIS配列との違い
フランス フランス語設定 配列キーボード(AZERTY配列) JIS配列との違い



日本語JIS配列
日本語JIS配列




日本から持ってきたPCでフランス語のアルファベを入力をする場合は

(入力例)⇒フランス語の「a」を打ちたい場合にはJIS配列の「q」を狙って打つ

めんどくさいですが、一年使っていれば慣れます。しかし日本語とフランス語を交互に打つときは必ず間違えます。最初はイライラしますが、間違えることになれると問題なくなります(^_^;笑

★「カナダ フランス語」 キー配列を選択すると、JIS配列とアルファベの並びが同じなので、日本語で英語を打つ要領で アルファベ を打てます。数字もダイレクトに打つことができます。もちろんアクサン記号などにも対応できます。個人専用PCなら利便性は◎です。
現地「仏」の会社などでPCを貸与される場合、または複数マシンを触る機会がある場合などを想定するなら「フランス フランス語」キー配列で慣れた方が無難でしょう。フランス人の同僚に色々教えてもらったりするにも「フランス フランス語」に慣れた方が良いです。「郷に入れば郷に従え」です。
カナダ フランス語配列
カナダ フランス語配列
(é,è,àの位置がフランス配列と異なる、数字がダイレクトに打てる)


フランス フランス語配列
フランス フランス語配列
(数字を打つにはSHIFTキーを押しながら数字をタップしなければならない)


4.MacとWindowsによる違い (AZERTY配列)

両者間で基本的なアルファベットの位置は共通です
付随する記号や機能に違いがあります


フランス語を打つ場合
両者とも基本同じで大きな相違なく問題なし。テンキー(数字キーボード)が無い場合は、数字を打つ場合、SHIFTを同時に押さなければならないのが「フランス フランス語」の面倒なところ。(言語設定が「カナダ フランス語」なら数字はそのまま打てる)

日本語を打つ場合
経験と勘でキーボードを探るしかない。でも意外と指は動くので不便は感じない。

記号を打つ場合
○Windows Mac 両者の違いと相違点(赤の記号、ピンク色機能が共通項です)
Windows Mac 両者の違いと相違点(赤の記号、ピンク色機能が共通項です)
  • Macの場合、φ= option + 0(ゼロ) または「o」を長押しすると候補変換が現れる 
○キーボードビューアを使う
キーボードビューア上で記号などを見つける事ができます。以下の「機能ボタン」(SHIFTやALT他)を押すと、キーボードビューアの表示が変わるので、その中から目的の記号を探すことができます。

Macの機能ボタン
SHIFT または OPTION または fn 

Windowsの機能ボタン
SHIFT または ALT GR


Winの「ALT GR機能ボタン
「JIS配列」には無いAZERTY配列特有の「ALT GR」という機能ボタン
「SHIFT」や「ALT」と同様の機能ボタンで、キーの文字を目視で確認して利用するのに便利です。
一つのキーに3つの文字が書かれている

真ん中のキーを例に解説します
  • 「à」は通常状態の入力要素
  • 「0」は SHIFTモード での入力要素
  • 「@」これが ALT GRモード での入力要素となります
それほど多くの記号はありませんが、目視で直接キーボード上で探せるので覚えなくて済みます!

5.フランス語特有の「合字やアクサン」および「記号」などの打ち方


フランス フランス語キーボード
○記号
フランス フランス語キーボード



○特殊文字
※他サイトでWindowsでの入力方法の一つに「Word」に限っての打ち方がよく解説されていますが、他の用途(Word以外のソフト、メール他)での応用が利かないため、ここではどのシチュエーションでも使える方法を優先します。
フランス フランス語キーボード
Windowsでキーボードビューアが有効なときに、上記入力がうまく働かないことが散見します。そのときは一旦キーボードビューアを閉じてから試してみて下さい。

★Mac特有の特殊文字の入力例

キーボードに無いアクサンや合字
母音のキー「a」「i」「u」「e」「o」「c」「n」を長押しすると、スマホ変換の様に変換候補が表示されます。そこからクリックするか、数字を入力すると選択できます。直接入力を忘れたときには重宝します。

例 
a を長押し 
Macキーボード

A を長押し

合字
œ = Option + o (Œ = Shift + Option + o) または「o」を長押し
æ = Option + a (Æ = Shift + Option + a) または「a」を長押し


裏技!
○Macbook 日本語キーボード 「フランス語言語設定 不要」で入力する方法
「英数入力モード」で以下を実行すると、特殊文字が入力できます。フランス語入力モードが必要ないので、言語設定の追加が必要なく、初期設定が楽です。言語切り替えも通常の「日本語 ー 英語」のみなので、慣れた操作で楽です。フランス語言語設定キーに比べると打つキーは多いですが、慣れると楽に打つことができます。
フランス フランス語キーボード
若干複雑に見えるが、使う要素は限定されるので、比較的楽につかえる。自分はこれで数年間使用していました。



★以下は「フランス語特殊文字入力」に関する今回参考にした中で、視覚的にわかりやすく書いてあったサイトです
Les Raccourcis Clavier
 

6.個人的な総括

以上見てきたように「器機」「OS」「設定」など色々な組み合わせがあるので、下記に簡単な総括をしますと、

現地で本格的に使うならフランス語言語設定は必須

○フランス フランス語 
覚えることが多いので大変だが、一番現地にアダプトしている

○カナダ(スイス) フランス語設定 
日本語キー配列に慣れている慣習をそのまま使える、ただし現地フランス人または現場のPCをつかう場面に対して応用が利かないので、個人専用として使う機会を優先できれば、日本人にとって最良の選択
フランス本土で「カナダ またはスイス フランス語設定」を前提にPCを買う場合、カナダまたはスイス式 のキーボードを選ばないとキーボード表示と実際のキー位置が違ってしまうので、注意して下さい!フランスで売られているデフォルトは「フランス フランス語キー(AZERTY配列)」なので注意が必要です!カナダとスイスも若干の違いがあります。

Macの例
スイス フランス語
カナダ フランス語



■出張者、臨時使用
Macであれば、言語設定不要で英語入力モードで特殊文字が比較的楽に打てる。

MacかWindowsかどちらを取るか、フランス語入力だけを鑑みれば、Macに分があるといえるでしょう。
おまけ =option + &(1)  (AZERTY配列)





いかがだったでしょうか?
アクサンや特殊文字がなくなるなんて話も聞いたことがあるのですが、いまのところ不変であると考えておいて良いでしょう。
最近は自動変換なども発達してきたので、特殊文字の変換なども自動的に校正してくれます。しかし正規に入力できるに越したことはありませんね。フランス語の勉強にもなりますので!

あとフランス語キーボードで日本語を打つのも難しいです。日本語キーでフランス語を打つ反対ですから!日本語とフランス語を交互に書くときは常に頭が混乱し、打ち間違えは多発します。これはやむを得ませんね。
今回は詳しく触れませんでしたが、不思議とキーが違っても日本語は打てるもんです。分からなくなった場合はキーボードビューア機能で確認出来るので利用してみて下さい!

そして世界のキーボードはこんなに沢山有るんですね!参考まで!(wiki)
(ギリシャのキーボードがかっこいい笑)

最後に誤字や脱字の校正だけでなく、文法の間違えも訂正してくれる校正機能のサイトがあるのでご紹介します。
この空欄へ自分のフランス語をペーストして「Vérifier」ボタンで確認すると赤で反転されて校正候補が案内されます。完璧ではありませんが初心者の助けになるはずです。

機能説明について、誤りがある場合にはコメント欄へ連絡いただけると助かります。改めて内容を修正、改訂させていただきます。


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