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Bonjour 町工場社長の地域密着型ブログへようこそ
趣味でドローンを飛ばしてフランス地元の景色や自然を配信しています。
昨今のドローン人気、増加に伴い、世界的にそれぞれ国や地域で航空法に基づくドローンの法整備が進んでいます。
フランスは基本的にEU🇪🇺の法に準拠するのですが、EU内でも各国それぞれの規制があり、大差はないのですが確認する必要があります。
今回はその「規制、ルールの確認」と「機体登録手続き」「民事保険 responsabilité civile 」について簡単に紹介します。
今回は自分が所有する250g以下にカテゴライズされる一番小さい機体を例に記します。
以下に紹介する内容は、フランス政府HP上で、それぞれ自分の機体に該当する選択肢を進むと表示される仕組みなので、わかりやすいです。他のクラスの機体も一問一答の順を追って確認出来ますので翻訳機能を使って確認してみて下さい。
- 政府の規制および情報(9項目)
- パイロット(所有者)の登録 番号の発行
- 民事保険
- 飛行スポット確認アプリ
1. 政府の規制および情報
手順
まず初めに国で定められる規制のページがあるのでここを見ます
選択肢
- 2021年以前購入かまたは以降か
- 機体にCEカテゴリーが識別されているか否か?
- 該当のドローン重量(㌘数)をクリック
DJI mini 2 250g未満に該当するドローンの政府ページ説明を以下に要約します
関連情報
1)2023年以降、CE準拠のカテゴリーに基づき、全てのドローンがクラス分けがされる予定
2)レクレーションドローンに指定されるルール(日本と大差なし)
- 人の上を飛ばないでください
- 最大飛行高度(高さ120メートル)を尊重する
- デバイスを見失ったり、夜間に使用したりしないでください(有視界飛行)
- 市街地の公共スペースにデバイスを飛ばさないでください
- 飛行場の近くでデバイスを飛ばさないでください
- 原子力発電所、軍事用地、自然保護区など、機密性の高い場所や保護された場所を飛行しないでください。
- 関係者の同意なしに映像を配布したり、商業的に利用したりしないことにより、他者のプライバシーを尊重します。
- この活動の実践のためにあなたが保険をかけられている条件を確認してください
- 疑わしい場合は、民間航空総局(DGAC)に確認してください。
3) 最低年齢
ドローンを飛ばすには、14歳以上である必要があります。
ただし、次のいずれかの場合、年齢に関係なくドローンを使用できます。
- ※あなたは自分でドローンを作りました、そしてそれは250グラム未満の重さです。16歳以上のリモートパイロットが同行します。
4) パイロット登録
ドローンにカメラが装備されている場合は、DGACにオンラインで登録する必要があります。
▼パイロットの登録は以下から可能です
リモートパイロット航空機ユーザー向けの公開ポータルサイト
登録の最後に、「FRA +13文字」の形式のオペレーター番号が提供されます。この番号をドローンに表示する必要があります。ドローンが地上にあるときは、番号が読み取れる必要があります。
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ナンバーをテプラで貼ってみました |
トレーニングを受ける必要はありません。ただし、「オープンカテゴリーA1 / A3トレーニング」を受講することをお勧めします。トレーニングは、AlphaTangoポータルサイトで実施できます。(何回でも受験可)
5) 飛ばせる範囲
フランス大都市圏のレジャードローンの制限区域の地図は、オンラインポータルサイトで参照できます。
6) 飛行高度
高度は120mです。一部制限区域では50mに制限されます(※飛行制限区域は以下で紹介するアプリで確認出来ます)
7) ドローンの識別
800㌘以上の機器は電子信号装置を搭載し、ドローンを民間航空総局(DGAC)に登録する必要があります。登録せずにドローンを飛ばすと、750ユーロの罰金が科せられます。登録の有効性は異なる場合があり、取得した証明書に示されています。最長5年です。
ドローンが登録されたら、登録番号をドローンに付ける必要があります。登録番号を付けずにドローンを飛ばすと、750ユーロの罰金が科せられます。
管理の場合、登録証明書をすぐに提示できない場合、38ユーロの罰金が科せられます。
8) プライバシーの尊重
ドローンがそれらに関するデータを記録する可能性のあるカメラまたはセンサーを備えているかどうか、ドローンの周りの人々に通知する必要があります。
人を認識または識別できる画像(顔、ナンバープレートなど)を許可なく保存することはできません。
画像の配布は、関係者またはプライベートスペース(家、庭など)の場合は所有者の許可が必要です。商業目的または趣味目的で撮影された画像を使用することはできません。
プライバシーが侵害された場合、同意なしに人々の画像や言葉をキャプチャ、記録、または放送することにより、1年間の懲役と45,000ユーロの罰金が科せられます。
9) 夜間飛行
夜間は、照明器具を装備していてもドローンの使用は原則禁止されています。安全規則に違反し、飛行禁止になった場合、1〜6か月の懲役、15,000〜75,000ユーロの罰金が科せられ、ドローンが没収されます。
2. パイロット(所有者)の登録 番号の発行
政府HPの上記中に記載のある指示事項「機体登録」を以下の手順で行います
リモートパイロット航空機ユーザー向けの公開ポータルサイト
アカウント作成
個人情報を入力します
機体情報入力
機種、重量、機体番号など
すぐその場で13桁の番号発行
3. 民事保険
250g以下のレジャー目的のドローンにはいまのところ保険の義務はありません。しかし民事でのトラブルの場合、保険がカバーしてくれるので、多くの人が加入しているのが現状です。
人気のある保険が以下となります。フランスで一般的な住宅保険のマルチリスク対応型保険の場合、小型ドローンの民事保証を行ってくれる場合があります。保険会社に聞いてみると良いです。
4. 飛行スポット確認アプリ
政府のポータルサイトと併せて、人気があるサイトがこの「Drone-Spot」です。携帯アプリもあり、非常に便利です。飛行禁止区域を確認するだけでなく、ユーザーによる実際の飛行履歴から飛行できるポイントを探すことが出来ます。世界地図になっているのですが、情報が多いのは欧州メインです。日本でも一人のユーザーが飛行履歴を登録していました。
携帯アプリで簡単に目的地のコンディション(天気、気温、日の出日の入り、風速、気圧、湿度 etc)確認出来るので便利です。
最後にドローンに関する世界各国の情報ソース
少し長くなりましたが、250㌘以下のドローン規制について書きました。一番規制の少ない250以下のカテゴリーです。上記を踏まえれば、欧州で飛ばすことも可能です。参考にしていただければ嬉しいです。
各法規は更新されるので、かならず最新の物を参照下さい!
最後に宣伝ですが、空撮動画を共有します。フランスの地方の一部を切り取った空撮です。
Bon drone ! 良い飛行を!
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