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Bonjour
町工場社長の地域密着型ブログへようこそ
フランスにおける「滞在許可証更新」の情報の一つとして直近の自分の出来事からお知らせします。
Loire県の例です。
自分が更新したのが4年前、そのときは郵送で資料を送り、県庁からの返信を待って指定日にいそいそと更新手続きに出かけました。朝もはよから寒空の下に他の外国人と並んで、受け付けでも待機、順番が回ってこないこともありました。
最近は予約の取り方がオンライン化され、仕組みもだいぶかわりました。3ヶ月前から予約が取れるとのことで、いざその日を待ってネット予約するも、常に「Complet(満員)」。
予約が取れないんです。数週間つづけて試しましたが不可でした。
オンライン予約の「秘策」
そう、夜中の十二時を待って、そのタイミングでデータが更新されるようであればそこを狙ってみよう。……これが見事に的中、予約が取れました。
時期やタイミングで、それ以外の時間帯でも取れるときがありますし、十二時を待ってもとれないときもあるようなので、めげずにアタックしましょう!
しかしそのときに獲れた最良の予約日が滞在許可証の期限切れ後の1ヶ月半後……
予約更新と同時にConvocationがメールで送られてくるので、その空白期間はこれが証明になると直前まで確信していました。
労働証明Attestation de travail って何?
そして許可証が切れる間際になって、妻が働く会社から連絡がきました。
滞在許可証が切れるので「Récépissé(受領証)」をもってこい!
レセピセは更新受付が済んだ後の受領の証明書類なので、まだもらえない。しかし証明が無いと労働契約は(Suspendu 延期)だとの通達がとどく。
Convocationではだめなの?と思いつつ、ダメ元で県庁に質問、直談判をしに出向きました。親切な質問用の専用の窓口なんてないので、並ぶしかない。。
せっかく予約採ったのに、また寒空の中、おそらくConvocation を持たない外国人と並んで開門を待つ。門が開くと理由を聞かれるので「直談判しにきた」と伝える。
受け付け番号表をもらう窓口にたどり着き、詳しく説明すると「あぁ、労働用の証明ね」といわれ、口あんぐり!
「えっ、そんな物があったのか?」しらなかった……
手続き窓口の待機場所には入れたけど、自分が働いている労働の証明に関わる資料、何にも持ってない!!!
妻の分も同様に!
休みでたまたま自宅にいた妻とやり取りすると、Contratやら給料明細やらメッセンジャーで送ってもらうのだけれど、これじゃぁ役所で証明にならないよ、と諦めモード。
順番を待つこと約2時間、番号を呼ばれ、いよいよ交渉の場に!
Contrat de travail (労働契約書)
個室に呼ばれ、透明のボード越しに交渉開始!
自分「実は質問があって直接ここへ来たんだけど、滞在許可証の有効期限と更新手続き予約の日が離れすぎていて働いている会社から証明になるものを……」といいかけたところで
担当官「あぁ、労働証明ね。つくれるわよ!」
自分「だけどその存在を知らなくて、今日は何も持っていないのだけれど……」
担当官「このConvocationだけあれば良いわよ。」
自分「えっ、そうなの? わかりました。はい、これが滞在許可証(カード)です(提出する)!」
担当官「いらないわ。全部ここ(紙)に番号書いてあるし」
自分「……」(他人が来ても作っちゃうのね(^_^;)
まぁそんなこんなで、Attestation de travailと言う物をいただく事が出来ました。
書面にattestation……という命題はなく、以下のような文面がしたためてあります。
要約
「以下の者は○月○日に有効期限を迎えるが、RDVが○月○日であり、その期間は労働条件を満たす事を証明する」
とまぁいちいち全文キーボードで打ち込んで待つこと20分以上かな?サインと印鑑を押した証明書、自分と妻の分 二つをゲットできました。
法律上、ConvocationがRDVの期日まで有効であるかどうかが焦点なのですが、妻が働く外国人が比較的多い大手の会社が要求してきたので、こういう顛末にたどり着くことが出来ました。
自分の会社も「査察があったら両者が罰金刑に問われる可能性がある」といったので、県庁へ出向いて安心を得ることが出来た!という情報でした。
ほぼ、更新者のほとんどが同じような状況で、おとがめが無いと思われるのですが、頼めばもらえる!というLoire県の 寒空に並んで得た 情報でした。めでたしメデタシ!
それではまた! アビアントゥ!
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