2016-08-01

携帯電話購入

携帯購入をしないといけません
フランスでもスマホの普及は日本と同様です

一つ問題がありました。
携帯電話が会社名義で登録したかったため、会社の銀行口座が必要なのですが、
まだ会社がありません(^_^;)
法人登記が済んで、会社名義の銀行口座が持てて初めて携帯契約にむかえるわけです。

ですが、携帯(スマホ)は必携と考えていたので、現地の知人からアドバイスをもらいプリペイド式を選択しました。

シムフリーの端末があれば、シムを購入することで使えるようになります。
自分が日本から持ち込んだアイフォン6はシムフリーではなかったので、端末はアップルストアで購入。またおなじ6を購入しましたが、こちらの6はシムフリーです。

シムは携帯キャリアのショップが町中たくさんあるのでそこへ行き、パスポートの提示で購入ができます。非常に簡単で安かったです。うる覚えですが、¥1000円程度でした。
フランス三大キャリア「オホンジュ・エスエフエール・ブイーグ」



簡単といっても、新参者の自分にとって予測できない買い物はハードルが高かったので、在住歴が長い知人(日本人)に付き合ってもらって、念願かなってなんとか購入です(^_^;)

たたずまいは日本のそれとそっくりです!




その後、プリペイドシムにチャージをするのですが、街にあるtabacのお店で簡単にチャージできます。


TABACのお店は文字通りタバコ屋なのですが、たばこのほか、雑誌や飲み物、証紙、くじ等様々なものを取り扱っている店です。小さい店構えですが、街の至る所にあります。ちょっとガラの悪そうなオッサンが多くいることがありますが、非常に便利です。



自分がよく買っていたのは、通信3G、通話2時間、着信は無料というもので、30€です。会社事務所にはWIFIがあったので、自宅で動画とか見なければ一か月近くは持ちました。

レジで欲しい価格と容量(インターネット通信量)を言うと、レシートをくれます。そしてチャージ用の番号に電話します。

自動音声が流れるので、その指示に従い、そこに記載されている10桁ほどの番号を入力すると、チャージ完了です。

長期で入国する人は、シムフリー端末であれば、この方法で安価に通信ができるのでお勧めです!
通信料も価格もバラエティーに富んでいます。
残量もわかるので、便利でした。

その後、法人登記後に会社名義に切り替えて月極めの契約をしたのですが、シムの名義を変えるだけの手続きで済んだので、特に端末自体の操作は無く、店側でデータを変更して終了でした。番号もそのまま使えました(キャリアSFRの場合で、他のキャリアの場合はわかりません)
法人設立の準備期間で名刺に電話番号を記載したのですが、番号がそのまま使えて助かりました。

慣れない異国の生活にて、情報収集できるスマホは必携アイテムです。
仕事での国内外との連絡、家族とのやり取り。
紛失したり盗まれたらと思うと、ゾッとしますね。。
大都市圏では携帯の盗難など頻繁にあるので注意が必要ですね!!



2016-07-31

移住のための渡仏

日本での準備に目処がつきました。

・従業員の転籍
・生産設備の移管・売却
・工場売却
・VISA取得

そしていよいよ渡仏日の決定です。
2015年10月26日になりました。

片道航空券は非常に割高なため、
初めてモスクワ経由パリ入りを選択
通常直行便の半値以下でした

サラリーマン時代、海外勤務を避けていたのに、まさか自営になってから海外勤務、しかも当面の間は単身赴任、そんなことはこの商売・現業を初めて想像すらしてませんでした。

モスクワトランジットですが、2.5時間の乗り継ぎのため、
直行便(TKO→CDG)12時間のフライトが15時間程度で負担は少なめ

現地法人の登記ですが、代表が現地在住するという前提で進めたため、最終的に滞在許可証が無いと実行できません。
渡仏後はまず初めに

①滞在許可申請
②許可取得後、現地法人登記

の流れです。

フランスは日本に比べると役所などの手続き業務に時間が掛かります。
日本が早すぎるのか、その真意は別として、日本の感覚でいると足下をすくわれます。

想定外を想定して、準備を進めます。
どういうこと?ですが、そういうことです。

滞在県ごとに書式が異なる滞在許可申請書 
Loire県の申込書の一部

書類関係はスキャンで良いので徹底してバックアップを取り、いつ申請したか、郵便であればいつ投函したかなども記録しておく癖をつけました。
万が一、不備を指摘されたり、申請が受領されなかったときの保険です。
日本でもそのような準備は必要ですが、自分にとってここは言葉の通じない場所なので、念には念を入れます!


渡仏はだれでも出来ます。
これからは何をするかが問われます。

自分にできること
日本の会社にできること

を見定めて歩みを進めます。


2016-07-28

フランス語

良く聞かれます「フランス語はしゃべれるのですか?」
しゃべれません!!
英語が通じるのか?
町工場では通じません。フランス語です!


自分が実践した勉強法ですが、NHKの教材を自ら勉強する傍ら、パリにあるCmonoCの拠点に住む在住スタッフにSkypeで週一回の授業


そして地元のフランス語教室(ソレイユプロバンス)に週二回通いました
https://www.facebook.com/SoleilProvence/?fref=ts
http://www.soleilprovence.com/
ここへは家族も通いました。
※soleil provenceHPから引用



第二外国語専攻とかそういう予備知識は全くなく、初めて触れるフランス語です

英語も苦手意識マックスだし、自信もありません。
「がいこくごをべんきょうする」と言うことに40過ぎてから取り組みます。
でもやるしかありませんね。

書くこと、読むこと、聞くこと、しゃべること、
簡単ではないですね。

「向こうに行けば慣れるよ」なんて事はありません!
4年前から分かっていたハードルで、最大の難関です。

でも少しずつですが、出来るようになると楽しいもんです。
ストレスを感じることの方が断然多いですが(^_^;それでもやるしかありませんね。
「フランス語と格闘している」という表現がピッタリな毎日です!

現場用語も90%フランス語です。業界用語、機械用語は日本でもカタカタ英語が氾濫しているのでつい口走ってしまうのですが、英語に似ているものもありますが、全く違うものがほとんどです。
少しづつ業界用語の表を作成しています。

・辞書で調べる
・wikiで日本語で調べてからフランス語表示をする、
・goggleで検索して、画像を見て確認
・現場で聞く(教えてもらう)

といった具合で色々な方法で試行錯誤しています。



このブログはこちらに来てから書いているのですが、周りのフランス人はしゃべれない自分を実に温かく見守ってくれています
パートナー会社の社長夫妻は、週一回地元の大学で日本語を習いに行っています
頭が上がりません!


渡仏後は、地元の大学に週一回通いました。
https://cilec.univ-st-etienne.fr/fr/
はじめにクラス分けの試験を受けに行って、テストの受け方や説明をフランス語で受けるのですがさっぱりわからず理解に苦しみましたが、まぁ何とかなるもんです(笑)
学びに行っているのでわからなくて当然と腹をくくってました(^_^;)

そしてフランス語をフランス語で学ぶんですね。ハードル高いと思いましたが、教える方はプロなので、上手に教えてくれます。
半年のコースでしたが、フランスに来ている学生などを中心に世界各国の人々と学ぶその空間は非常に刺激的で楽しかったです。
また通おうと思います。

「フランス語をしゃべれる町工場のオヤジ」を目指したいと思います!