2020-03-24

コロナウィルス202003-23

Bonjour 町工場社長の地域密着型ブログへようこそ


コロナウィルス20200318に続き、続報です。



今回、こうしてブログを書くに当たり、フランスの現状を知ってもらい、日本のこれからに生かしていただきたいという思いがあります。






フランスは、先行して感染者を増やした「🇮🇹イタリア」の10日後を追いかけている状況で、その最悪のシナリオは避けたいという思いを皆持っています。




前回ブログで17日計測をお伝えしました。日本との比較はもはや無駄なので取りやめます。




しかしながら、危機意識の持ち方が人により千差万別、3月17日(火)から始まった外出禁止令に対し、それを誠実に守ろうとしていない人が余りもにも多いのが現状です。イタリアも同様の傾向があります。

医療崩壊が置きるのではと恐れられているフランスの現状、医師や看護師達が懸命に頑張ってくれている事が連日報道されている。感染者が一人でも減ることがその助けに直結するにもかかわらず、外出禁止令の制定事項を守らない?守れない人が多く、この1週間で罰金が35€から135€へ上げられたり、最悪禁固刑まで設定されてる始末。

夜の八時に医療従事者たちへの感謝の意思表示で、外に向かって皆が拍手を送ります。イタリアから来たアクションですが、医療現場で従事する人たちの願いは、「拍手よりも外出禁止令の遵守が先」、と言われる始末。


日本の場合はどうでしょう?報道でしか感じられないので、外からの意見になります。一時は危険地域扱いでしたが、欧州の現状と比較してしまうので、いまは平穏を取り戻したように見えています。これから感染が増える可能性は秘めていると思います。

ある一線を越えるまでは日本も欧州も行動の差はあまりないように思います。一線を越え、日常生活が思うように出来なくなったときから始まる行動の差。


キーワード 連帯感(Solidarité)




日本の連帯感


日本はまだ一線を越えていませんが、連帯意識は強く、ルールから外れると弾劾されるので、自分の歩調を周囲に合わせる→一線を越えたときには非常に有効


フランスの連帯感


連帯感はもちろんあるが、それと自分の身の回りのルールを守るかどうかは別問題!

足して二で割って、おいしいエキスだけ抽出できれば一番良いのですが、一番難しいですね。

外出制限が行われていると同時に、経済を回さなければいけない状況になりつつあります。
長期戦が予想される中、外出制限だけでは経済が死んでしまいます。感染予防措置を十分に行いながら経済を回すソリューションが今後求められます。フランスが良いお手本になりたいところですが、どうでしょうか?日本はすでに予防意識が(世界に比べてめちゃめちゃ)高いので問題ないように感じてしまうのですがどうなんでしょうか?

自分も今週から厳戒体制下で仕事開始です。


それでは。 À bientôt ! あ びあんとぅ!


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