本日は、3月15日の日曜日 コロナウィルスへの対応の所感です
前回は危機レベルか低かったので、差別に対するコメントを1月末に投稿しましたが、今回はイタリアの感染拡大に続きフランスも同様の状況にあるため、政府が緊急対応を始めました。
木曜日にマクロン大統領の声明があり、全ての学校(幼、小、中、高、大学)の閉鎖が決まりました。フランスは共働き世帯がほとんどなので、その影響は日本より甚大です。この時点では、高齢者の保護、および企業に対する金銭的な保証なども謳われました。
二日後、その週の土曜日、予定外の首相声明があり、生活に最低限必要な店舗以外(レストランやカフェ、映画館などすべて)の営業が停止という判断がなされ、土曜日の零時からの緊急施行となりました。緊急の判断であったようです。
イタリアが上記の措置をしてから10日ほど遅れてフランスも同様の対応になりました。
自分が職場で感じた危機管理に対する反応ですが、挨拶の握手禁止、ビズ禁止、など具体的に政府から指示がされているのですが、それに対しての行動が伴いません。「まだ遠くの話」「それだけ禁止したって他にも危険因子があるので意味なし」「自分たちは大丈夫」という考えが見え隠れします。
ただし、もちろん意識高い系の人もいて、挨拶は言葉の挨拶だけ!それは日本人の自分から見ると評価に値する行動です。ただその行動が浮いてしまっている感が拭えないのが現状です。
日本で同様の状況だったとして、皆が握手禁止を励行している中に、一人だけ握手をしようとする人がいたら浮きますよね?「あいつやばくね?」そんな感じです。
一般国民レベルの対人間の羅漢はその国民一人一人のまさしく意識に掛かっている!と感じるわけですが、意識が薄い、または自己主張や意見をしっかり持っている、ことがわるい影響を出している部分が拭えません。そんな風に感じます。
一般生活レベルでは、政府発表があっただけに、商店はしっかり休んでいるようです(この時点では日曜日なので、一般のレストランは日曜日お休みなので、来週平日から実施されることでしょう)。しかしながら地方自治選挙は予定通り行われました。ここは政府も苦渋の選択だったのでは無いかと思います。
スーパーや食料品店では、保存が利く商品、(パスタ、粉関連、水や飲料、トイレットペーパーなど紙関係など)軒並み品切れです。
その他、各組織や部門から通達やメールなどもき始めています。
・自分の所属するテニスクラブはコートの使用禁止
・地域の試合などは軒並み延期
・イベントの中止または延期
・仕事の面では、出張(人の移動)禁止
・外部者の社内立ち入り禁止
など
流通などどのくらいの稼働率で動けるのか、まだ不透明で、生活に支障を来すかはこれから様子を見ます。
イタリアと同様に終息カーブを描くのか、そのタイミングが遅れるのか早まるのか、今後に注目です。
続報
コロナウィルス20200317
コロナウィルス20200318
ではまた! A bientôt ! あ びあんとぅ!
日本の報道では、今欧州で一番ヤバイのは(世界では欧州が一番)イタリア、スペイン、次はフランスって感じです。ドイツは5か国と国境封鎖したし、メルケルさん以下の危機感が半端じゃないのが伝わり、その分結果も出ているようです。ドイツ人は慎重、過度に心配性のところがありますから。それとイタリアがひどいのは①中国との関係、観光面、産業面、共に欧州で一番。②緊縮経済で医療費を削り、病院、医師、看護師を減らしたところにコロナが襲撃した模様。それと私見ですが、ラテン気質の楽観主義はやはり高いものがある。日本も今正に瀬戸際なのかもしれません。19日にこの三週間の対策の経過、結果の評価が専門家によってなされ、国民は注視しているところです。
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