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町工場社長の地域密着型ブログへようこそ
日照時間(可照時間)
がテーマです。
欧州にくると、日照時刻の違いにより異国を感じたり、また生活の上では日照時間の不足でうつになったりという話を耳にします。
生活に欠かせない太陽ですが、その時間的な違いがどのくらいあるのか、数値で見てみます。
ここで取り上げる日照時間とは日の出から日没までの可照時間で、天候や照度による日照時間ではありません。
2020年の毎月1日を例として算出した、リヨン市と横浜市の比較です
- 通年の平均値から、両国の差はフランスが一日当たり 30分 長い
- 10月〜3月、冬期の6ヶ月間は日本の方が長く、それ以外の春夏はフランスの方が長い
- 日仏とも、一番短い月が1月、長い月が7月
- 通年の「最短と最長の誤差」 フランスが6h55m、日本が4h43m その差は2h12m フランスが長い
可照時間の差の最大値
差が顕著だったのは、通年を通して可照時間の誤差が「短い冬期(1月)」と「長い夏期(7月)」でフランスの方が2時間以上長いことでした。
夏期は日没が9時半以降となり、欧州は日の入りが遅いのですが、サマータイムの影響で1時間ずれ込んでいるので日没時刻の単純比較は出来ません。しかし好対照なのは可照時間が、冬期は日本の方が1時間長く、夏期はフランスの方が1時間長いということです。
なので日本を基準にするとフランスは、冬期はめっぽう太陽が照らす時間が短く、夏期はいつまでも日が沈まない印象を受けます。
時刻に関して
毎朝7時に家を出る人で、両国比べた場合、日本は通年日の出以降の明るくなってからの出勤時刻ですが、フランスの場合、冬期はまだ暗いうちに家を出ることになります。時刻と空の明暗の差は人の印象に大きく影響すると感じます。
ここまで見てくると、フランス(欧州)は冬期に日照時間が少ない憂鬱な時期を耐えぬき、夏期はその分羽を伸ばしてめっぽう太陽を楽しむ、と言う法則?の筋が通りますね。フランス人(ラテンの国々)は太陽が好きと言われる所以の一つがココにあります。カフェやバーのオープンテラスが多いのも気候風土と大きく関係していると思いわれます!
いかがだったでしょうか?フランスで大都会には住んだことがありませんが、強く感じるのはいつも時間がゆったり流れる感じがするのは確かで、これが日本とのギャップなのか、自分の体に染みついた何かなのか分かりません。
しかし現地に馴染むというのはその土地の「空気」と「水」に慣れることと、日仏 同じ太陽ですが、場所により違った顔を見せる彼とうまく付き合うことが必要ですね。
皆さんはどのように感じましたか?感想やコメントをいただけると嬉しいです。
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