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町工場社長の地域密着型ブログへようこそ
「最も美し村」に認定された山間の集落
Olargues オラァグ村 を紹介します
↓発音です!
- 「最も美しい村」とは?
- Olargues にたどり着いたきっかけ
- 二つのモニュメント「悪魔橋」と「鐘の塔」
- アクセス
1,最も美しい村とは?
認定ロゴが掲げられる村の入り口 |
1982年にフランスで設立された「質のよい遺産を多く持つ田舎の小さな村の観光を促進する」ために作られた協会。以下の3点が守られて、存続されることが条件です。
- 人口が2000人を超えないこと
- 最低2つの遺産・遺跡(景観、芸術、科学、歴史の面で)があり土地利用計画で保護のための政策が行われていること
- コミューン議会で同意が得られていること
認定後にも基準が守られているかどうかの審査が続くそうです。
車でこの地域の田舎の県道を走ると、たびたびこの看板に出くわします。通りすがりに立ち寄るドライブ旅行なんて気ままで楽しいと思います!!!2018時点で158の村が登録されています。
引用wiki
2,Olargues にたどり着いたきっかけ
青の位置が「宿泊場所」 赤が「悪魔橋」と「鐘の塔」 |
夏真っ盛りの8月の中旬、近所に用事があり、取った宿がココでした。正確には宿ではなく、Air BNBの個人の一軒家です。しかしこの村に溶け込んだ住宅の一部に位置し、小道を散歩する景観の一部に泊まれることはこの上ない喜びです。
ちなみに泊まったところはココ
清潔感のある快適なところでした。大家さんも親切なマダムで安心できました。
3,二つのモニュメント 「鐘の塔」と「悪魔橋」
「鐘の塔」
丘の頂上に立ち、どの方向からでも目にすることが出来るアイコン的存在感のある「鐘の塔」丘の頂上、廃墟の基礎部分と「鐘の塔」 |
11世紀に建造された丘の頂上に立つ城が廃墟となり、基礎部分だけが残る中に塔だけが残りました。その塔が17世紀に鐘が吊され、教会として存続し今に至ります。
実際に行くと、建造物はこの鐘の塔だけであり、あたりは廃墟となり、基礎部分だけが残っています。この基礎の下階を覗くと、教会のおそらく礼拝に使われる施設がありました。
悪魔橋 Pont du diable
「悪魔橋」は12世紀に建造、1900年初頭に歴史的遺産として登録されました。神の橋という名の橋なのですが、「悪魔橋」と呼ばれるのはなんとも奇妙ないわれです。
実は「悪魔の橋 Pont du diable」という名前に名付けられた橋は欧州には多く、悪魔が橋を造ったといういわれがあります。
アーチの形をした橋は技術的に難しく、布石の順序や固定の仮設サポートなど建設の工夫が通常の建築などと比べて手間が掛かりました。膨大な手間を考えると、「悪魔じゃ無きゃ出来ない」くらいの言い回しの方が、完成した施工者の技術がたたえられたのかもしれません。この橋は住民が日常生活で使用しており、小型車なら一台ギリギリ通れるサイズです。
我々の家主は、この橋を車で渡って我々の荷物を駐車場まで運んでくれました。
小道を散策
この鐘の塔と悪魔橋を散策するのがこの地の楽しみ方の一つで、観光客がちらほら見受けられました。傾斜地に城下町として家々が連なり、その小道を歩くのは迷路を歩いているようで楽しい瞬間です。思い思いに塗られたカラフルな雨戸や建具はかわしらしさを醸し出します。
二つのアイコンと小道の散歩を動画にまとめました
4.アクセス
山間部の谷間に位置する立地なので、鉄道はありません。公共交通機関ではバス利用が出来るようです。レンタカーでも駐車スペースは沢山あるので気軽に立ち寄れます。
モンペリエからバスで約2時間
自家用車の旅行だったので、完全自炊でした。近所にはパン屋もあるので、食材を買い込んで自炊もいいもんですよ!
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