2022-06-18

L'été en france フランスの夏 日仏比較

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今日は2022年 6月の第三週の週末です
フランスでは全国的に熱波が押し寄せていて、連日30°C以上の酷暑となっています。
日本は台風などで学校やイベントが中止になる場合がありますが、こちらでは熱波で同じような中止などがあり、生活に影響が出ております。

そんな「フランスの夏」の特徴を日本との比較でお伝えします!!




日本とフランス 夏の大きな違い

  1. 湿気が少ない(梅雨は存在しない)
  2. 紫外線が強い
  3. 日照(可照)時間が長い
  4. エアコンが無い


1. 湿気が少ない

夏はカラッとしています。日本とは逆でむしろ冬の方が雨の影響などで湿気が多いです。
なので日陰に入ると涼しく、風が少しでもあると非常に過ごしやすいです。
朝と晩は冷え込むことが多く、寒暖差が激しいです。



自分は常々「フランス人は日陰を探して楽しむ天才だ!」と思っているのですが、木陰でご飯を食べたり、お茶をしたり、そんな快適さを持ち合わせた夏です。ただし今のような熱波だと話は別ですが……!


2. 紫外線が強い



湿気が少ないため、空気層で拡散される紫外線量が少ないようで、直射で届く紫外線が痛いです。サングラスや帽子は日本以上に必携です。まぶしさを軽減するというよりは、目の健康を守るというイメージです。子供も多くがサングラスを掛けています。

3. 日照(可照)時間が長い

日本と比べて夏場は1時間以上可照時間が長いです。日没が夜の9時半というのは日本との大きな違いですね。この夏と冬の可照時間の差が大きいので、1時間の変更を行うサマータイムが欧州には存在するのですが、いずれにしても直射光が強く、可照時間が長いのは日本と比較すると欧州の特徴の一つです。

▼過去記事で日仏の可照時間の比較をしています▼

 

4. エアコンが無い


他の欧州諸国はわからないのでフランスに限ってという前提で話をすると、上記に書いたようにカラッとしているので家庭にエアコンがありません。なので日中は室温を保つために、陽をよける目的で雨戸を閉める家が多いです。
職場や工場などは設置されています。公共交通機関では、列車は窓が開かないのでエアコンが効いていますが、バスは窓が開けられるためエアコンを回さない場面が多いです。
車もエアコン無し車をたまに見かけます。窓を開けて走る車が多いのも特徴かな?高速道路で窓を開けて走っている車は多いです(^0^)
人によっては「エアコンは体に悪い説」を真剣に語る人もいて、生活に密着していないのが実情です。



いかがだったでしょうか?
欧州、冬は家庭にセントラルヒーティングがある家がほとんどなので、「日本の冬は寒い」と嘆く外国人は多いようです。


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2022-06-05

初夏のアルプス山脈で過ごす フランスから

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Bonjour

フランスからこんにちは!
先週末、フランスが全国的に4連休だったため、家族でアルプスへ出かけてきました。トレッキングをしながら自然を満喫できたので写真(上手に撮るため絶賛取組中!!)を交えながらお届けします。


初夏のアルプス山脈で過ごす




#お出かけスポット


今までこういうネタが少なかったので、「お出かけスポット」というラベル(タグ)をつけるので、今後もフランス国内の「家族のお出かけ」の参考になれば嬉しいです!

さて、木曜日が祭日だったため、社会的に金曜日が自動的に休日になる(会社が休み)という恐るべしフランス社会のシステム。
ということで車で3時間ほどの距離にあるシャモニー近郊の街「Saint Gervais les bains」にシャレーを借りて現地で生活するというフランス流の過ごし方をしてきました。

親は炊事洗濯、家と変わらない感じですが、安く気兼ねなく過ごせるので自分は大好きです。

わざと不便なところを選ぶと、ロケーションが抜群なので、ホテルなどでは味わえない醍醐味があります。以前も一度アルプスのふもとで過ごしたことがあるのですが、標高がほどほど高い場所で、中心街から外れた場所の物件をグーグルストリートビューでじっくり調べると絶景のロケーションのシャレーが選べます!行きと決めたのも一週間前だったので、キャンセル物件なども見受けられ、安く探すことが出来ました!


一軒まるごとお借り上げ


こういうシャレー、子供達は庭で自然と戯れる事が出来るし、出かけるための拠点ではなく、住んで楽しむ事が出来ると良いことずくめです!


シャレーの庭からの眺め


キッチンからの眺め

子供部屋も満足度↑

さて、フランスは歩いて楽しむことがデフォルト、といって良いほど歩くのが好きで、景色の良いところを見つけると"ふと"車を止めて歩いて(タダで)景色や自然を楽しみます
そんなお国柄、トレッキングのマップや設備も充実していて、歩いて楽しむことに事欠きません!
我々も三泊四日なので、一日は山歩きをしに山へ
これまでは歩くことが楽しく見えなかったので自転車で行動していましたが、今回初のチャレンジ!
モンブランを見上げるゲレンデを専用のサイトで検索し、
▼トレッキングマップ
(ここからGPXデータをダウンロードすると、携帯のGoogleマップでナビ機能が使えます!)


難易度""低""の9㎞ほどを中学生、小学生と歩きました。歩きながらだと写真撮影ができるので、個人的にはうれしい環境!(ついでにドローンも飛ばしてきました!)

シャレーから車で15分ほど移動して、モンブランのふもと、Plan de la croix というスキー場から歩くことに。


▼冬は栄えるであろうリフト乗り場 全く人気無し


▼あぜ道だったり、草の上だったり、小川をまたいだり……歩きごたえ満点


▼ドローン空撮 360°パノラマ写真▼ リンク

 


▼常に4000m越えの山々達が視界の中に!



▼冬はスキーで栄えるであろう山小屋 ココもひと気は無し

▼週末が母の日だったので、子供達が集めた野草


▼街で買い出しした食材で晩餐 

ホテルや外食を利用しないので、安く過ごすことが出来ます。そのかわり炊事洗濯をしなければならないので親は大変ですが、時間を気にせず自分たちのペースで気兼ねなくゆったり過ごせるのはこの宿泊スタイルの醍醐味です。


途中でドローンを飛ばして空撮、ハイキングの様子を編集しました
アルプスの山々の迫力が伝わると嬉しいです


 

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2022-05-06

なぜフランスはマニュアル車が多い??

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フランスからこんにちは!

フランスはマニュアル車が非常に多いってご存じですか?

男性はもちろん、女性もおばさん……もとい、マダムも 'ガンガン' マニュアル車を運転してます
なぜ多いのでしょう?
フランス人に実際に聞いたこと、そして自分が感じた考察を以下にお伝えします

なぜフランスはマニュアル車が多い??

フランス人曰く

1.だってオートマ高いじゃん!
2.だってマニュアルの方が燃費良いじゃん!
3.やっぱマニュアルでしょ!!!

と言う見解、他の欧州諸外国に比べてもマニュアルが多い気がしてます。

1 は確かに少し高いけど、そんな言うほど高くない、しかし、中古市場で見つけるとなると球数が圧倒的に少ないので、値段が高い、見つけにくい、なるほど納得!

2 たしかに高いギヤで低回転で運転すれば燃費は稼げるけど、あんた達、運転荒いじゃん!!!

3 これはフランス人気質をよく表している
新しいものを受け入れる気質が少ない場面をよく見かけます
「だってマニュアルでこれまで困ったこないもん!」
確かにそういえばそうですが、試してみたら?とすすめてもなかなか譲りません!



日本の「パイ○ット」フリクションボールペンがフランスに入って、当初なかなか売れませんでした。だって今までのボールペンで困らないもん!高いし!!
そう、フランス文化的には間違えたら線を引いて訂正すれば良いんです。

しかし簡単に綺麗に消せることが段々浸透すると、学校でも必携の文房具に指定されるほど、どこの文房具屋さんにも置いてあるほど、広まっています。
逆にそういう気質で守られている物や文化も沢山あるのでどちらが良いという比較ではありませんが、面白いですよね。
フランス人の子供がうちに遊びに来ると、日本食やお菓子を勧めるのですが、試す子供と完全に拒否る子供が両極端でいるので面白いです。


自分の考察



では、地方を例にすると、信号がめっぽう少なくて、ホンポアン(環状交差点)が普及しているので、ストップアンドゴーが非常に少ない、
なのでマニュアルでもストレス全くないです。自分も乗っていましたが、最初右手でシフトノブを扱わなければならないので戸惑いましたが、すぐなれました。
あとは走行平均速度も高く、トップギヤで走行という場面が長いのでたしかにマニュアル操作が少ないので、困りません!
ただし、テクニック的に、マニュアルが多いわりに、坂道発進で下がってくるドライバーが結構多い、下がっても気にしない運転、というのでしょうか!?

色々書きましたが、時代の変化と共に、ハイブリッドや電気自動車の普及で必然的にオートマになる場面も多く、販売数としてはマニュアルが減少している印象です。

ある数値では
2004には新車の僅か8%(おじいちゃんの車というイメージ(^_^;)
2016に25%に到達
2021に半数を超える

▼抜粋

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「小学生」と「フランス」と「ピアス」

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フランスからこんにちは!
フランスは5-4-3制度、
小学校5年間、中学校4年間、高校3年間のシステムです。

長女が中学生になって1年目、9月からは二年生になるのですが、
そんな12歳、中一の娘が、

誕生日にピアスを開けたい

と言ってきました。
聞くところでは、クラスの女子、ほぼ全員が小学校ですでに開けていると……なに?

みんなが開けているとはいえ、怖さもあって自重していたようなのですが、親友達がピアスをつけているのを見ると自分も、という気持ちが芽生えたようです。

父親的には
・開けたい気持ちはよく分かる
・常に「郷に入れば郷にしたがえ」でこれまでやってきた

ので断る理由なく、OKした次第です。
「校則で禁止」なんてことはもちろんないので、開けたかったらご自由に!さすがフランス!
自分は開けたことがないので「ちゃんとしたお店で開けること」を条件に、母親が付き添いでいそいそ出かけていきました。



現場で怖じけ付いたところ、お店の提案で「じゃぁ左右同時に開けちゃおう」ということになり、大きめのスタッフさんがアン、ドゥ、トワで両方一緒に「パチン」と!
自分はその場にいなかったのですが、母親はそんなの見たことないので、あっけにとられていたそうで……フランスでは主流らしいです(^_^;
メンテナンスの消毒、ピアス込みで約60€……高いのか安いのかよく分かりませんが……




ピアスを開けた後、陽気にはしゃぐ姿は小学生のような……
また一つ、親も子もフランスで新しい経験が出来ました!



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2022-03-20

フランス町工場が建てた「ゴルドラック像」

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ゴルドラック GOLDORAK (グレンダイザー)

France TV

ここで詳しく説明するまでも無いくらい、フランスでは日本のポップカルチャーが人気です。アニメの中でもフランスでは 
「ゴルドラック」 
日本名 グレンダイザー

がロボットアニメの始祖、シンボルとして君臨しています。

1975年に 日本で放送が開始されてから、1978にフランスで放映が開始されます。
日本では永井豪氏によるマジンガーゼットの三作目にあたる本作が、フランスでは最初に放映されました。
これまでロボットアニメというジャンルが無かったフランスでは、初めてづくしのストーリーやヒーローが受け入れられて人気となります。視聴率70%なんていう情報も流れるくらい流行したようです。
会社の同僚でも、世代が違っても「ゴルドラック」の名前を一度は聞いたことがある人が多く、リアルタイム世代(現在の40、50代)は相当影響されたようです。
ロボットヒーローなので、玩具やカードなど、それぞれ思い入れのある品もあったようで、未だにはまっている人も少なくなく、同僚は日本から「超合金」を購入していました。

ゴルドラック像



そんなグレンダイザーが浸透したお国柄、ある町のシンボルとしてゴルドラックの像があります。今回そこに行ってきました。



Thiersという人口1.3万人の小さな街、ドイツのゾーリンゲンと並んで刃物の生産で有名な街です。ここの街の入り口にある環状交差点の「オブジェ」として立っています。


地元のある町工場によってこの像は2018年に建てられました。7メートル、2㌧の像は、街へのクリスマスプレゼントとしてココに2ヶ月間だけ立つ予定でしたが、そのシンボル性と存在感が感動を呼び、未だに立ち続けています。



製造元の「Fer ou Refer」
板金、製缶がメインの零細企業です。現在は一人で経営されているようです!HPはかっこいい!!



▼フランスは環状交差点が発達しており、欧州の中でも一番多いとされています。


▼環状交差点 町ごとにシンボルや街を紹介するオブジェが置かれているので、車で巡るとこれを見るのもまた楽しみの一つです!
そんな面白いフランス環状交差点「ホンポアン」を少しずつ紹介しています。



▼検索すると多くの情報が手にはいりますが、
ゴルドラックのフランスでの人気ぶりを紹介した記事です



実は……これを見に行った裏話、「男達に強制外出指令」、そのなれの果てです(^_^;



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