2023-08-23

フランス「バカンス便り2023」その①

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Bonjour ボンジュー フランスからこんにちは!

さて今年も日本に帰れない、帰らない?コロナ以降、また戦争の影響で航空チケット価格の高騰が続いており、コロナ以前の価格感覚が染みついている自分にとってまだハードルが高く感じており、今年も家族とフランスで過ごすことにしました。

昨年も同様に日本に帰れませんでした。そして山と海を同時に楽しむ試みを初めてしました。

大人は「山」に行きたい、子供は「海」、ということで一度に両方堪能するという、昨年の経験を生かして今年も行ってきました。
加えて新たに、「キャンプもしよう」「カヤックもしよう」というアクティビティのオプションも増えてさらに荷物は満載!
約12日間の家族的バカンスの始まりです。

その① 山編
その② キャンプ編
その③ 海編


今回は3部作の 

その① 「山編」

をお届けします

Les Deux Aples

フランスで2番目に古いスキーリゾートとして知られる由緒あるスキーリゾート
冬季オリンピックが開かれたグルノーブルからほど近い立地で、町は大きくありませんが、雄大な自然と山々に囲まれたリゾート地です
アルプス山脈の一部であり、イゼール県に位置しています。このリゾートは高地にあり、標高1650メートルから3600メートルまでの範囲に広がっています。

自宅からは300㎞に満たない距離、昨年の700㎞の旅を思うと気が楽です

いざ出発!! 
山、キャンプ、海水浴、カヤック……と言うことで過去最大の荷物💦
今回は屋根につけた「トップケース」にもお世話になりました


友人の勧めで、彼のリゾートマンションをお借りして「Air BnB 風」に滞在。
基本自炊ですが時々レストランに出向いて食事をしました。
山(ゲレンデ)に囲まれた立地

町中にある友人のロッジの一室を拝借


初日はフランスで人気の「アクロブロンシュ」とよばれる人気のアスレチック体験
安全ベルトを着けて、難易度ごとに接地された木のうえのセクションを通過するアクティビティです。ワイヤーを伝ってバランスを取ったり、滑車で滑降したりします。




オッサンも行く!

2日目は滝を見にハイキング、そして街を散策

険しい5㎞を歩いて到着

散策という名の食べ歩き💦
暑いという理由でジェラード、ここのイタリアンジェラードは安くて美味しい穴場でした


小腹が空いたという理由でクレープ屋さん!


3日目は街のゲレンデにあるアクティビティ体験、リュージュやバギーを楽しみました
全てはリフトの乗って登ってから、アクティビティで降りてくる仕組み!

歴史を感じさせるリフトが置かれていました


長いバカンス、自炊が基本 スーパーマーケットの買い出しは必要不可欠

たまにはレストランで!TATAKI Thon  (マグロのタタキ風味)をいただく!

立ち寄りたくなる店構えのパブ

迫力ある永久凍土の景色

朝の散歩でぶらついた後、パンの買い出しが自分の日課!

ゲレンデをみながらビール

次回は
をお届けします!

追記
ここは夏場はマウンテンバイクやダウンヒルが楽しめる場所なので、いたるところで楽しむ人たちを見かけます。
この地で開催される有名なダウンヒルレース「MOUNTAIN OF HELL」 に友人が参加したのですが、雪の上を滑走するすさまじさは🇫🇷ならではだと思います。ちなみに骨折して帰ってきました💦 参考までに紹介します!


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2023-08-04

フランスでファミリーキャンプ仕様の改造をしてみた(1)

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Bonjour ボンジュー

フランスからこんにちは!
ニッチなマイカーの改造ネタです
コロナをきっかけに、世界的にキャンプブームですが、欧州はもともとキャンプ文化があるので様々な「キャンプ」に出くわします




まず「キャンピング」という言葉
これは直接テントでのレジャーをさすのでは無く、一般的にはリゾート地で運営会社が管理する場所に、テントを始め、自動車用、キャンピングカー用、そして一般向けのロッジ(モビロム)が併設された場所で滞在を行うことを指します。


レストランもキャンプ場によってはありますが、一般的には自炊が基本、あわせてトップシーズンはロングステイ(一週間ほど)が基本
よってホテルに比べて滞在費は割安ですが、自炊なのでスーパーなどで材料調達が必要です。テントやキャンピングカーなど設備を持参すればロッジを借りるよりも安く泊まれます。
ロッジの場合、自炊設備や冷蔵庫、風呂、テレビ、エアコン、電子レンジなど、自炊用の鍋釜、皿やコップなど一揃えあるので、持参する必要は無いのですが、場所によって充実度はまちまちなので、我が家は道具完備で出かけて、ロッジを利用するキャンピング生活を何度かしておりました。
以前利用したロッジ(モビロム) 海とキャンプ場が直結したロケーション

設備の豊富さ、清潔感のある良いロッジでした



キャンピングの優位性は、先述したコストと、レジャー施設や海の目の前など立地が優れているので、遊びには事欠きません!
ただし通常は親は三度の食事の世話や洗濯など日常と変わらないシチュエーションなので、お財布と相談しながら計画的にレストランに行ったり外食をします。またキャンプ場で子供を預かり半日や1日の遊びのプログラムなども多く、親がくつろぐことも出来ます。

景色の良いロッジのベランダで、くつろぎながら自炊やBBQなど、家族で食事が取れるのは楽しいひとときです♡!!!私は大好きです!

バルコニーに常設されているBBQ設備



さて、そんな素敵な過ごし方もある一方、よりリーズナブルに、テントを張って硬派に滞在するたくましさを息子に教えるために、キャンプを始めました。キャラバンと呼ばれる牽引式のトレーラーハウスや高価なキャンピングカーがあれば快適に過ごせますが、自分が選んだのは自家用車のミニ改造とテント滞在の併用です。

さて、「ミニ改造」このコンセプトのアドバンテージは……

  1. ミニ改造に留めるため、車の日常使いを犠牲にしない
  2. 簡単準備でキャンプに出かけられる、簡単に日常使いに戻す
  3. お金を掛けない
  4. ローテク
  5. 寸法が自由に変更可能なので、使用用途に合わせてサイズや高さの変更が可能


あるYoutuberのベースモデルを参考に、改造を開始しました。トランク部分をキッチンおよび水廻りが使える、加えて非常時に備えて車内泊(2人)が出来る仕様です

1 . ミニ改造に留めるため、車の日常使いを犠牲にしない


アルムフレームによるシステム架台の製作、架台の車両への固定はベルトのみ

張りぼてを作ってボリューム感、取り付け取り外しの実用性を確認


スライドレールを固定するLアングルとM8ビス


指定寸法に切断済みのアルミ材を仮組み
スライドレールを取り付けてキッチンスペースを手前に引き出す構想 

この溝は、トランクを目隠しするシールド(ロールカーテンのような)が入る部分で、この寸法を元にアルミフレームのサイズを決めました。
この溝のおかげでシステムの脚は2本だけです!!


高さや位置はビスだけで可変が可能


車両への固定はタイダウンフックを利用したベルト固定のみ


2. 簡単準備でキャンプに出かけられる、簡単に日常使いに戻す

準備に関わる資材をカセット化し、カセットの据え置きのみでキャンプに出かけられるようにしました。結局日常使いにおいても架台を外さない方が、買い物時などトランクを有効に使えることが分かり、基本的に架台据え置きのままです

調理道具、調味料、消耗品、テント設営備品など






3. お金を掛けない

木造作で完璧に作り込む場合と、アルミフレームで架台を構成する場合を比較しました。
以下の点でアルミの勝利
コスト (今回の総制作費は30,000円ほどです)
手間 (切断やビス、切り込みなどは不要、切断されたアルミフレームの納期は一週間)
重量 (自分の試算では木造作に比べて約半分の重量)
ずぼらな測定でも架台をマッチさせるための構造体の寸法調整が可能



4. ローテク

アルミフレームを利用することで、木工用の新規工具を買わなくて済む
固定はM8のビスのみ
この仕様のフレームは売り切れたり販売終了する心配が無いので、半永久的に注文できる!

MISUMI製なら業務向けの品質なので安心して使えます




5. 寸法が自由に変更可能なので、使用用途に合わせてサイズや高さの変更が可能

アルミフレームとは、機械業界で使用する装置の類いを構成する場合、安く丈夫に作るための手段の一つで、上記で述べたように固定位置がレール上でスライドできるため、固定位置の調整が可能です。なのでキャンプ用途や運搬資材の変化に伴い機能の位置を変化させることがビスのみで行えます。これは自分の職業がら取り入れた独自の思想です!!!

キッチン用のスライドテーブルは取り外し可能タイプを選択したので、取り外してスペースを確保、車中泊が可能になります

写真はまだスライドテーブルがついたまま、足下が狭いので取り外します。
取り外し可能なスライドレールなので、ワンタッチで復旧可能です



自分が参考にしたベースモデルがこちら

長くなったので、具体的な機能と使い勝手を引き続き(2)でご紹介します

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2023-08-02

4年ぶりの帰国 コロナ以降の変化と浦島太郎!

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Bonjour ボンジュー フランスからこんにちは!



さてだいぶ更新が滞っていて、半年ぶりの投稿です。
じつは今年2023年の五月、日本に短期(一週間)で一時帰国しておりました。



個人的な急用だったのですが、実に2019年のコロナ以降となる約4年ぶりの帰国でした。
今回はのっぴきならぬ帰国だったので、単身でほぼ日本の自宅に滞在、「日本を満喫する」といった活動は出来ませんでしたが、家族をフランスに差し置いて4年ぶりに帰った「日本」はそれなりに楽しめました。
しかしながら「たかが一週間」やっと時差ボケが治ったのに…という感じで帰国と相成りました。さて色々日本に変化を感じた一週間、4年ぶりの帰国は……


【4年ぶりの浦島太郎】

  1. 航路、行きは南ルート、帰りは北極迂回ルート
  2. 入出国手続きは全て自動化、顔認証 髭があっても通過できました
  3. マスク着用率(95%?)の高さにビックリ!外でもマスク
  4. 大型スーパー レジの支払い 機械へ投入
  5. スーパーの駐車場の出庫がナンバー認証で出庫方法がわからず、でられない事態に!
  6. スイカの携帯へのチャージ方法がわからず、自分の後ろに長蛇の列
  7. ゴミの分別、難しすぎる、有料化
  8. 羽田空港で働くスタッフの外国人率が増加!


まだいくつかあったけど忘れた!

1. 航路、行きは南ルート、帰りは北極迂回ルート

ご存じの方も多いと思いますが、通常の航路であるロシア上空を飛べないので、南北に迂回します
欧州→日本 が南うかい航路
日本→欧州 が北うかい航路

往路 パリCDG→日本HND



復路 日本HND→フランスCDG

上記はエアフランスの例ですが、いずれにせよ全ての便が迂回しているので、搭乗時間も長くなります。自分の場合は片道約2〜3時間の追加です。

機内食の質はだいぶ落ちました。しかしながら企業努力でここまでして今のチケット価格、質の低下はやむを得ませんね。



2. 入出国手続きは全て自動化、顔認証 髭があっても通過できました

手前の機械でパスポートを読み取り、ゲートが開いてカプセルの中へ入る→中で顔認証→パスすするとカプセルのもう一方の扉が開いて向こう側への通行が許可される仕組み


フランスCDGの出国も、日本HNDの入国も、人の窓口対応ではなくて機械による自動化です。パスポートを機械に読み取らせ、その後カメラ前に立ち「顔認証」
何度もトライし直す人もいれば一発で通過する人もいます。自分は機械の読み込み直しがあり、2回目でパス。写真にはひげが無くて、いまはひげ面ですが、無事に通りました!
このシステムだとパスポートに印鑑を押してもらえないので、必要な人は通過後に最寄りの窓口で個別に要求することが必要です。

3. マスク着用率(95%?)の高さにビックリ!外でもマスク

日本政府からのマスク着用推奨が解かれた直後だったのですが、着用率が高いのは想像通りでした。
国際便ターミナルに早朝到着、店はやっていないし、携帯のSIM購入も空港内の量販店でしたかったのですが、コロナの影響で閉まったまま。
かたや国内線ターミナルに移動すると飲食店含め店は全店オープン、そのかわり多くの利用者(日本人)はマスク着用で圧倒されました。ひとまずここで「うどん」をすすれたことで癒やされました!

トッピングはフランスでは食べられない生卵(半熟)



4. 大型スーパー レジの支払い 機械へ投入

フランスの日常では現金を使う機会が自分の場合は「マルシェ(朝市)」以外はありません。通常はカードのサンコンタクト(入力レス)で支払いなので、現金を持たなければならないのが少しストレスでした。スーパーの支払いがレジで支払いではなくて、レジの先の投入口へ現金を入れるという「テクノロジー」の進化の仕方は日本らしさを感じました。決済方法が違うというのはお国柄が出るあるある体験ですね!

5. スーパーの駐車場の出庫がナンバー認証で出庫方法がわからず、でられない事態に💦

日本も場所によりそうかもしれませんが……出庫前に事前精算すると、出口のゲートで一時停止しなくてもゲートが自動で開くシステムに慣れていたので、出庫前にナンバーを入力しなければならない(イ○ン)ことが分かりませんでした。支払いだけすれば良いものだと思っていたので焦りました。人がやっているのを見て、事なきを得ましたが、「どう見ても日本人のオッサン」が出庫できなくておどおどしているのは超絶不気味です。

6. スイカの携帯へのチャージ方法がわからず、自分の後ろに長蛇の列

先にも書いたように、現金を持つストレスがスイカカードで一掃されました。5年以上前に作ったカードですが、まだ生きていました。そしてアップルペイに対応してくれたのは感謝の極みです!!!
ところが、しばらく使っていざチャージをしたいが、携帯端末でのチャージの仕方って??
JRの切符売り場の自動券売機にならんだはよいが、いざ自分の番が来てチャージ方法がわからず焦りまくり。後ろには列ができはじめ、ドギマギしているとちょうど隣のお兄さんが携帯でチャージししているのを見て「なるほど、ここに置くのか!!」、無事対処出来ました。(後ろの人ゴメンナサイ)

7. ゴミの分別、難しすぎる、有料化

これもお国柄の極みですね。日本の場合は各自治体でその方法も違いますが、フランスは大別して5種類です。わかりやすいです。
自宅に置いてあった分別方法のパンフレットを見ながら慣れない手順で分別をしましたが、分別も複雑で、英語表記が少なくて来日間もない「在住外国人」に想いを馳せました。
これって「外国人にとってはほぼ理解不応」「自分が逆の立場だったら」と感じました。
不慣れな在日外国人を見たらそんな背景を想像してぜひ優しく接してあげてほしいものです。




8. 羽田空港で働くスタッフの外国人率が増加!

これは友人が教えてくれた情報なので国籍に関しては不明ですが、ようは英語が母国語の留学生が空港内で沢山働いている例が多いとのことでした。たしかに4年前と比べると多かったです。
最後の日本食は空港で「お好み焼き」だったのですが、長蛇の列に外国人ツーリストたちと並んでゲット!じつは作って売るのも異国のお姉さんでした♡ とても美味しかったですよ!!


HND羽田→CDGパリ→LYNリヨン 
今回は直前に期間を限定せず一番安いチケット1000€で往復、
破格値を見つけました (預け入れ荷物(85€)は含まず) 




行きはリュック一つ
帰りはIKEAの袋が2つ追加💦
ほとんど家族に頼まれた日本食材とグッズです♡



パリCDG経由で、リヨンまで
リヨンで空港に停めた自分の車でIKEAの袋を運搬、帰宅です。
次はいつの帰国になるかまだ不透明ですが、暑い夏ではなく、はじめてお正月に帰りたいですね。




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