Bonjour
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Bonjour 地域密着型ブログ「普段着のフランス」へようこそ
フランスからこんにちは!早速ですが、
その① 山 編
その② キャンプ 編
その③ 海 編
上記3部の
その③ 「海 編」完結編
をお届けします
Hyères
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12日間にわたるノマド生活の最終章その③、最後の5泊です! |
MAP
Hyères イエール
南部、地中海に面した主要都市、マルセイユとニースの間のあるトゥーロンにほど近い立地。
地形的に先端の半島へアクセスする細長い土地の一角、西は海、東は沼という面白い立地です。
これまで地中海の海は6回ほど行きました。昨年はバルセロナまで脚を伸ばしたのですが、
地中海、浜辺はそれぞれ特徴があって、好みの分かれるところですが、今回の浜はこれまでの経験上No1でした。
その理由は、
自分が今まで経験した中で驚くほど遠浅で、沖へ行っても胸まで届かない深さ。
そしてボートやヨットが浜から遠くない沖に係留されているのですが、所有車やお客さんがそこまで歩いて行って船を利用するという、今まで見たことのない光景に遭遇しました。
今回ボートの利用はしませんでしたが、カヤックで遊ぶにも安心して遊べます。子供達ももちろん親が安心して遊ばせられる環境でした。家族連れ(子供)にはお勧めのスポットです!
そして上記に加えて人が少ない!
ここはキャンプ場に面した海岸なので、それぞれのキャンプ場の利用者が訪れる浜辺で、外部からの人の流入がありません。
トップシーズンでキャンプ場は満室でしたが、場所取りなんて必要ないし、となりも前もいない、スカスカな浜辺でゆっくり出来ました。
水の透明度は他の海水浴場も綺麗でしたが、ここも同様に綺麗で、しかも遠浅なので海底がしっかり見えてさらに綺麗に見えました。後ほど写真でも紹介しますね!
砂質も経験上、地域や土地により様々ですが、ここは砂の粒度か小さく、細かいので海底の砂は非常に絞まっていて、歩きやすく、波で水か濁りません。これも綺麗に見える要因の一つです。歩いても砂が舞い上がらないほど絞まっています。
なので、このあと紹介する日陰作りにキャンプのタープが活躍しました。すなわち細かい砂のおかげでペグが効くって事ですね。
海ですごした6日間 を写真でさらっと振り返ります!
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今回宿泊したキャンピング施設 Saline 徒歩1分で海岸 の立地でした |
↓HP
今回宿泊したキャンプ場はその②で紹介したようなキャンプ場とは違い、テントスペースはありません。全てシャレーです。このシャレー、フランスではモビロム(mobil-home)と呼ばれます。
ここは立地、グレードが少々良い所なので、施設の清潔感、設備も申し分ありませんでした。
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バルコニーと庭がついたシャレー 庭は浜と同じ砂地です |
ここも、欧州各国からバカンス客が訪れるので、いろんな言語が飛び交います。バルコニーにいると隣人の声が聞こえる距離ですが、目隠しがされているのでさほど気になりません。ここはレストランももちろん施設内にありますが、一般的には自炊が出来るのがモビロムであり、食材以外の全て(調理器具、皿、コーヒーマシーン……)がそろっています。箸はないですよ💦
この揃い具合は施設ごとにばらつきがあるのですが、今回のここは申し分ない充実度でした。
食事時になるとみなこのテラスで食事をします。廻りから聞こえてくる食器の音や食事の様子が遠巻きに聞こえてくる雰囲気で食事をするのが自分は好きです!
ここで呑むビールは格別です。
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イタリアの友人がその②でお土産でくれたイタリアンハム、 この薄さはフランスにはない技術、おいしさ♡ |
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据付の冷蔵庫でなはく、今回持参した「温度調整がきくポータブル冷蔵庫」でキンキンに冷やした持ち込みのビールが旨い♡ |
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浜辺まで徒歩1分弱、西向きの海岸です |
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運搬、親父の仕事! |
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「その②」のテント生活で使ったタープがここでも役に立ちます! 浜の幅が狭く、波際まで10㍍ほどです |
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浜辺の「スカスカ具合」がおわかりいただけますか? これが気に入った要因の一つです! |
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係留されているボートまで歩いて行けるほど遠浅です |
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この遠浅ぶり、深さは股下? |
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朝の写真ですが、遠浅な浜辺。浜からの船たちの距離感が分かると思いますが、 手前のボートの位置で大人の胸の深さ、奥のヨットあたりが肩あたりだろうか? とにかく遠浅で、海水浴場にこの「船たち」がいる光景がまたおもしろい! |
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浜を掘るとシジミのような貝がわんさか!これを捕って半日遊んでました💦 |
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時々回ってくるアイス屋さんとはもう仲良し! |
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祝日のイベントで行われていたと思われる航空ショーを幸運にも浜から見る! |
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ここでもカヤックは活躍! パドルの貸し出しや、バナナボート、水上スキーなどアクティビティも豊富にありました |
Hyères #バカンス #フランス生活 #地中海 #夏休み #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
Paddleを借りました。半日30€なり カヤックよりもパドルのほうがスポーツ性があってうん、楽しい!
海底の砂は波状になっているが非常に固く絞まっています!
2年前に訪れた別の海岸の空撮です。水の透明度がよく分かります
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相変わらず自然発生的に出来る子供達の輪にいつの間にか入っている息子 施設内の公園で自由に戯れる! |
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時々ピザ! |
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日光アレルギーの妻は飲み薬をゲット!効果抜群らしい。 |
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(左) 日焼け止めを塗ったんですが、会社で「モロッコ人」と呼ばれています!
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毎朝 日の出前に浜や敷地内を散歩 ここでもパン屋で朝ご飯の仕入れが自分の日課です |
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娘も1日だけ参加 |
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ジョギングや散歩をする人がチラホラ |
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徒歩1分 朝日の撮影の練習にはもってこい! |
ここに6日間留まり、スーパーへの買い出し以外はどこへも行かずゆっくりくつろぎました。フランスのバカンスvacancesの語源はvacant(空っぽ)という意味で、何もしないのがフランス流です。日常を脱して充電期間と考えれば納得ですね。
シャレーにいる他の家族は浜辺に行かず、バルコニーや庭で寝たり本を読んだりしている人も見かけます。
我々は午前中ゆっくりして、昼前から行動開始、「がっつり」海で過ごす、ひたすらこれを繰り返していました。
上手にのんびり過ごしているように見える欧州、フランス人には、まだ及びませんね。
これにて12日間のバカンスが終わりました。400kmの道中、渋滞も多少ありましたがストレス無く移動、帰宅できました。
来年こそは夏休みを日本で楽しみたいですが、航空券の価格が下がってくれることを祈るばかりです。。。
渡仏初年度はどこに行って良いか分からず、また3週間休むなんて習慣、耐性が無かったので一人で会社で仕事してました。3週間?なにそれ?だったのですが、「郷に入れば郷に従え」のごとく、すこしずつアダプト出来るようになりました。
みなさんが三週間あったら何をしますか?どこに行きますか?
UTK42
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