Bonjour 町工場社長の地域密着型ブログへようこそ
今回は
フランスで自分がこれまでに出会った「ドン引き?メニュー」
を紹介します。フランスは本当に食に恵まれた国で、食でストレスを感じることは少ないですね。イタリアやスペインも美味しいとされていますがフランスも負けていません。
フランスは美味しいモノをあげると切りが無いくらい(失礼:自画自賛!)沢山あるのですが、今回はあえてフランスを知らない日本人の感覚から「ビックリ…!?」というメニューを紹介します。とは言っても食べる前の印象が「?!」なだけで実際は美味しいモノがほとんどです。これは好みの問題なのですが、身の回りの日仏友人や観光で来た人の感想などを含めた体験談をお届けします!
序章 Sauce soja sucrée- Lapin
- Grenouille
- Riz au lait
- Fromage chèvre
- Boudin noir
- おまけ
序章 Sauce soja sucrée (甘い醤油)
<sauce soja> とは醤油のことで、<sucrée>が甘い という意味なのですが、日本ではみかけない「甘い」醤油(※1)です。餅につける砂糖入り醤油が近いイメージですが、これをダイレクトにどのように使うのか自分もよく分かっていません。ラベルには白飯に直接かけている写真がありますが、こういうことなのでしょうか?
とにかく買うときに間違えないように気をつけなければなりません!!!美味しい使い方があったらコメントお願いします!
追 記※1 九州地方ではこのあまい醤油がベーシックであることを知りませんでした。以下に紹介いたします!
1.Lapin (うさぎ)
ラパンという名の「軽自動車」が日本にありましたが、かわいいイメージですね。パッケージにそのまま入ったこの姿は自分も初めて見たレアさで ドン引き しました。フランスの有名大手スーパーチェーン店にあった最近の事例ですが、フランス人からもSNS上でかなりディスられていました。とはいえ「食」としてしっかり浸透している、ということでしょうか?これを自宅のキッチンで捌くというのはウサギを飼っているかたは想像できないのではないでしょうか?
味は絶対に美味しいと思うのですが、まだ食べる機会に恵まれておりません
2.Grenouille(カエル)
カエルは 日本でも食べる習慣がありますが、一般のレストランではお目にかかることは少ないですね。こちらでは専門店で無くてもメニューに登場することがよくあります。Rana esculenta「ヨーロッパトノサマガエル」 Rana temporaria 「ヨーロッパアカガエル」といわれる種が食されています。
後ろ足が食べどころ |
自分も食べましたが、ニンニクのきいた調理方法で、食感はあっさりした鶏肉のようなイメージで癖は無いです。しかし肉が少なく骨が多いイメージです。食べながら小骨を取り出しながら、ニンニク味の足をしゃぶっている印象です。
3.Riz au lait (リオレ)
下の写真、フランでよくある「米」のデザートです。美味しい「おかゆ」に梅肉が載っているような、または「味つき半熟卵」がのっている 冷製おかゆ みたいに見えます。
4.Fromage chèvre ヤギチーズ
欧州、およびフランスのチーズはほんとうに美味しくて、種類も数千あると言われています。こちらのチーズを食べると、チーズという概念が変わります。これは是非味わって欲しいフランス文化の一つです。そんな沢山種類のある中でいろんなタイプや味があるわけですが、「ヤギチーズ」、彼は癖があるチーズナンバーワンです。納豆やクサヤ系と同類ですが、その強さと独特さは万人受けしない存在感があります。フランス人でも嫌いという人は結構います。
慣れは恐ろしいもんで、普通のチーズを食べていると、こういったものも美味しく感じるんです。自分は食べますが、これを冷蔵庫に入れておくだけで他の食べ物に臭いが移るので、十分密閉して、管理には気をつけなければなりません!