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皆さんこんにちは。
エスニックジョーク
というのをご存じでしょうか?
※参照Wikipedia
各国の国民性や特徴を言い表したジョークなのですが、自分がフランスに住んでみてこのジョークが良く国民性を言い表しているなぁと感じるのと、同じヨーロッパでも国ごとの色は大きく違うんだということを感じます。とはいえ、ステレオタイプの情報なので、あくまでジョークとして聞き流すことが必要です。
色々なジョークがある中で個人的に一番のお気に入りは「沈没船ジョーク」です。色々な説や違うバージョンなども多数存在しますが、一つ紹介します。
沈没船ジョーク
※世界各国の人々が乗った客船が沈没しかかっています。脱出ボートの数がたりないので、その船の船長は、乗客を海に飛び込むことを促します。さて、船長が各国の人を飛び込ませるためになんと言えば効果的でしょうか?
アメリカ人に対して・・・「今、飛び込めばヒーローになれますよ」
ロシア人に対して・・・「海にウォッカのビンが流れていますよ」
イタリア人に対して・・・「今飛び込めば後に多くの女性から愛されますよ」
フランス人に対して・・・「決して海には飛び込まないで下さい」
イギリス人に対して・・・「紳士はこういう時に海に飛び込むものです」
ドイツ人に対して・・・「規則ですので海に飛び込んでください」
日本人に対して・・・「みなさんはもう飛び込みましたよ」
「そうそう」なんて共感できる部分はあったでしょうか? 以下は私の個人的な感想ですが…
🇺🇸アメリカ は強い国でなければならない、愛国心が強い、ヒーロー映画多い、と言うイメージが先行しますよね。特に絶対王者に対するファンのリスペクトは絶大だと思います。スーパーマンという絶対強者ヒーローに対して水戸黄門的な助っ人型ヒーローの違いは鮮明ですね。 女子テニス界の女王セリーナウィリアムスが全米オープンの決勝戦で大坂なおみと対戦したときに、負けそうなセリーナを擁護する応援や相手を罵倒するブーィングが多かったのが最近では印象的でした。
🇮🇹イタリア人、ロマンチストで女性を立てますよね。母、奥さん、彼女、色んなシチュエーションの中で女性が輝いている印象さえうけます。情熱を絶やさず生きる姿が目に浮かびます!
🇫🇷フランス人、このジョークのように言われる理由は、自己主張が強い裏返しですね。自己主張が強い分、他人の主張もしっかり認めます。うらでこそこそしたりしません。よく激しくぶつかっているような場面に出くわしますが、ケンカしているのではなく、主張を述べ合っているだけのことが多いです。でもなんで「これはやらないでね」って言ったことをしてしまうんだろうか?笑
🇩🇪ドイツ人、ビジネスを通して感じるのはやはり約束を守るとか期日を守るとか、小さいことでも規律が取れて真面目な印象です。特に自分の場合はフランスと比べてしまうのでなおさらかも知れません(^_^;フランスの対局にあるような感じさえ受けます。
🇯🇵日本人、このジョークから読み取れるのは、主体性が無いと受け取れますが、その分協調性が強いともいえます。組織で動くにはこの一体感は他国にない特別な物に感じます。こう感じるのもフランスで揉まれたからに他なりません(^_^;
ジョークを真面目に解説しちゃいけませんね。でもフランスで暮らしてみて感じる「色々な違い」は未だに日常的にあって、人間関係、仕事、などどうしたらうまくアダプトするのか常に考え、頭の中で自分に言い聞かせている場面が良くあります。そして同時に日本を外から見ることができるので、良い部分と悪い部分を今まで持ち合わせなかった「別のもの差し📏」で見ることが出来るのは海外生活ならではです。
情報が簡単に手に入る世の中ですが、言語が違えばその国の文化も価値観も違う事を改めて気づかされます。自分が国際的な感覚や経験が特別あるわけではなく、フランスの一地方都市に住んでいるだけですが、しかしいつもこの違いが海の向こうではない地続きに存在して、それに興味をそそられるのは楽しいと感じています。
ステレオタイプなんて言い方をしますが、国によって持つイメージが違う部分もあるようで、英語の授業の時に聞いた「フランス人の持つ外国の国民性のステレオタイプ」が面白かったので別の機会に紹介しますね!
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