Bonjour 町工場社長の地域密着型ブログへようこそ
今回は「備えあれば憂い無し」と言うお話です。突然ですが、パンクしたらどうしますか?
今回は自分が経験した
フランスでパンクしたらどうする?
をお届けします。
パンクしたら・・・
- スペアタイヤに交換
- パンクしたタイヤを修理依頼する
以上、これで解決ですね。
ところがです。自分が経験したタイミングが「夏のバカンス前」でした。さて明日出発しようと言うタイミングでパンクが発覚しました。ではスペアタイヤに履き替えてNorauto(フランスのオー○バックス)に持って行こう!「直してもらって取り付けて明日出発だー!」
でも待って下さい。バカンス前は激混みで予約が取れません。なじみの近所のガレージも閉まっています。
7月の後半から、一般的に全ての機関、行政含めみんなが休むバカンス大国フランスは多くの機能が停止します。機能していても制約があったり遅れたりということが多々あり、日常で出来ることがこの期間は出来ないことになります。またパンクに限って言えば、バカンス以外の期間、どの店のサービスも日曜日は営業していません(^_^; 一般的なガソリンスタンドはほとんどがセルフで修理はやっていません。
ということで、スペアタイヤで長距離を走るのは危険で耐えがたいので、自分で修理をすることにしました。最近はスペアタイヤがない車もあるようで、次に紹介するパンク修理キットが積載されている車もあるようですが、今回はこれを購入して万全な態勢としました。
- Kit de réparation crevaison(パンク修理キット) 9.99€
- Mini-compresseur MICHELIN 12V(12V 簡易コンプレッサー) 32.95€
手動式の簡易タイプや廉価版も存在します |
これの良いところは、タイヤを外さなくても修理が可能なのでジャッキアップやタイヤの取り外しが不要なところです。
- まず異物(釘)を除去
- 修理キットの修理剤装填
- タイヤへ空気充填
修理は簡単に終わりました。以下の動画を参照してもらえば初めてでも問題なく出来ると思います。
コンプレッサーはシガーライターを使うタイプで、この器機の場合、4分ほどで空気満タン完了です。
手動式の安いタイプも存在します。また浮き輪やゴムボートにも使用できます。
さてその他のソリューションは・・・
※時間が許せば、保険会社に依頼してレスキューサービスに直してもらうとか、レッカー移動画可能です。保険会社や保険内容により異なるのでしっかり確認して下さい。
※中に泡が充満する「スプレータイプ」の修理キットも存在します。これならお手軽で女性でも簡単に修理ができるのですが、応急処置品となるため改めて正規の修理が必要になりますので注意下さい。
※欧州版JAFが存在します。身近で加入しているひとを聞いたことがないのですが、情報まで⇒ ADCD
★以下の三角反射盤と黄色ベストは携行義務品なので忘れずに常備下さい!
日本では簡単にできることが、時期やタイミングで出来ないことがあるのが海外生活です。しかしなんとかなるのがフランス。誰かが助けてくれて救われることがよくあります。様々な経験を通して現地の生活に慣れていくわけですが、生活に慣れないうちは「備えあれば憂い無し」の精神に通ずる、今回はそんな一例をご紹介しました。
不便は人を育てます & 自分は修理キットを常備したので今度は誰かを助ける番ですね(^_^;
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