Bonjour
フランスからこんにちは!
「町工場社長フランス奮闘記」へようこそ
いつもありがとうございます。
今回は欧州のナンバープレートについて解説します
日本のナンバーと違い、横長なイメージの欧州のプレート、実は各国で特色があります
その違いを調べてみたので、あわせて実体験を交えながらお伝えします
欧州のナンバープレート 各国の違い
とくにバカンスを地中海ですごそうと目指してくる「海のない内陸の国々」のナンバーを見かけることが多いです
自宅近郊は海を目指す南下する車たちの通り道であるので、荷物満載の家族連れの車を見かけたときにナンバーを見ると外国であることが分かります
以下の図の通り、横長の形状は概ね同じなのですが、表示内容に若干の違いがあります。また色も特色の一つです
上記はフランスの例です。左側に欧州旗(星の円)が描かれていて、その下にアルファベットが書かれています。このアルファベットで国が識別できます
wikipadiaより |
上記はフランスの例です。左側に欧州旗(星の円)が描かれていて、その下にアルファベットが書かれています。このアルファベットで国が識別できます
アルファベット一覧
A : Autriche(オーストリア)
B : Belgique(ベルギー)
BG : Bulgarie(ブルガリア)
CY : Chypre (Cyprus)(キプロス)
CZ : République tchèque ou Czech Republic(チェコ共和国)
D : Allemagne ou Deutschland(ドイツ)
DK : Danemark(デンマーク)
E : Espagne(スペイン)
EST : Estonie(エストニア)
F : France(フランス)
FIN : Finlande(フィンランド)
GB : Royaume-Uni ou Great Britain(イギリス)
GR : Grèce(ギリシャ)
H : Hongrie(ハンガリー)
HR : Croatie ou Hrvatska(クロアチア)
I : Italie(イタリア)
IRL : Irlande(アイルランド)
L : Luxembourg(ルクセンブルク)
LT : Lituanie()リトアニア
LV : Lettonie ou Latvijas(ラトビア)
M : Malte(マルタ)
NL : Pays-Bas ou Nederland(オランダ)
P : plaque Portugal(ポルトガル)
PL : Pologne(ポーランド)
RO : Roumanie(ルーマニア)
S : Suède(スウェーデン)
SK : Slovaquie ou Slovensko(スロバキア)
SLO : Slovénie(スロベニア)
自分の住む界隈では、フランスの隣国(ベルギー、ルクセンブルク、ドイツ、オランダ)などをよく見かけます。道中のサービスエリアや地中海まで行くと、現地では色々な国の車が混在していますし、観光地の駐車場などはナンバーが色とりどりです。イメージとしては日本のGWやお盆の帰省ラッシュに似てますね、きっと!
イギリスはもちろん右ハンドルなので、そのまま走っています。(環状交差点ホンポアンは逆回りをしないといけないので、感覚的に大変だと思います!(^_^;)
ナンバーの一例
ベルギー
ドイツ
ルクセンブルク
イギリス
フランスのナンバーは他の国と比べてすこし特色があり、右側にもロゴと数字が配置されています。これは地域圏、または県を表します
数字が県を表す二桁の番号で、その上はその県が属する地域圏のロゴです
いまはナンバー取得時に好きな県番号が取得できます!パリに住んでいなくてもパリのナンバーがもらえますが、自分の周りでは余り見かけません
75はパリ市内で、同じロゴが使われる他の番号は同じ地域圏に属します |
我が町は42ロワール県ですが、地域圏が合併して現在は以下の新しいロゴに置き換わっています(オーベルニュ=ローヌアルプ地域圏)
地域によるロゴ分布 |
地域圏ロゴ |
フランスを含め欧州は牽引治具でトレーラーや自転車キャリアなどをつけるのが盛んで、そこにもナンバープレートが必要になるのですが、アフターサービスのお店で自分のナンバーを簡単に購入することが出来ます。