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2021-01-08

フランスで見る「取扱説明書!」

Bonjour 町工場社長の地域密着型ブログへようこそ

当ブログへお越しいただきありがとうございます!
今回はフランスから「取扱説明書ネタ」です(笑)
なんじゃそりゃ?ですが、これが実は面白いんです。
取説は「読む派」ですか?「読まない派」ですか?自分は「読む派」だったんですが、フランスに来てからは『見る派』になりました(^_^; 理由はのちほど!

日本のそれと大きく違う「取説」、何が違うかというと言語の数です!IKEAで買い物をしたかたなら想像がつくと思うのですが、多言語で取扱説明が解説されています。IKEAの製品は国際的に販売されているので、取説が多言語対応なんですね!
よくある日本で購入の製品についている取説は、日本メーカーならもちろん日本語のみ、海外メーカーでも日本語が必ずあってからの、英語だけ!  とかそんな感じだと思います。日本の最近の取説(グローバル化)の動向が分からないので、コメントいただけると嬉しいです。

さて、フランスはどうかというと、もちろん製品によって違うのですが、基本多言語です。製造場所、フランス国内 外製、または製品により仕様が他国共通のもの、ワールドワイドな企業の製品、それらの様々な背景により、取扱説明書の言語の充実数が違うんですね。
今回は

日本ではお目にかかれない「取扱説明書」

を言語数と共に紹介します!!!

  1. IKEA
  2. ボイスレコーダー
  3. カラープリンタ
  4. ガスレンジ
  5. 楽器
  6. 掃除機
  7. 白物家電(食洗機)
  8. ワイヤレスヘッドフォン
  9. 3Dプリンタ
  10. おまけ


IKEA 38言語

日本ではご存じの方が多い多言語の「IKEAの取説」
家具という製品要素は地域が変わっても共通項が多いんでしょうね。また電気製品のような電圧規格に左右されないし、国をまたいでも共通のシンプルな目的と価値観が存在するのでしょう!製品の価値観は地域ごとに「欧米」「アジア」「その他」なんて括りがよくありますが、ここまで共通な価値観で購入されるカテゴリーもそう多くないのではないでしょうか?
異国の地、現地に慣れるまでは物を買いに行くという作業は難儀なもんですが、気軽に買いに行ける敷居の低さがありました。
 
IKEA 取扱説明書

IKEA 取扱説明書
基本多言語ですが、国際色豊かな「取説」ほど言語説明ではなく、わかりやすい図解が多いです!


ボイスレコーダー 24言語

これは自分が買った「ボイスレコーダー」
言語がままならない新参者にとって、電話や人との会話を録音してあとから聞き直すことができるこいつは必携です。携帯電話でも機能はありますが、頻度からすると現地生活に一台欲しくなる製品です。以前は役所での手続きごとや仕事の会議など、聞き間違いが許されないときに必携していましたが、いまは語学の授業で録音して「聞き直し」に使っています。
日本のメーカーですが、日本語の解説はありません。見ての通り中国語はあるのですが、日本語は無いんです。この商品は日本でも売られているのですが、おそらく日本の取説は日本語だけの独立した説明書になっているものと思います!
24言語、一番最後のアラブ語?は左右逆の表示でページ数が表記されています。面白いですね。
オリンパス 取扱説明書




カラープリンタ(家庭用) 29言語

こちらで仕事を始めるときに一番最初に買った家電製品、プリンターです。役所への滞在許可証など提出書類のコピーや印刷に必要でした。プリンターは日本でもおなじみの「EPSON」「CANON」が強いですね。「HP」や「Brother」も多いです。

ドライバをインストールしなければならないのですが、これは共通のことが多く、フランスのサイトでインストールしても言語が選択できることが多いです。なので日本語で使用できます。製品が必ず日本と同じというわけではないので、あしからず!

エプソン 取扱説明書

アフターサービスを解説したガイドページ、29言語で書かれています。これも日本語は無し。中国語も無く、欧州と北アフリカを網羅するガイドとなっています。
エプソン 取扱説明書

プリンタ購入時のあったかいおっさんの話!

ガスレンジ 1言語

これも日本から引っ越してすぐに購入しました。家電量販店で一番安いモノを選んだのですが、これはフランス国内の家電量販店「BUT」が販売する廉価版メーカーでフランス語のみです(製造はおそらくフランス国外)。器機的に国内ガス規格 に適合した物でないと販売出来ないので、こう言った製品は地域色が強いですね。全てフランス語です。

AYA 取扱説明書

子供用に電子ピアノを買ったのですが、世界のヤマハです。こちらも日本メーカーですが、取説は欧州仕様でした。アジア仕様、北米仕様、南米仕様なんて仕様があるんですかね?誰か教えてください!!!日本メーカーといえども製造は第三国だったりすることも多いので、もはやグローバルメーカーとして認識しないといけないのですが、やはり何を買おうか迷ったときには日本メーカーを選んじゃいます!
ヤマハ Digitalキーボード 取扱説明書

掃除機  9言語

おなじみのダイソン、こちらもグローバルメーカーですね。地域メーカーから育ってグローバルになったと言うよりは最初から市場がグローバルな会社ですね。たかが掃除機なのにグローバルってすごい!わかりやすい図解の解説が目を引きます!

日本の取説をサイトからダウンロードしましたが、日本語のみの掲載です。「ガラパゴス」ですね。別の意味で「すごい!」

ダイソンV7 取扱説明書

ダイソンV7 取扱説明書

いつも感じる「ギリシャ語」の取説、読めないですが 数学の授業 をしているみたいで見てるだけで面白い!
ダイソンV7 取扱説明書 ギリシャ語



白物家電、食洗機 約100言語 (^_^;

食洗機、フランスはほぼ全ての家庭に備え付けの標準家電。共働き世帯がほとんどのフランスには欠かせない必需品です。そもそも台所とか日本に比べてでかいので(パリは別)でかい家電は置き放題です!日本でもおなじみのBOSCHですが、自分は日曜大工の家電のようなイメージでした。白物家電のイメージは無かったのですが、こちらは一般的です。全価格帯のラインナップで高品質なイメージです。うちは洗濯機と冷蔵庫もBOSCHです。日本の量販店での白物の取り扱いはあるんでしょうか?
食器洗い洗浄機 取扱説明書

ダイソンV7 取扱説明書

何カ国語でしょうか?数えきれません(^_^; ちなみにグーグル翻訳の対応言語が約100カ国語でした。
アジアの国(韓国、中国、台湾)は掲載されていますが、日本語はありませんでした。ガラパゴスの威厳を保っています 笑

ダイソンV7 取扱説明書

日本でのBOSCH 白物 販売サイト
↑日本で一般的なBOSCHのイメージ(amazon)がこちらです


ワイヤレスヘッドフォン

日本が誇る世界のソニー!ヘッドフォンを「amazonフランス」でポチりました。こちらはよくあるタイプで、取説が言語のグループごとに分かれているタイプです。一冊は西ヨーロッパ(ドイツ、フランス、スペイン、イタリアなど)、もう一冊はその他ヨーロッパ(チェコ、ポーランド、ギリシャなど)

ちなみにフランス語では「Casque stéréo sans fil」と書かれています。

ソニーワイヤレスヘッドフォン 取扱説明書

相変わらずギリシャ語はイカシテいます!!!



おまけ

最後は「IBANEZ」という楽器メーカー、電子ベースを購入したときのモノです。ホシノ楽器が母体で、世界の著名プレーヤーも数多く愛用するワールドワイドメーカーです。
なぜこの取説を選んだかというと、非常に珍しい「日本語併記」の取説だったんです。「英語、日本語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語、中国語」
製品自体はほぼ全世界を網羅していると思うのですが、どうなんでしょうか?

IBANEZ 取扱説明書

IBANEZ 取扱説明書
星野楽器の名前が記載されている裏表紙

IBANEZ 取扱説明書
日本語ページ

IBANEZ 取扱説明書
フランス語ページ

IBANEZ 取扱説明書
英語ページ

いかがだったでしょうか?

ステレオタイプのイメージだと、日本メーカーの場合、最後のおまけのように「主要欧州言語+中国語、日本語」が記載されているようにイメージしますが、これまで見てきたように日本語だけが余りにも無いことに驚きました。日本メーカといえどもグローバルメーカーは日本語に関して扱いが違うことと、日本向けの取説は日本語限定という潮流があるように感じます!

また取説に触れると国の多さと言語の多さを実感します。
多言語の国も多く、たとえば欧州のスイス、ベルギー、オランダなど隣接する国々と歴史の関係から複数の言語が公用語であったり、東欧などは紛争などで分裂した国々がその国独自の言語を復活させる、または中国のように一国であるが地域によって言語が異なるなど事情は様々です。フランスはもちろんフランス語ですが、職場には親が他国からの移民や入国者で母国語の仏語と共に「ポルトガル語、イタリア語、アラブ語など」を話せる人も少なくありません。大陸の特徴というか、まぁ見方を変えればそれがワールドスタンダードで、日本のように独立した環境は非常に珍しいと思います。ガラパゴスと言われる所以が、外国にいるとよく感じる部分の一つです!

そう、冒頭で取説は「読む派」から『見る派』へ変わった、と言いましたが多言語取説は図解が優れているので読めなくても分かるんですっ、はい!

最後にフランスのサイトですが、取説をダウンロードできる専門サイトがあったので共有します。フランス生活で帰国買いや中古購入で取説が無い場合など、お困りの方必見です!また興味本位で多言語の取説を探してみるのも面白いと思いますのでよろしければご覧下さい。
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2020-08-11

車のしっぽ ATTELAGE


Bonjour 町工場社長の地域密着型ブログへようこそ 

ヨーロッパ 牽引 カーライフ


今回はフランス、欧州でよく見る

「車のしっぽ/Attelage」

についてお話しします。
このしっぽ、車両の後部に付く「牽引用の治具」なのですが、非常にカーライフに浸透しています。この治具で「いろんな物を引っ張ってる」車をよく見かけます。
小さな物だと自転車のキャリア、大きな物だと住宅?、もといキャンピングトレーラーですね。 
以前から自分も装備したかったのですが、今回その機会に恵まれたのでインプレッションをお届けします。

  1. Attelageとは?
  2. 種類(サイズ、取り外しタイプ、電気配線)
  3. 免許と法規制
  4. 装備する方法
  5. 牽引装備の種類

1.Attelageとは?

(アテラージュ)馬と馬車を繋ぐ連結の意味の言葉ですが、現在は車の牽引の意味として使われています。
Attelage remorque(牽引トレーラー) 等とも呼ばれます。 


2.種類

サイズ
は1種類 Φ50mm、球状の寸法が規格化されていて、この1種類のみですが、メーカーや車種により「枝」の形状、取り付け方法が若干違います。


取り外しタイプ
枝の部分から取り外しが出来るタイプがあるのですが、工具で取り外すタイプと、工具なしで取り外せるタイプがあります。頻繁に取り外す用途がある場合は、工具無しで取り外しが可能な物が良いでしょう。

電気配線
2種類の配線形態があり、7 ,または13 Broches と呼ばれる配線の数を選びます。
テールランプとウィンカーを作動させなければならないため、この配線をします。
7 Broches   : 自転車キャリヤや荷台など、運転機能のための配線のみ
13 Broches : キャンピングカーなど、運転機能およびそれ以外に使う電源が必要な場合

3.免許と法規制

この「しっぽ」ですがフランスの場合、750kgまでの牽引または牽引車両との合計3500kg以下では普通免許【Permis B】で牽引が行えるため、非常にカーライフに浸透しています。(日本も750kgは同様)
以下に表を添付しますが、
3500-4250kgまでは、講習【B96】を7時間受ける義務があり、
4250kgを越える場合、あらたに牽引の免許【BE】が必要になります。
これら講習、免許関連は町の自動車教習所で行えます。



牽引の重量により、最高速度が変更されるので、注意が必要です。基本的には
50km→50km
110km→80km
130km→90km
ですが、現地での案内標識に従って運転して下さい。

また牽引の種類により保険の適用範囲が変わる場合があるので、こちらは加入保険の内容を確認して下さい。

4.装備方法

一般的にはオート〇ックスのような町にあるチェーン店の自動車アフターサービス専門店、「Norauto」や「FeuVert」などで取り付けが可能です。町の修理工場(ガレージ)などでも取り付け依頼できます。
バンパー内部の構造パーツを取り付け、または交換するため、加えて電気配線が必要なため、個人での取り付けは難しそうです。

チェーン店の場合、ネットで取り付け作業の予約が出来るので簡単です。
価格は車種によりますが、300-500€が一般的です。
価格は球部分の「固定式」が一番安く、次に工具での「取り外し可能タイプ」、工具無しでの「取り外し可能タイプ」の順となります。
配線種類により価格も異なりますが、キャンピングカーの牽引以外なら電気配線は7 Brochesで良いと思います。
ネットで無料の会員登録をして車種情報をあらかじめ登録すれば、自分の車種にあったAttelageを簡単に探すことが出来るので、価格の比較など行えます。取り付けを検討されている方は会員登録をお勧めします。

こちらのこの手の店舗で驚いたのが、店舗のPCで車両登録ナンバーを打ち込むと車検証(Carte Grise)と同じ正確な車種情報がネット上で確認出来ます。なので店舗で自車に対する「装備」の適応を知りたい場合、店員に車検証を見せてナンバーを伝えれば正確な適応が確認出来ます。このインフラ整備は非常に便利です。

5.牽引装備の種類

自分もそうですが、手軽に利用したいのがレジャー用の牽引、自転車やバイクなどですが、様々なタイプがあります。

  • レジャー装備用キャリア(自転車、バイク、車、ボート、馬 etc.)
  • 積載用キャリア(仕事で使われる資材類、装備etc.)
  • キャンピングハウス caravane

自転車キャリア、ワンタッチでしっぽに装着可能、最大4台まで積載可能なものが販売されています。折りたたみ式や、トランクが開けられるよう自転車積載のままキャリアが傾くタイプが人気です。高価な仕様だと盗難防止機能が付属します。


バイクを運んで、ロングバケーションの間、現地でバイクライフを楽しむ人もいます。


大型のキャンピングカーなどは、現地で小回りがきく移動が出来るよう小型自動車を牽引しているのも見かけます。


また個人のDIYや仕事での活用で、大きな建築資材を運んでいたり、それ用の機材を運んでいるのもよく見かけます。乗用車でトラック用途に使えるというのは便利ですね。
vacances シーズンでは大型のキャンピングカーをよく見かけますが、一般車がキャンピングトレーラー(Caravane)を牽引しているものよく見かけます。キャンピングトレーラーのレンタルなども普及しているので、「しっぽ」さえあればいつでもレンタル(重量により講習が必要)できるということになります。
ヨーロッパ 牽引 カーライフ

牽引で遠出をしても、サービスエリアなどは牽引車両に対応しているため、駐車スペースで困ることはありません。インフラも整っています。
ヨーロッパ 牽引 カーライフ
キャラバンcaravane用の駐車場案内


牽引装備を購入したら、ナンバープレートを取り付けなければなりません。これも先述した自動車アフターサービス店で依頼できます。15€ほどで、車検証を持ち込めば10分程度で製作完了です!それ専用の機械が各店舗にあり、その場で簡単に製作してもらえます。

店舗内の案内板

車検証(Carte Grise)を渡して待つこと10分、完成です。約15€


いかがでしたでしょうか?
日本の場合も免許不要の定義は同じですが、日常生活で目にすることは少なく感じます。牽引装備を「車検場に持ち込んでナンバーを取得する」という所は大きな違いかもしれません!

この万能しっぽ、今回は自車に取り付けたので、カーライフの幅が広がるのが楽しみです。
別の機会に「実用」のレポートもしたいと思います。
取り付け作業中 バンパー内部を剛性の高い専用品へ交換

取り付け完了、電気配線も設置済み

ヨーロッパ 牽引 カーライフ
自転車キャリア取り付け




最後に、馬がAttelageの語源である「馬車」で引っ張られるという、これもよく見かけます笑笑!!!



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それでは À bientôt ! (あ びあんとぅ!)

2020-07-29

フランスで自動車購入2020 part-1「七転び八起き」

Bonjour 町工場社長の地域密着型ブログへようこそ

今回は

納車まで5ヶ月掛かった自動車購入の顛末 パート①

とあわせて、中古車の選定方法をお話しします。
なぜ5ヶ月も掛かったか?
言うまでも無く「コロナ危機」の影響でした。
これまで使用していた車が昨年ひょう害に遭い(過去記事)、保険での被害申請のタイミングとコロナが同時に訪れて、悪いタイミングで買い換えをしなければならなくなりました。本音はこのタイミングで買い換えはしたくなかったのですが、保険の申請に期日があり、やむなくその判断をしたタイミングですぐコロナ危機、ロックダウンに見舞われ、次の車を購入しなければならないタイミングとなりました。「一転び」

2月

昨夏の雹害から8ヶ月が経とうとしていた2月にようやく保険のひょう害の保証手続きが開始されました。3者から一択、「修理」か「売買」か「そのまま」か?
価値ゼロの車に3000ユーロの値段が付いたので売買を決定。次の車探しも開始してディーラーなどを回り始めました。
フランスで初めて購入した[Peugeot 207SW outdoor]
 よく見えませんが、外装は雪平鍋状態、プラスティックパーツは破損したまま
保険会社の回答待ちだったので、保護テープが痛々しいです。

3月

保険会社へ申告して売却手続き開始、引き渡しのタイミングを待っている間にロックダウンが始まり(二転び)全停止。
また運悪くそれに合わせて車のサスペンションが故障(三転び)、修理にも持ち込めず、持ち込めても売買が決定してる車にお金をかけたくない状況でした。
自分はロックダウン関係なく仕事に出る状況が続いたので、パートナー会社の社用車を借りることに。これが新車で申し分なかったのですが、ロックダウン中なのでどこにも行けず、売買申請の保険会社の返事も来ず、悶々とした日々を送りました。はたして申告はしたが有効期限は過ぎたし、有効なのか??(四転び)

4月

出かけられないのでネットの中古車市場で物件さがし。見に行くことは出来なかったが、価格が下がっている店が続出。風向きが変わってきました!
中古市場で車を探す場合おおよそ3パターンが主流です。
  1. ウェブ中古車情報サイトで探す
  2. LEBONCOINで個人売買
  3. 地元のガレージに依頼
1.Le  Centrale と言うサイトが情報量も多く、検索方法も豊富です。


検索情報が豊富なので、重宝しました。アカウントを作ると、自分の検索情報を保存でき、その情報にヒットする新着情報が来るとメールで案内が届きます。最終的にこの案内のおかげで自分の最終決断の車にたどり着けました。

検索情報の一例です。上記以外の検索情報もまだ沢山有ります。

という具合です。こちらはディーゼル車が主流なので、ガソリン車を探すのが困難。あわせてマニュアル車がほとんどなので、オートマを探すのも困難です。この洗礼はなかなか選択範囲を狭めてくれて、挫折しかけます(四転び)。
しかし今回はオートマ限定免許の妻が運転が出来るようになることが大前提でしたので諦めずに探し続けます。
日本でもそうですが、価格と合わせて「車検の有無」と「保証期間」を確認して下さい。
  • Garantie 保証 保証内容は販売店により異なりますが、保証期間がないところもあるので注意して下さい。最大で12ヶ月が主流です。
  • contrôle technique 車検 non requis は購入後に車検が必要なので車検代が必要です。車種や状態によって異なりますが、諸経費数百€と交換部品代。  
  • 所有者数Première main déclaratif とNombre de propriétaireの数が違う場合があるが、ディーラーなどで一時所有した場合、カウントする場合としない場合があるので数が異なることがある。
  • 馬力指数Puissance Fiscaleは、排気量や馬力を元にした税金算定や社用として使用した場合の請求金額の基礎係数になる数値で、数値が大きければ係数が大きくなるが、馬力と一対一対応ではないので直接的な関係はない。
  • 公害規格レベルについてはこちら過去記事参照
 
2.LEBNCOIN(ルボンコアン)という日本で言うメリカルみたいなサイトがとても根付いていて、車はもちろん、家も買えます!友人はこれを利用して上手に買い物していますが、外国人の自分には高価な買い物を個人売買ですることは、まだハードルが高いです。しかしながら専門業者も出展しているので、<1>の専門サイトも利用しながらLEBONCOINも利用して情報収集していました。ここも同じくアカウントを作って検索条件を保存し、新着情報をメールで受け取れます。

専門サイトよりも絞り込み要素が少ないですが、価格の比較などには使えます。
専門業者も出展している!レアな車を探すには良いかも!

3.地元のガレージで探してもらう
前回の車の購入はこの方法でした。渡仏した当初、ディーラー直系の中古車店で車を決定し、購入しようとしたら、ローンが組めず買えなかったという顛末でした。会社名義で購入のため、半年以上の売り上げ実績がないとローンが組めず、まぁ当たり前の話ですがローン申請条件に当てはまりませんでした。でやむなく知人に頼んで、歩いて数分のガレージを紹介してもらい、現金一括で激安中古車(207 SW)を購入しました。しかしながら近所で購入したため、車検や修理など地の利を生かすことができ、フランス生活に不慣れな自分にとっては大助かりしました。代車もタダで出してもらえるという、新参者にとっては有りがたいお店、購入方法でした。アフターサービスを優先するなら地元のフランス人の口コミで紹介してもらうというのが安全だし、長期間の安定したサービス早く安く受けられるのは魅力です。

5月

もらった名刺と、物件条件を印刷、持参した資料

ようやくロックダウン解除がはじまり、すこしずつ近場から攻めることに!ロックダウン明けで人が動き始める、公共交通機関は感染リスクが高いという「憶測」によって、買え控えていた人が購入し始める。また夏のバカンス前に購入、または買い換え?という色々な要素が相まって中古市場が動いているようでした。日曜日も営業する販売店がでているほどでした。(通常、日曜日は商店やサービスはほとんど休みなのがフランスです。地方では徹底されています!
オートマ車の検索ヒット数が少ないので、100㎞程度の距離は普通に出向きます。地元サンテティエンヌ、リヨン、Givoirなど5件以上は廻りました。廻り始めて店の特色が色々あり、値段が安ければとっぽい感じの移民系の店が多く、高いとそれなりの店構えとサービスがあることがよく分かりました。もう後半では検索上手になっていて、「ネットの写真」は体よく撮影されているのですが、「Googleマップのストリートビュー」で店の立地を確認すれば、大体どんな感じの店か手に取るように分かるようになりました!笑

6月

アヌシー近郊で物件を見つけ、約200㎞先まで足を伸ばそうと予定してた矢先、前日に売れてしまったという連絡がありあえなく断念(6転び)。最有力候補だったのに無念。
心折れかけましたが、仕切り直して今度はクレルモンフェラン(150 km)まで足を伸ばして3件見学。この時点で10件以上廻っていましたが、色々店で話をすると、購入に関する条件やローンの利率など最新の情報が分かるので良い勉強になりました。しかし良い物件見つからず。
そして連日そこまで遠くへ足を延ばしていたにもかかわらず、例の情報サイト「Le Centrale」から仕事中にメールがあり、なんと職場から15分の距離に物件が!その晩に立ち寄ったところ一目惚れで即決購入に至りました。納車予定日は7月3日(金)に決定!
購入条件の「オートマ」「7シーター」見つけました。
À Montrond les bains

そしてこのあともう一転び!
少し長くなったので、最後の一転びは次回記事、購入手続きの詳細と併せてお伝えします。


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