2022-01-26

コロナウィルス罹患記録(続編 後遺症) 2022 フランス

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前回「罹患(りかん)」について述べました。
罹患後の症状や経過などをシェアしました。罹患のイメージを全く持たなかった自分への戒めでもあるのですが、得てして病気になってからその本質を知ると言うことは全般的にあると思います。この嫌な時代、この手の危機は誰にでも降りかかるので、罹患前、もしくは罹患した人にとって少しでも参考になれば幸いです。

今回は

後遺症について

です。
前回も触れていますが、症状は人によって大分異なります。自分も基礎疾患は無かったですが、未だに完治していません。

一例として参照下さい

  1. 胸の痛み
  2. 鼻の痛み
  3. 無臭覚
  4. ぶり返す頭痛や発熱
  5. 最後に


1,胸の痛み

喉の痛みから始まった症状ですが、その痛みが段々下へ降りてきました。歩いたりすると息苦しさを感じます。
緊急外来にて血液検査、心電図検査を行ってもらいましたが、大きな要因は見当たりませんでした。パラセタモール系の点滴を打って要観察となりました。

引き続き胸の痛みは治まらず、今度は主治医(フランスは主治医制で、通常ここから専門医に紹介して貰います)に相談、CTスキャンの紹介状を書いて貰い、撮影へ。
結果、大きな要因は見当たらなかったのですが、これから主治医の判断を仰ぐタイミングです。


血中飽和酸素濃度と脈拍数が数秒で計れます
自宅で胸が苦しいときなど、重症化するかしないかの判断ができず、酸素飽和濃度計(上記写真)を買いました。血中酸素濃度を計れる機器です。この値の変化で症状の悪化を判断出来ると思い、毎日数回計測し、記録しました。
数値が90〜93を切るようなら入院が適切であるという自分のボーダーラインを決め、判断の目安にしました。痛みがあるときはどこまで重症化しているか、進行しているのか自身で判断が付きません。フランスでは薬局で簡単に買えるので一つあると良いかもしれません。

2,鼻の痛み

鼻の奥がツーンとする痛みが一日中続きます。これが頭をぼーっとさせたり、ひどくなると頭痛が始まります。息を吸うたび鼻の穴を通る空気が痛みを倍増させます。調べると細菌性の仕業による炎症とあり、ウィルスの罹患の影響が残っている物と思われます。


3,無臭覚

上記の鼻の痛みにより、臭覚を感じなくなりました。幸い食欲はあり、味覚は残っているのですが、香水の匂いを感じることが出来ません。
一般的に「鼻うがい」で洗浄することが多少の効果があるという記述を見て1日2回実践、気持ちが良くなるので続けました。

効果があったかどうかは確信できませんが、痛みが治まり始めました。いずれにせよ一時でも楽になるのでお勧めです。薬局で専用ボトルが買えます。


4,ぶり返す症状

あるときは状態が落ち着くのですが、改善に向かっていると思うと、また熱や喉の痛みが再来するというケースを何度も経験しました。
明らかに風邪の症状とは違い、そして典型的な後遺症であると言うことが後から分かりました。無理はせず、少しでも安全側の判断をお勧めします。

5,最後に

適切な特効薬がないので、痛み止めなどが一般的です。ドリプランや鼻スプレーを処方されましたが効果は今ひとつでした。なので鼻うがいや酸素濃度測定など出来ることを実践するのみであるという思いです。

ネットで「コロナ後遺症」と調べると、色々な症状が出てきます。実際、現在進行形で起こっていることなので原因も不明、治療法も不明で憂鬱になります。知ることは良いのですが、病床で心も病んでしまうといけないので、ほどほどに!
このリスクと一生付き合っていく事がコロナに罹患するという事と自分に言い聞かせて、こういう心配やリスクを背負わない意味でも、「ただの風邪」とあなどらず、予防と対策に注意をはらって欲しいと思います。

下記はフランスで「Covid Long」と呼ばれる主に後遺症について書かれている記事です。
後遺症について実体験や、症状などが詳しく書かれています(仏語)。


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2022-01-10

コロナウィルス 罹患記録 2022 フランス

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2022年1発目のブログです

1発目から重いテーマですが、自分がこの年末年始に掛けて罹患したので、その内訳を公開します
年末からフランスでは爆発的な新種(デルタ、オミクロン)の感染拡大があって、1日の新規感染者30万人前後で推移するというこれまでの数値を遙かに超えて世界を揺るがす事態になっています。欧州全般へ流行したこの流れで自分も感染しました。
新種は重症化リスクが少ないと言われていますが人によって症状が大分違うようです
そんな症例の一つとして参考になれば幸いです

  1. 感染経路
  2. テスト
  3. 初期症状
  4. 対処法
  5. 精神的な負担
  6. 完治までの道のり


1,感染経路

年末のクリスマス休暇、子供たちは学童に行きました。日本人家庭につき、バカンス期間中でもフランス語に触れることが減らないよう、春、夏、冬と一週間程度通うのが我が家の定番です。娘が年齢的に最後の年で、会いたい先生がいたので、申し込みは一ヶ月以上前から行い、体制万全だったのですが、世間の感染拡大が広まる中、取りやめにするという判断が必要でした、今思えば!
息子が4日間通ったのですが、そこからウィルスが侵入した可能性が高そうです。木曜日に帰ってきて、金曜大晦日の夜、38°以上の熱を出し、疑って自宅で簡易テストをした結果「陽性」、他の家族はそのときは「陰性」でした。しかし本人、翌日にはすっかり元気になってそれ以降の症状はありませんでした。

2,テスト

正月休みが終わり、3日の月曜日、家族全員で薬局で検査をしたところ息子と自分が陽性。妻と娘は陰性でした。けっして大きい家ではないので家族の感染が自分だけで済んだのは幸いでした。薬局のテストで陽性が判明したその時点でPCRを行ってくれました。結果は陰性でした。

(追記01.26)今思うとステルス株であったかもしれません

3,初期症状

検査の月曜日、喉がイガイガする程度で、体調は万全でした。ワクチンは2回接種済み、2回目の接種が8月初旬だったので、約4ヶ月が経過したところです。

4,対処法


家では一室に隔離となりました。息子も別の屋に隔離。PCRの結果は陰性でしたが、次第に症状が現れ始めました。喉の薬をメインに服用していましたが、まったく効かず。

熱が出たときだけパラセタモール系の薬を服用、これが効いてくれたので熱を押さえることができました。

1日目 喉の違和感だけ

2日目 喉の違和感が痛みに変化 頭痛の始まり

3日目 喉の痛み⇒軽い気管支の痛み 頭痛 発熱(38°以上)

4日目 喉の痛み 軽い気管支の痛み 頭痛 発熱(38°以上)

5日目 喉の痛み 軽い気管支の痛み 頭痛 発熱

6日目 喉の痛み 頭痛 鼻水 鼻づまり

7日目 軽い喉の痛み 鼻水 鼻づまり 倦怠感

8日目 軽い喉の痛み 鼻水 鼻づまり

9日目 軽い喉の痛み 鼻づまり

水曜日から金曜あたりがピークでした。夜に楽になることが多く、このまま終息を迎えるんだろうと思っていたのですが、終わらず三日間繰り返しました。

 

5,精神的な負担

PCRの検査が陰性だったので、甘く見ていたのですが、今思うと症状はコロナでした。自宅のオートテストを水曜日にやって、陽性だったのでPCRの信憑性を疑ったのですが、今はそれを言ったも始まらないので、治療に専念。症状が軽いと言われている新種ですが、人によって症状が様々であることが分かりました。息子は隔離でしたが至って元気。自分はほとんど寝込んでいました。ワクチンを打っていたので「喉の痛み程度で終わる」と予想しましたがいつからか気管支近辺、肺の上部に違和感を感じ始め、恐怖を覚えました。病床ではマイナス思考で最悪のことなども考えてしまうので、ネットで色々な対処法なども検索するのですが、検索結果がどれも病院のHPにヒットしてしまって個人の色々な症例などを参照したかったのですが、役立たずでした。
今回の新種以前に罹患した友人の体験談は頭にあったのですが、種類が違うし、当時は他人事としてしか聞いていなかったので、症状は理解しても、どうやって過ごしたのか、対処法などはどうすれば良いのか、今更ですが当事者となって不安はつきませんでした。
今回、咳が無かったのと、食欲は常にあったので、よく食べ、よく寝ることを心がけました。
陽性者の我々はもちろんマスクですが、陰性者の家族もマスクを強いられ、家なのにリラックスすることも出来ず、これまで無縁だったので、なおさら感染リスクと共に生活する家族の精神的負担は大きかったですね。

6,完治までの道のり

まだ完全完治ではありませんが、検査で陰性反応、体調も回復してきました

12月31日(金)自宅 抗原検査 陰性

1月3日(月)薬局 抗原検査 陽性、PCR 陰性

1月6日(木)自宅 抗原検査 陽性

1月10日(月)薬局 抗原検査 陽性

1月12日(水)自宅 抗原検査 陰性  


1月10日(月) このタイミングで息子が陰性に転じ、自分もその二日後に陰性。

同じ家で完全隔離は難しく、どうしてもリスクを0に出来ないのですが、症状が自分だけで収まったので全員症状がでるという「最悪の状態」は避けることが出来ました。

人によって症状の違い、重症化の度合いが異なるので、注意して下さい。自分は「○○は風邪を引かない」を地で行くタイプと自負していて、最初は甘く見ていましたがすっかりやられました。息子の事例により、我が家の場合は陰性に転じるまでに約10日間必要でした。

休暇前、子供の友人のあるイベントに行って、子供達がクラスターに近い多重感染を引き起こしました。半屋外と言うこともありおどろくほどマスク着用率が悪い中、うちの子供達はしっかりマスクをしていたので感染しませんでした。やはりマスクの着用は有効です。

当たり前ですがくれぐれも罹患しないことと、そしてご自身または家族が罹患した時の想定を、このブログを通してお伝えできれば幸いです。

まだ完治には至らず、以下は私の後遺症についてです。様々な後遺症があるようですが、一例として参照下さい。






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2021-12-25

サンタからパンクのプレゼント!!サンテティエンヌ 2021

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サンテティエンヌから「メリークリスマス!!」
フランス語で「Joyeux Noël」




今年もコロナで派手な予定はたてられないのですが、自宅で美味しく過ごすために一人で町へ買い出しに!
サンテティエンヌ市内に出向いた矢先、町の中でパンク!サンタさんのプレゼントは意外なところから降ってきました(^_^;




縁石を乗り越えたときに側面が避けてしまって、交換必至な状況。接地面ならジャッキを使わず直してしまうのですがぁぁ。。。

やむを得ずレンチなど道具を引っ張り出して「てんやわんや」な状況に!
幸い広い駐車場の中だったので危なくは無かったのですが、さてひと仕事です

トランクを開けて道具を引っ張り出し、どこから見てもタイヤ交換している風な状況
困っていたわけではないのですが、隣に駐車してあった車の持ち主のオッサンが帰ってきて、彼が一言「ウゥララァァ〜」

道具あるの?と聞かれてあるよと答えるとそっからは彼が主導権を握って素早いタイヤ交換の始まり!
自分はジャッキ係
彼は交換の手順を全てこなす
「ナット外しのキーは?」「はい、もう少しあげて」「ギヤを入れてタイヤをロックして」
そして交換完了

困った人を見かけると手を貸さずにはいられないフランス人、手も汚れながら手伝ってくれて感謝しかありません!

パリは都会的で人は冷たいなんて聞きますが、スーツケース二つを持って地下鉄で移動しているといろんな人が手を貸してくれました。困ったオーラが出ているんでしょか??

そう、以前も地元サンテティエンヌでオッサンに助けて貰いました!


「良い休日を」と声を掛け合い、推定年齢俺より下の「オッサン」は去って行きました。
「よいひととき」というクリスマスプレセントを貰いました

助けてもらったあとは、イタリア人のオッサンの店でハムを買って無事に帰りました







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2021-12-18

フランス クリスマスマーケット サンテティエンヌ

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サンテティエンヌからこんにちは
早くも年末、クリスマスからお正月ですね
毎年、年末年始はバカンスが短いので帰省はしないのですが、コロナの影響で2年間 夏休みに帰省できていないので、この時期になると日本を懐かしく感じます

フランスのクリスマスも楽しめるのですが、コロナの猛威が第五波として到来し、規制強化が少しづつ始まっているタイミングなので、外出や外食など気が進みません。
そろそろ3回目のワクチン接種もしなければいけないタイミングです

Marché de noël à Saint Etienne クリスマスマーケット サンテティエンヌ


そんな状況ですが、たまたま通りかかったサンテティエンヌの市庁舎広場前で行われている毎年恒例のクリスマスマーケットを写真に収めたので紹介します

以前は家族で訪れたのですが、今年はどうしましょう?
2019年に訪れた記事です

毎年恒例の観覧車、これは現場で組み立てられます
また終わったら解体して撤去します
こういうのフランス多いです
しかし、乗車スペースは吹きさらしの壁がないイスだけ、遊園地にある「コーヒーカップ」のアトラクションが観覧している!と思ってくれれば想像しやすいと思います(^_^;




マーケットは食べ物や、子供のオモチャ、クリスマス用の雑貨やアメニティグッズなど色々売られています





ココで呑む「ホットワイン」は個人的には欠かせません!






我が町ロッシュラモリエールRoche-la-Molièreの市庁舎もクリスマスモードです!

そろそろ挨拶が「ボン バカンス」よい休日を!に変わってくるそんな時期です!
Bonnes vacances !


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2021-12-17

フランス 悪魔橋 Le pont du diable

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悪魔橋 Le pont du diable



サンテティエンヌからこんにちは
近所にある歴史遺産登録の「悪魔橋」Le pont du Diable に行ってきました。
普通観光では訪れない、小さなマイナーところなので、フランス旅行がしづらい昨今、サイトで雰囲気をシェアします!




フランスに160以上あると言われている悪魔橋。
サンテティエンヌ 西部へ20㎞ほどの小さな集落Saint-Marcellin-en-Forezにその一つがあります。

歴史遺産(Monument historique)登録のロゴ



14世紀に建設、1921年に歴史遺産に指定、観光地化されていない「橋そのもの」が保存されています。地元の人にとっての癒やしの散歩スポットです。
実際に渡ることも出来ます。




石積みだけで建設する技術は当時はレベルが高く、悪魔の名前の由来は諸説あります。悪魔の手助けを得て建設された、または悪魔と協定を結んで、橋の完成後に初めて渡る人の魂を貰うなど諸説が語られています。



「悪魔橋」と言う名前の橋は欧州各国にあります。
観光地にある有名な物もありますが、今回紹介する橋はちっちゃいバージョンです!

▶︎ドローンで撮影編集してみました。2分程の映像です。せせらぎの音と臨場感が伝われば嬉しいです。

「フランスで最も美しい村」に認定されている「Olargues」を紹介した記事の中で、別の悪魔橋を紹介しています。こちらも参考にしてみて下さい。少し規模の大きい橋です。


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